ミャスコフスキー/チェロ・ソナタ第1番
ミャスコフスキー/チェロ・ソナタ第1番ニ長調作品12@トルルス・メルク&ジャン-イヴ・ティボーデ(ヴァージン:4 82067 2)
ニコライ・ミャスコフスキー(1881-1650)は20世紀に27曲も交響曲を書いた作曲家として知られているわけだが,実はこんな魅力的な室内楽も書いていたのね(^^;).1911年の作曲だというから,作曲者30歳のときの作品.ラフマニノフの爛熟とも,プロコフィエフの辛辣とも違う,清新なロマンティシズムの香りが横溢している佳作です.
チェリストは姓の綴りから北欧系のひとかな.ピアニストは,確か日本で開催された国際音楽コンクール(名前を忘れた)の最初の1位を獲得した奏者だったと記憶する.ふたりともこの録音では,ちょっと線が細そうだけど,爽やかな音楽に相応しい爽やかな演奏を繰り広げていますよ.
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