アイヴズ/コンコード・ソナタ
アイヴズ/ピアノ・ソナタ第2番「マサチューセッツ州コンコード,1840-1860」@ヘルベルト・ヘンク(ヴェルゴ:WER 60080-50)
アイヴズの作品の中でもシリアスで硬派なことでは最初に指を折られる傑作.やたらと「運命の動機」が叩かれる第1楽章から始まって,何とも形容の仕様の無い音楽が紡ぎ出される,一種異様なたたずまいの作品である.「わかんねー奴にはわかってもらわなくて結構」音楽ならそれでもいいかもしれない.
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コメント
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DGコミュのものぐさ管理人ですw
アイヴズ、なにげに思い出したら物色のペースですが、ディゾルヴ映像みたいな曲作りが激しく好きです(爆)
このソナタは不認知でした。ひとつ脳内にしまわせていただきますw
投稿: ☆そらりす | 2006/09/02 01:23
>>☆そらりす さん
はじめまして! すみません,お返事遅くなりました.
アイヴズは,交響曲第2番のような,あの巧まざるヒューモア感が割りと好きで,時々マイブームが来ます.この「コンコード・ソナタ」もシリアスなのに,実は途中から交響曲第4番が闖入してくる始末で(^^;).
よろしければ,是非一度お聴きくださいませ.
投稿: G.C.W. | 2006/09/04 21:25