マーラー/交響曲第7番
マーラー/交響曲第7番ホ短調@オットー・クレンペラー/ニュー・フィルハーモニア管絃楽団(EMI:7 64147 2)
第1楽章だけで27分.第2楽章が22分.全曲聴きとおすと100分超(!).壮大を通り越して,何と言うか,マーラーでさえない「異化」された何者かを聴かされた気分になる演奏である.クレンペラーは,プラハで1908年に行われたこの作品の初演を聴いているはずで,マーラー自身の指揮振りがこの録音のようなものだったとは到底思えない(^^;)だが,それでも敢えてこの超弩級な演奏を残した,その心の内はどんなものだったのだろう.
« 日常(2006年6月1日) | トップページ | 日常(2006年6月2日) »
「今日のBGM」カテゴリの記事
- 「わかりやすさ」とは(2010.07.06)
- 玲瓏な(2010.07.04)
- アマデウスの影(2010.06.30)
- 心を音に載せるテクニック・・・・・・(2010.06.29)
- インテルメッツォ(2010.06.26)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント