ショスタコーヴィチ/交響曲第8番
ショスタコーヴィチ/交響曲第8番ハ短調作品65@ネーメ・ヤルヴィ/スコティッシュ・ナショナル管絃楽団(シャンドス:CHAN8757)
先日,朝のNHK総合「おはよう日本」にウラディミール・アシュケナージが出て来てショスタコーヴィチの交響曲第10番について語っていた.アシュケナージは10番を「傑作」と述べていたけど僕には,10番はこの8番の焼き直しに聴こえる瞬間が時々ある.8番の音楽が持つ高い緊張度,真実味に比較すると,同じような構造やメロディ,リズムを駆使している10番は,実はそのパロディなんじゃないかと思うこともある.ショスタコーヴィチの作品群はいろいろと謎の多い音楽ばかりなので,ついつい深読みしてしまいたくなるのだが,ホントのところはどうなんだろうな.
ヤルヴィの指揮はいつもながらの,ざっくり作品を大づかみにしてのち細かいところを仕上げていくやり方.
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