ブラームス/ヴァイオリン協奏曲
ブラームス/ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77@ギドン・クレーメル&レナード・バーンスタイン/ヴィーン・フィル(DG:F00G 27056)
クレーメルが,マックス・レーガーの前奏曲ニ短調作品117の6を第1楽章のカデンツァに持ってきたことで話題になった録音.柴田南雄に拠れば,クレーメルの奏法はレオポルド・アウアーに連なるロシア流のそれではなく,祖父から伝えられたドイツ風の奏法だろう,と言う.弾きたいように弾きまくってブラームスのツボを外さないのは,その故か.バーンスタインがまた,ヴィーン・フィルともども丁寧にクレーメルに付き合って,それでもバーンスタインらしいスケールの大きな音楽を仕立て上げているところはさすが(^o^)/
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