6万冊突破
毎日新聞【寄贈:毎日新聞販売店所長の生田目正さん、矢祭町に本100冊 /福島】
記事に拠ると
国宮さんのコメントへのお返事にも書きましたが,この件は「戦後民主主義」と「戦後公共図書館運動」における壮大な実験場と化してきたような気がします.この寄贈で作られる公共図書館が成功することは,これまでの公共図書館運動の成功でもあり挫折でもあり,少なくとも戦後公共図書館運動が一貫してその下支えを自認してきた「戦後民主主義」においては素晴らしい成功と評価される可能性がある,ということです.
町への本の寄贈は続いており、8日午後3時現在で計6万6010冊になった。
「これまでの公共図書館運動の成功」ってのは皮肉でも何でもなくそう思うわけで,この企画に対し内容のきちんとした寄贈書が陸続と届けられているというのは,「公共図書館」の存在と活動の内容がそれなりに各地の住民に認知されているということの現れでしょう(^^;)? そして,それだけ各地の住民がその地域の公共図書館によって民主制の基本である「知」を享受してきた,と判断できるわけですから.
・・・・・・今日はもう眠いので,ここまでにします.
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