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ココログ


ほし2

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2006年6月の記事

2006/06/30

日常(2006年6月30日)

 今日で6月も終わり.1年の半分が終わってしまったよ(sigh).年々,日々の時間が短く感じられるようになっているな.「年年歳歳花相似,歳歳年年人不同」ということか.
 仕事.今日は大学説明会開催ということで,来客の誘導を1時間ばかり.おかげで日焼けする(^^;).夕方は会場の撤去など.その間は受入業務淡々と.

 読売新聞【 「リハビリ制限」撤廃求め、44万人分の署名提出】,毎日新聞【リハビリ期間:上限撤廃求め44万人署名提出 患者らの会】朝日新聞と産経新聞のウェブには,22時現在でこの話題が見つからなかったんだけど,産経はともかく朝日に無いのは,ジャーナリスト(^^;)としてどうなのかな?

 山陰中央新報【歴博が展示する模型を報道陣に公開】これは結構大胆な企画で,島根県が整備している古代出雲歴史博物館にて古代の出雲大社本殿の,異なる復元案(高さ十六丈のもの4基と八丈のもの1基)をそれぞれ五十分の一模型で並べて見せよう,という野心的な展示のための模型なんですね.その復元案の一端は先日出版された『出雲大社』(浅川滋男著/日本の美術No.476/至文堂/2006年1月初版)で著者の浅川滋男氏による復元案の考証が行われているので,ご参考までにご紹介しておきます.


日本の美術 No.476
国立博物館(東京 京都 奈良 九州)監修 / 国立博物館(東京 京都 奈良 九州)監修 / 国立博物館(東京 京都 奈良 九州)監修 / 国立博物館(東京 京都 奈良 九州)監修 / 文化財研究所(東京 奈良)監修 / 文化財研究所(東京 奈良)監修
至文堂 (2006.1)
通常2-3日以内に発送します。
 

ニールセン/交響曲第4番

ニールセン/交響曲第4番作品29「消しがたきもの」@ラウニー・グレンダール/デンマーク国立放送交響楽団(ダットン:CDCLP4001)

 この蒸し暑いのに,こってりした音楽はパス(^^;).緯度の高いところの音楽を聴く.
 グレンダール(1886-1960)はデンマークの作曲家・指揮者.1951年8月の録音.同じ録音を復刻したLP(EMI:EM29 0444 3)も手元にあるが,ニールセン普及の黎明期を飾る好演である.

2006/06/29

ニールセン/交響曲第2番

ニールセン/交響曲第2番作品16“4つの気質”@モートン・グールド/シカゴ交響楽団(BMG:74321 29255 2)

 モートン・グールド(1913-1996)はUSAの作曲家,ピアニスト,指揮者.と書くと誰かを連想しませんか(^^;)? 作曲家としては〈アメリカの挨拶〉のようなセミ・クラシック調の作品で成功し,ピアニスト・指揮者としては硬派から軟派まで幅広いレパートリーを演奏した才人だし.
 このニールセンは,カップリングが同じくニールセンのクラリネット協奏曲作品57(ソロはベニー・グッドマン)で,LPでも日本盤が出ていた.筋肉モリモリで力強い,いわゆるマッチョな感じのする力演である.

日常(2006年6月29日)

 仕事.受入業務淡々と.途中,明日の行事のための準備に駆り出される.

 河北新報【姿、足跡 いないはずのクマ出没 福島・阿武隈山地】里白石,と言えば水郡線の駅があるところなんですが,そこまでクマが下りて来ているんでしょうか.うーむ.

 毎日新聞【環境省:捨てイヌ・ネコ、今後10年間で半減】僕は「吾れ斯の人の徒と与にするに非ずして,誰と与にかせん」(『論語』微子編)という言葉に共感する気質なので,ペットを飼う方の気持ちはあまりよくわかりません.取り敢えずは,飼い始めたら何とか最後まで責務を全うできるように環境の整備をしてください,と願うしかありません.

2006/06/28

日常(2006年6月28日)

 仕事.受入業務を黙々黙々.
 いろいろコメントいただいており恐縮です.ちと仕事が忙しいので,週末にお返事いたしますねm(_)m

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ルーセル/交響曲第3番

ルーセル/交響曲第3番ト短調作品42@アンドレ・クリュイタンス/パリ音楽院管絃楽団(EMI:CC33-3737)

 アルベール・ルーセル(1869-1937)は印象派風の音楽から出発し,やがてくっきりした輪郭とリズムを持つ独自の新古典主義的な作風を樹立した作曲家.最近は人気が無いのか,得意とする指揮者がいないのか,このスパイシーな交響曲第3番も話題に上ることが少ないように,僕には感じられるけど,実際のところはどうなんだろうか.辛口な,独特のオーケストレーションをクリュイタンスが上手に再現している演奏である.

