だめだこりゃ
そこここで話題になっている(^^;)「図書館雑誌」8月号ですが,「2006年度(第1回)理事会議事録」にて某理事による,こんな発言を見つけましたよ.
語るに落ちてますね.斯様な情報操作が,プロ公共図書館員による「図書館の自由」とやらの実態ですか? 自分に都合の良いもの/ことしか見ようとせずに,世の中に向かって吠えたところで,そこから何を生み出せるというのでしょう.この発言が当該理事会で問題にはならなかったのであれば,日本図書館協会の前途は入手した情報をきちんとした物差しで判断することなく無謀な戦争に突入した大日本帝国並みということが言えそうです.
「私は検討委員会の委員をしているが,指定管理の図書館を調べて,悪いところだけ報告した.」(p522)
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コメント
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いま見ました。こんなオモシロのとこ見落としてました(^-^;)
投稿: 書物奉行 | 2006/08/29 23:55
>>書物奉行さん
これですから,この業界で「知的自由」を求めることなど,砂浜で無くした指輪を探すよりも難しいことになっているんじゃないでしょうか.
投稿: G.C.W. | 2006/08/31 21:57