オネゲル/交響曲第5番
オネゲル/交響曲第5番「3つのレ」@ミシェル・プラッソン/トゥールーズ・キャピトル管絃楽団(EMI:7 64275 2)
交響曲第5番は1951年に初演された,アルテュール・オネゲル(1892-1955)最後の交響曲.3楽章ともDの音で終わることから「3つのレ」と通称される.全編これ非常にペシミスティックで孤独を感じさせる雰囲気に満ち満ちているが,晩年のオネゲルはとみに悲観的で厭世的になっていたらしく,著書『私は作曲家である』もまたこの作品に通底する世界観に彩られている.
プラッソンの指揮は,この作品の過不足無い再現.
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