2006/06/27

アルカン/ピアノ独奏のための協奏曲

アルカン/ピアノ独奏のための協奏曲作品39の8,9,10@ジョン・オグドン(スタインウェイ:456 913-2)

 「12の練習曲集」作品39の8番,9番,10番が「ピアノ独奏のための協奏曲」の第1,第2,第3楽章になっているという,凝った構成のもの.通して演奏すると50分近い大曲で技巧的にも大変な難曲との由.何しろ第1楽章(Allegro assai)だけで25分を超えるが,うるさい(^^;).やたらと叩きつけるようなモチーフが頻出するかと思うと,フッと静かな部分が不意に奏でられるあたり,表現主義の先取りのようなところもある.
 オグドンの演奏は,文字通り目の覚めるような力演.

日常(2006年6月27日)

 仕事.受入業務と相互利用の事務処理.

 中日新聞【汗の結晶「カクメロ」盗難 愛知・渥美農高の温室から】罰当たり奴が(-_-;).今年もサクランボ盗が多発しているというし,ましてや公共図書館の蔵書においておや(sigh).折りしも川崎市立図書館の蔵書紛失について,過日の東京新聞の記事のように,公共図書館の管理責任を追及するのも当然の成り行きだとしても,何か釈然としないものを図書館員の端くれとして考えたくなるのですが(sigh).

 東京新聞【足利市長『残念の一言』 医療薬科大計画窮地に】最近,たまに「競馬場跡 足利市」で当blogをひっかける方がいらしゃったのは,この記事に関連してのことでしたかい(^^;)? 今後は子供の数が減り,大学も淘汰されていくというのに,これから大学を新設しようというのは難しいんじゃないですか? 足利を含む両毛地区(両毛線沿線)は高崎・前橋を除くとそれほど著名な大学がある地域でもなく,学生募集に皮算用はあったのかもしれませんけど,客観的にはどうでしょうか.

 東京新聞【「ソースかつ丼」地域ブランド取得目指す 駒ケ根の飲食業者】ソースかつ丼は会津若松ですよ,南東北在住者としては(^^;).

2006/06/26

日常(2006年6月26日)

 仕事.午前中は演習と稟議書作成など.午後は相互利用の事務処理.帰り際に別部署の女性陣につかまり,愚痴のこぼしあい(^^;).「G.C.W.さんって,まだ40歳だったんですか」失敬な(^^;).「まだ」とは.

 報知新聞【「江戸検定」って何?世は空前「検定ブーム」…News X「“日本人総オタク化”現象」って分析には笑った(^^;).このノリで「司書検定」・・・・・・って,駄洒落にもならんかな(-_-;).個人的には「司書のグレード制」には賛成いたしかねるところがありますが,少しでも「図書館」を身近な存在にするための「図書館検定」ってのはアリなんじゃないかと思います.

 スポーツニッポン【サッカー 緊急連載「日本再生―06年W杯 検証と提言」】メモ.「ブラジル生まれのジーコ監督にとっては体に染みついていて当然のもの。練習して身につけるという発想はなかった。」今更指摘されても後の祭りだけど,この指摘は僕にとっても案外重い指摘だな.

ブルックナー/交響曲第5番

ブルックナー/交響曲第5番変ロ長調@ゲンナディ・ロジェストヴェンスキー/ソヴィエト文化省交響楽団(メロディア/BMG:BVCX-38009/10)

 金管の音色がどう聴いてもブルックナーじゃない,オケのバランスがブルックナーじゃない・・・・・・,ブルックナーじゃない要素をたくさん抱えていることが明らかなのに,僕には何故かレーグナーの録音よりもブルックナーらしく聴こえる,不思議なブルックナー演奏(^^;).テンポが自然体なのと,緩徐楽章で威力を発揮する絃の澄んだ音色がなかなかいい.終楽章のコーダでは金管を倍に補強するという改訂版由来の手を用いて,お祭り騒ぎのような喧しさである.

