シューマン/ピアノ協奏曲
シューマン/ピアノ協奏曲イ短調作品54@マイラ・ヘス&ワルター・ゲール/管絃楽団(ナクソス:8.110604)
吉田秀和が「シューマンの音楽が野外にて大音量で聴こえてくるのは耐え難い」という意味のことを何処かに書いていたと記憶している.確かにその通りで,交響曲第2番や第3番を運転中にカーオーディオで聴いていると,何故かイラついてくることがあるので,あまりシューマンの音楽はクルマでは聴かないことにしている.このピアノ協奏曲も例外じゃなく.部屋のオーディオで聴いている分には何がどうと言う事も無いのだが.
大ピアニストであったマイラ・ヘス(1890-1965)によるこの録音は,スケールの大きな格調高い演奏.ワルター・ゲール(1903-1960)はすっかり忘れられている,ドイツからUKに亡命した指揮者.
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投稿: curling | 2006/09/07 16:38