東京都知事の語る公共図書館像
この話,数日前からポツポツと聞こえてきてましたが,石原慎太郎における不見識,あるいは反知性主義は今更指摘するまでも無く皆が周知のこと.そして,既に何度かこのblogに書いているように,反知性主義が明らかである人物を東京都知事として東京都民が投票で選出している限りは,東京都下の公共図書館が崩壊することを,多数の東京都民がお望みであるとしか僕には思えませんので,この話にこれ以上言葉を費やすことが必要とも思えませんが何か.
« チャイコフスキー/絃楽セレナーデ | トップページ | ブラームス/交響曲第4番 »
「図書館系」カテゴリの記事
- 小手調べ(2009.03.15)
- 「土佐派」の裏切り(^^;)(2009.03.07)
- 同床異夢(2009.03.02)
- 官尊民卑に弄ばれる「図書館の自由」(2009.02.15)
- レファレンス再考:インフォメーションとインテリジェンス(2009.02.14)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
ども。
ただ...ものはとらえようで、都知事は「図書館を知らない一般人の代表として感想を述べている」と捉える事もできるように思っているんです。
あぁ、内情を知らない人からみれば、そう見えるのだろう...と。図書館業界の歴史の中で、きっと世間に対して図書館の仕事がなんたるかを、示してこなかったツケ...みたいなものが、都知事の口をついて語らしめた...のではないかと。
都知事の側近をそそのかして、ニューヨーク公共図書館やシンガポール、上海の図書館を巡り歩かせたい...っていう、都立図書館長や区立図書館長は...皆無なんだろうなぁ。
投稿: maru3 | 2006/10/31 22:38