2006/06/25

日常(2006年6月25日)

 休日.あちこちへ買出し.すだれを買ったら,そのままじゃクルマに入らない(*_*).2列目の席を畳んで,ようやくすだれ2つを積み込んで帰宅.
 寝坊したので,予定していた展覧会には行かず.帰宅後は演習用のプリント作成などして過ごす.

 東京新聞【【名古屋市】 名古屋城本丸御殿を復元へ こけら募金スタート】おお(^^;).以前登った名古屋城本丸は,本丸御殿跡の広大な敷地に礎石が残っていたのが,ちょっと痛ましかったけど,15年かけて復元ですか.その意気や良し.

 東京新聞【『チリ~ン』 音で涼 風鈴電車 出発進行 上毛電鉄】これもいいですね(^o^)/.風鈴の音に,日々のわずらわしいことを忘れて聞き入ってしまいそう.バスでやらんかな>>某社?

シューマン/交響曲第2番

シューマン/交響曲第2番ハ長調作品61@ラファエル・クーベリック/ベルリン・フィル(DG:437 395-2)

 クーベリックのシューマンは,バイエルン放送響との録音(ソニー)の方が,よく聴かれているのかな? 僕はこの録音が,CDで最初に買ったシューマン(交響曲全集2枚組)だったんだけど(LP時代はシューマンの録音を購入してない),この第2番,実はさっぱりわからなかった(^^;).ポール・パレー/デトロイトの名盤(マーキュリー)を聴いて,初めてシューマンの交響曲第2番が見えてきて,それ以来他の録音でも何となくシューマンの2番「らしさ」がわかってきたところ.
 この録音は,アクセントが柔らか過ぎるような気がします.

2006/06/24

マーラー/交響曲第9番

マーラー/交響曲第9番ニ長調@クラウス・テンシュテット/ロンドン・フィルハーモニック(EMI:7 64481 2)

 テンシュテットの,表情付けの丁寧さが際立つ録音.テンシュテットは,対旋律や他の演奏では露わにならない声部を丹念に跡付け,時には敢えて浮き上がらせて主旋律にぶつけ,マーラーの音楽における「重層」を明らかにしていく.特に第1楽章は,この作品の録音中の白眉と評しうる,稀有の演奏だろう.

日常(2006年6月24日)

 昨日は疲れ果てて20時で就寝(-_-;).

 休日.定期通院の後,会津美里町へクルマを廻して伊佐須美神社の「あやめ祭り」へ.わざわざ通常と違うコースを使ってみたのに,うっかり1箇所交差点を間違えたら,何時ものコースの途中に出る(-_-;).詰まらん.
 あやめは今日あたりが見ごろとかで,なかなかキレイ(^o^)/.が,実は花より高田梅を手配しに行ったというのが正しく,JA会津みどりのテントで高田梅を一箱,実家宛に手配する.去年より値段がちょっと高い(^^;).あと,加工品をいくつか買い込み,ついでに「きんつば」という名の大判焼きを買って食べる.美味しい(^^;).
 帰路,例の如く迷ったり迂回路を走ったりして疲労困憊で帰宅.

 京都新聞【アライグマ大繁殖か 京北に100匹超? 作物食べ民家近く出没】勤務先で以前,ハクビシンが天井裏に住み着いたことがありましたが,こちらはアライグマですか.ヌートリアが増殖している話もありますし,外来種が何時の間にか在来種のような顔をして居座ってますね(*_*).

「図書館の商業化」に関する古い文章を再掲してみる

 以下にUPするのは,本家サイトにhtmlで論考をUPしていた頃,2001年3月6日にサイトにUPした文章です.一人称を直した以外は手を加えていません(^^;).

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2006/06/22

日常(2006年6月22日)

 仕事.受入業務を細々と.

 東京新聞【120年の歴史に幕 『日本煉瓦製造』解散へ】澁澤榮一所縁の工場でもあるし,何とか近代化遺産として後世に残す手立てを考えられないものかな? 煉瓦は近代日本における重要な素材であったにもかかわらず,旧・新橋駅関連の書籍を読む限り,それほど関係した物件が残って無いようでもあるし.

 毎日新聞【雲仙市議会:「野球拳」条例を可決 違反時は辞職勧告も「人格と倫理の向上に努め、品位を損なうような一切の行為を慎む」そもそも議員を選ぶときに誰もそんなところに意を払わないから,こんな恥ずかしい条例を定めなくちゃいけなくなる.この条例を恥じるべきは議員ではなく,こんな条例を作らなくちゃダメな議員を選んだ連中だよ(^^;).

 あれ,図問研MLの内容って外に出しちゃいけないんですよねえ>>図問研ML管理者の方? 以前,html時代の僕のサイトはその件であなた方に問題視されたし,この件について管理者に絡んでいた御仁もいましたよね.
 まあ,もっとも,当の絡んだ御仁からしてその後,とある本の中で図問研MLでの論争について,自分に都合のよい形で活字にしてますから,そんな内規はもはや「有名無実」ということでよろしいですか? その本の該当箇所を問題視するヒトも他に見当たらないようですし.
 正直,こんなことは,心底どうでもいいことなのですけど,「声の大きい奴」と「エライひと」そして「味方」に対するあんたらのダブルスタンダード振りには,いい加減うんざりしておりますので,敢えてここに書き留めておきますね.
 「誹謗」だなんてレッテル貼ってる場合じゃないぞ!

スカルコッタス/ヴァイオリン協奏曲

スカルコッタス/ヴァイオリン協奏曲@ゲオルギオウス・デメルツィス&ニコス・クリストドーロー/マルメ交響楽団(BIS:CD-904

 白昼夢を見ているような,難解な作品(^^;)というのが第一印象で,その印象はいまもあまり変わらない.何しろ,作品を聴くのに手ごろな日本語解説も見つけられない_| ̄|○
 緊張感の持続する,内圧の高い音楽なので,このような作品を書き続けるのは当人が報われない限り,難しかろうと思うのだが,スカルコッタスは作曲で報われることがほとんどなく,結局は精神も肉体もボロボロになってしまったようなのが痛ましい(sigh).

2006/06/21

日常(2006年6月21日)

 仕事.引越しの打ち合わせと受入業務ぼちぼち.とにかく,他人を当てにせず段取りをきっちり付けておきたいので,脳が断線しそうなほどパニックになってますよ(sigh).こーゆうときは怪我するんだよな,と思っていたらカミさんが怪我した(^^;).軽い怪我のでご心配なくm(_)m
 そんなわけでちょっと忙しくしておりますので,しばらく大きな記事は書けないかも.

 産経新聞【松下電器、初のデジタル一眼レフ発売へ】絶対にデジタル一眼レフは買わない,と決めているものの,どこまで突っ張れるか.とにかく,この冬のボーナスでEOS7sを買わなければ(>_<).

 京都新聞【「ぶぶ漬け」、「たこ焼き」冷静に 桝本市長 首脳会合は京都で】論評を避けよう(^^;).

オルフ/カルミナ・ブラーナ

オルフ/カルミナ・ブラーナ(室内楽版)@セシリア・リディンヘル・アリン/クロウマタ・パーカッション・アンサンブルほか(BIS:CD-300734

 オルフ自身による,2台のピアノと打楽器と声楽のための版.これが結構,聴かせる(^^;).もちろん,大管絃楽と大合唱のマッスなド迫力は無いけど,それだけが「カルミナ・ブラーナ」の魅力じゃございません.軽妙洒脱な「カルミナ・ブラーナ」があったってよろしかろう,という感じ.

ココログ,ついに訴訟沙汰になるか?

ITmedia News:「ココログ」障害に募る不満 訴訟準備のユーザーも

 僕はあの会社が昔,エヌ・アイ・エフ(社名が時々変わっていたので,この社名もうろ覚えだけど)と名乗っていた頃からのお付き合いで,懇意にしていた後輩がお勤めしていたこともあり,ご贔屓にしていたんだけど.
 その後輩もちょっと前に退社しちゃったし,斯くも有料ユーザーに対する態度が悪くちゃ,本気で乗り換えを検討しなくちゃいけませんかね(^^;).

2006/06/20

日常(2006年6月20日)

 仕事.ようやく工事の設計にゴーサインが出たようで,関係部署と細かいことの打ち合わせが始まる.ここまで来るのにこれだけ疲れるとは思いもよらなかったっす(-_-;).

 本日,初めて楽天イーグルスTVなるものを見る.なるほどねえ(^^;).これじゃ地上波を見るひとが減るわけだ.個人的には,社長の椅子が県のお偉方の「一丁上がり」のポストになっているような地方テレビ局のヨイショ垂れ流し番組など見たくも無いので,キー局がネットで見れれば地方局が潰れてしまっても痛痒を感じないのだが,そんな姿勢ではダメなんだろうね(^^;),図書館員としては.地方発の情報が云々とか言わないといけないんでしょうけど.
 詰まらないものはつまらないんだよっ,と(^^;).

2006/06/19

日常(2006年6月19日)

 仕事.午前中は演習,質問に対する回答解説.ほとんどアドリブ(^^;).午後は運営委員会2時間.何も決まらず,ただ時間が立て板に水と流れるのみ.途方も無い徒労感_| ̄|○

 読売新聞【156億円!クリムトの傑作、史上最高額で売却】売却されたのはこの絵ですね.クリムト好きな僕から見ても,まあ確かに他に比類なき作品ですが,156億というのはどういうものなんだか,ちょっとわかりかねます(^^;).

 ・・・・・・・・・にしても,今日の昼間のアクセス数は何かの間違いじゃなかろうか? 15時~16時台のみで370超というのは(*_*)! 何が引っかかったのかしらん.

ブルックナー/交響曲第7番

ブルックナー/交響曲第7番ホ長調@ハンス・ロスバウト/南西ドイツ放送交響楽団(VOXBOX:CDX2 5518)

 柴田南雄が『私のレコード談話室』(朝日新聞社)で褒めていた録音.恐らく1950年代末の録音とみえ,いま聴くと(シューリヒト/ハーグ・フィルの録音同様に)オケと録音の薄さが気になることは気になるが,あまりタメを作らずにスイスイと流れるように音楽が進むブルックナーは,当時はさぞ斬新だったんだろう,と思わせるに充分な演奏である.

2006/06/18

日常(2006年6月18日)

 休日.さすがに医者でクスリをもらった効果か,今日は体調も復旧.ただし財布の中身はスッカラカンなのに,クルマのガソリンがemptyで止むを得ずスタンドで給油.「10リットルで」とか言えない自分が恨めしい(-_-;).
 長女の誕生日プレゼントなど調達.

 今日はココログ,21時過ぎからエンコしてるぞ(-_-;).これは予約投稿でUPしてみるけど,ちゃんと時間通り上がるかな?

マーラー/交響曲第7番

マーラー/交響曲第7番ホ短調@ダニエル・バレンボイム/シュターツカペレ・ベルリン(ワーナークラシックス:2564 62963-2

 良くも悪くも「こんなもん?」という感じ.バレンボイムは向いてるとも思えないブルックナーを2度も全曲録音しているのに,何故かより相性がいいと思えるマーラーには何故か冷淡で,ほとんど録音が無い中での7番.取り立ててダメなところも見当たらないが,この録音を一押しにする気にもなれない,という少々中途半端なものである.最初にマーラーの7番を聴くひとには過不足無く仕上がっているので,スタンダードとして推薦できるかもしれないが,クルト・マズーアの録音よりは凡庸じゃない,という程度.
 ・・・・・・・・・バレンボイムならもっと出来ると思うのは,僕の買いかぶり過ぎなのか?

ルビコンを渡るか,図問研

 「みんなの図書館」2006年7月号(No.351)は島根県斐川町で行われる図書館問題研究会第53回全国大会の特集.数年前には玉造温泉にてSF大会も開催されたし,出雲のあのあたりは時ならぬコンヴェンションブームであるか(^^;).

 さて「みんなの図書館」には例の如く「重要討議課題」が掲載されているわけだが,今号のそれを一読して驚いた(-o-)/.「貸出し」にはほとんど触れることなく,レファレンスサービスに紙面を大きく割き,課題解決型サービスの担い手としての公共図書館,というこれまで図問研が(組織としては)見向きもしなかった機能を前面に押し出して,指定管理者委託をはじめとする「市場化」に反対する「重要討議課題」なのである.

 ついに図問研は貸出至上主義の使徒日本図書館研究会読書調査研究グループの「お導き」と決別し,貸出至上主義とは一線を画する気になったのか.
 何しろ,


(前略)成人を対象とした課題解決型のサービスへの取り組みが全国で始まっている.地域社会の振興と図書館の存続をかけて,普段図書館を利用しない人々にも図書館をアピールしていく必要に迫られているからである.(「みんなの図書館」7月号p2-3,以下引用は特に断りの無い限り同誌から)
という,外側から見ればしごく当然でありながら,図問研では絶えて見られなかった現状認識が表明されているのである! 
 さらに現物貸借の送料負担に関する批判的な文脈での説明には,

リクエストが少ない,利用そのものが少ないと図書館員に判断された資料は,もともと図書館で備える必要のなかったものとして利用者を納得させやすく,その手数料を求めやすい.(4p)
とも書いている.図問研執行部に何か起こったんだろうか?

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2006/06/17

リヒャルト・シュトラウス/英雄の生涯

リヒャルト・シュトラウス/交響詩「英雄の生涯」作品40@ゲオルグ・ショルティ/ヴィーン・フィル(デッカ:440 618-2

 リヒャルト・シュトラウスはそれほど好きな作曲家じゃないけど,「ツァラトゥストラはかく語りき」とこの「英雄の生涯」は古馴染みのためか,僕にとっては特別な存在のひとつ(^^;).ショルティのリヒャルト・シュトラウス演奏は,このCDに併録されている「ツァラ」がそうであるように下品なところが気になるが,この「英雄の生涯」はヴィーン・フィルとの録音であるためか,それほど下品でもなく,充分なタメを作った好ましい演奏を繰り広げている.

日常(2006年6月17日)

 休日.洗濯したあと外出し,風邪で医者にかかる.咳と鼻水がダメダメ(-_-;).午後は我が愛車のサービスキャンペーンとやらでディーラーへ出向いて無料修理.直接運転周りのことではないけど,やれやれ,といった感じ.そのあとは本屋でちょっくら買い物して,食料調達.多少はゆっくりできたかも.

 東京新聞【『こういうチョコ待っていた』】・・・・・・・・・・・・(^^;).「99%」はいわゆる「チョコレート」じゃない,別のもののような気がする.

2006/06/16

日常(2006年6月16日)

 仕事.受入業務ぼちぼち.火曜日から空調を入れたら,昨日から風邪をひいた(-_-;).窓を開けておけばいいんだろうけど,湿気がヒドイのと蜂が館内に入ってくる(それも親指ほどもあるスズメバチ!)ので,窓を開けておくのはお客と本に危険(^^;).依って空調を入れざるを得ないのだが,体調には覿面ですね.
 某所経由で某大学の新図書館をサイトで見て,ウチの一同シュンとなる(sigh).

 今日はショックで不貞寝ですm(_)m

2006/06/15

マーラー/大地の歌

マーラー/交響曲〈大地の歌〉@フリッツ・ライナー/シカゴ交響楽団(BMG:60178-2-RG)

 1959年録音.いわゆる「地獄の釜の蓋を開けた」タイプの演奏だが,オケが非常に引き締まった,筋肉質な演奏なので重苦しくはならないところがライナーらしい.
 モーリン・フォレスターの存在感が素晴らしい!

日常(2006年6月15日)

 仕事.受入作業コツコツと.その合間に建物に入る耐震補強工事関係の打ち合わせや,図書館報の文章作成とか.文章は1行も書けない(-_-;).
 クルマの不備が見つかったとの連絡をもらったので,ディーラーに電話して日取りを決める.

 読売新聞【没後10年 丸山真男を語る (下)】から.


先日、いきつけの図書館の職員の方が、「眞男」の字が読めないと言う事件も体験したが(笑)。
なんともはや(-_-;).「いきつけの図書館」が公共か大学かは明らかにされていないが,どちらにせよとんでもない話だよな.それとも誰かさんだったら「このひとは児童書担当です!」とか何とか,ヒステリックに弁護されるんだろうか(^^;).児童書だろうがヤングアダルトだろうが,丸山眞男(1914-1996)も知らないで「図書館」に勤め続けられること自体が不思議だと思ってしまうのだが,最近のヒトはそうでも無いのかな.

 毎日新聞【カネボウ:営業譲渡の電子公告に株主500人怒り 「入院、HP見られず」図問研のような貸出至上主義者は金儲け(!)につながるのは嫌がるだろうけど,こーゆう事例にこそ公共図書館のインターネット端末と図書館司書の出番があるんじゃないんでしょうか.特にこれからは.

2006/06/14

日常(2006年6月14日)

 仕事.新規購入書籍の受入作業の傍ら,図書館報の編集作業.編集,と言っても全4ページのうち,3ページは僕が書くのだが(-_-;).「発言席」みたいな2ページ目を除いて,取り敢えず書き上げる.書き上げた箇所を読んだある部下曰く「後ろ向きですね」(^^;).うーん,いまの僕に前向きな文章を書けとおっしゃられるので?

