ブルックナー/交響曲第5番
ブルックナー/交響曲第5番変ロ長調@ゲンナディ・ロジェストヴェンスキー/ソヴィエト文化省交響楽団(メロディア/BMG:BVCX-38009/10)
金管の音色がどう聴いてもブルックナーじゃない,オケのバランスがブルックナーじゃない・・・・・・,ブルックナーじゃない要素をたくさん抱えていることが明らかなのに,僕には何故かレーグナーの録音よりもブルックナーらしく聴こえる,不思議なブルックナー演奏(^^;).テンポが自然体なのと,緩徐楽章で威力を発揮する絃の澄んだ音色がなかなかいい.終楽章のコーダでは金管を倍に補強するという改訂版由来の手を用いて,お祭り騒ぎのような喧しさである.
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