 シンドラーエレベータの事件でも,昨日の都電荒川線の事故でも,「情報の共有」が出来ていなかった点が問題視されているようですが,日頃からコミュニケーションの成立していない空間で「情報の共有」などと言っても,それは無理と言うものです.あの秋田県藤里町でも,旧住民と新住民の間にはコミュニケーションが成立しておらず,旧住民中心の子供の安全のための見回り活動に対して新住民は協力しようともしなかったとか.
 共通の「知識」や「意識」が基礎に無いところで,情報だけ流してもそれはいたづらに字面が飛び交うだけで「情報の共有」には成り得ないのですが,それをどこまで「情報の共有」の欠如を問題視している連中が認識しているか.

ショスタコーヴィチ/交響曲第13番

ショスタコーヴィチ/交響曲第13番作品113「バビー・ヤール」@キリル・コンドラシン/バイエルン放送交響楽団(タワーレコード:PROA-30)

 フィリップス原盤.コンドラシンの急逝後,2枚目にLPが発売されたライヴ録音だったような記憶がある.確か1度,宇都宮市立図書館あたりから借りて聴いたはずだが,さすがに13番は高校生の手には余り,全く覚えが無い.
 全編これ皮肉と諧謔で出来ているかの如き交響曲.しかも重い,難しい音楽をコンドラシンが正攻法で堂々と押し出している,そんな感じである.ここでは,絶望がのたうちまわっているかのようだ.

誰のために

日本海新聞【話題を追う 指定管理者 思わぬ弊害
毎日新聞【スポーツ21世紀:新しい波/201 指定管理者制度/7 試行錯誤の行政

 ピンハネと言うなら,これでしょう>>池沢昇さん潮目を変えようとするご努力には敬意を表しますが,指定管理者制度を撃退したところで,3年一回りの公務員の人事制度に目をつぶっている以上,あなた方のやっていることは公共図書館を「無愛想だった職員」の時代に返すだけに終わってしまうことを,何処までわかってやっているのか,いささか不安に思ってます.

 いったい,誰のために活動してらっしゃるんですか?

2006/06/13

黛敏郎/涅槃交響曲

黛敏郎@涅槃交響曲/岩城宏之/NHK交響楽団(キング:KICC3023

読売新聞【指揮者・岩城宏之氏が死去】【何度も病魔克服、岩城宏之さんの“棒ふり人生”に幕
毎日新聞【訃報:岩城宏之さん73歳=指揮者
産経新聞【指揮者の岩城宏之氏が死去 海外でも高い評価

 岩城宏之が大嫌いであった.それ以上の評価は訃報に譲る.

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日常(2006年6月13日)

 仕事.細かいことを書く気が起きないくらい,いろいろあって疲れた(-_-;).こんな調子で,今後もちゃんと仕事が出来るのかしら.まあ確かに,どんな環境でもベストの力を出すのがプロフェッショナルというものなんでしょうが,「環境」がヘソで茶を沸かしちゃいますよ,こんなんじゃ.
 僕は昔,ある友達に「G.C.W.くんは宮仕え似合わないけど,宮仕えでもやってないと何処へ飛んでっちゃうかわからないヒトだよ(^^;)」と言われたこともあり,出来る限りは宮仕え続けようとは思ってますけどねえ(sigh).

 「何のために図書館で仕事してるの?」それが僕の「仕事」だから(^^;).それ以上でもそれ以下でも無いんですよ,ホントに.

2006/06/12

ブラームス/交響曲第2番

ブラームス/交響曲第2番ニ長調作品73@ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(BMG:B18D-30071/30072)

 ブラームスの2番はこうありたい,と言う感じ(^^;).音楽に語らせるのではなく,旋律を流麗に歌わせているところが,この演奏の成功している理由か.

日常(2006年6月12日)

 仕事.受入業務をコツコツと.朝一番で回ってきた文書に,メモをつけて上司に回してみる.別の文書は,宣伝なので周囲に配布する(^^;).喜ばれたので,良し.
 演習は例の如く.

 今日は疲れているので早く寝ます.

2006/06/11

日常(2006年6月11日)

 休日.午前中は洗濯,掃除,衣替えの続きなど.カバンを取り替えてみる.午後は買い物あれこれ.何故か,とあるデパートで相次いで部下に出会う(^^;).あー恥ずかしかった(sigh).仕事向き,ではなく「素」の自分を見られるのには,多少なりともこちらの「シフト」を変えておかなくちゃいけないのですが,まるで想定していないところで会ってしまうと,自分が着ている私服まで気になってしまう(^^;).いや,特に自分が「スタイリスト」だとは思ってませんけどね.

 読売新聞【「悪魔の詩」翻訳者殺害、時効へ1か月…犯人像絞れず】当時は随分騒がれた事件でしたが,結局迷宮入りになってしまうのですか(-_-;).残念です.

ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番

ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番ト長調作品58@イェフィム・ブロンフマン&デイヴィッド・ジンマン/チューリヒ・トーンハレ管絃楽団(アルテ・ノヴァ:82876 64010 2

 ジンマンのベートーヴェンについては,アルテ・ノヴァへの交響曲録音における不快な記憶しか思い出せないので,このCDも購入を躊躇したのだけど,何しろ1枚590円だった(^^;).
 ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番は,クララ・ハスキル&マルケヴィチの録音以外に満足した覚えが無いので(ミケランジェリとジュリーニが第4番を録音する前に喧嘩別れしたのは何とも惜しかった),これもどうかと思っていたのだが.何しろ「あの」ジンマンだから.
 金管が時々やかましいのをのぞけば,まず問題の無い録音である.過度に響かせないピアノがよいし,何より,指揮者が交響曲で聴かせた作曲家への忠誠心の欠如が顔を覗かせず,オケが充実した響きを奏でている(交響曲ではマントヴァーニのような音を立てていたオケが,である).それが1枚1000円を切る値段で求められるのだから,推薦するのに何をためらう必要があるか.

ブラームス/交響曲第2番

ブラームス/交響曲第2番ニ長調作品73@ジェームズ・レヴァイン/シカゴ交響楽団(BMG:BVCC-38358/38359

 ブラームスの交響曲の録音は,我が家に何枚あってもよろしい(^^;).
 レヴァイン/シカゴ響のブラームス/交響曲全集は1975年7月23日に第1番が,1976年7月12日と13日に残りの3曲が一気に録音されたもの.若き日のレヴァインによる以って回ったところの無い,勢いよく流麗な演奏が,アナログ録音絶頂期のRCAによる鮮烈な録音で切り取られている.
 が,やっぱりこの2番は上手くいってない(-_-;).特に第1楽章.この楽章は難しいのか,誰も彼もが意識過剰なくらいあれこれやっているんだけど,みんなやればやるほどダメになるのが不思議.

2006/06/10

日常(2006年6月10日)

 今日は「時の記念日」時計屋さんのサイトにはいろいろ書いてありますね(セイコーシチズン)(^^;).「時の記念日」といえば小山田いくの誕生日,ってことで(^^;).いや,だからね(^^;).

 休日.午前中に定期通院.このところの取り組み,多少効果あり.昼飯をラーメン屋で食べて(これがいけない),街に出て買い物あれこれ.帰宅後はコメントへの返事考えたり,長女の誕生日のプレゼントを整理したり.

ブラームス/交響曲第3番

ブラームス/交響曲第3番ヘ長調作品90@クルト・ザンデルリンク/シュターツカペレ・ドレスデン(BMG:74321-17894-2

 ブラームスの交響曲全集3枚組1290円と言う,何とも言えぬお値段で売っていた録音.僕がこの録音を鳴らすのは何年ぶりだか.高校時代に,昨日取り上げた栃木県立図書館で借りたLPをダビングしたテープは散々聴いたよ(^^;).如何にも「ブラームス」という雰囲気の,派手なところの無い地味な演奏である.冬の日本海のような,灰色の訥弁の魅力とでも言おうか.訥々とした語り口がこの作品に相応しい.ホルンのトップはペーター・ダムだそうで,第3楽章のホルンも素晴らしい.
 実はカップリングの2番が,同じ語り口で失敗している(特にテンポが悪い)のが面白い(^^;).バルビローリもそうなんだけど,ブラームスを訥々と語らせる指揮者は,2番との相性が悪いようだに僕には思える.

ショスタコーヴィチ/交響曲第14番

ショスタコーヴィチ/交響曲第14番作品135@サイモン・ラトル/ベルリン・フィル(EMI:3 580077 2

 ベルリン・フィルがこの作品を録音したのは初めてでないかしら?
 ・・・・・・・・・にしても,遠い録音だな(-_-;).全体的にテンポが遅く,アクセントが柔らか過ぎて,ショスタコーヴィチ独特のエッジの効いたモダニズムが稀薄に聴こえる.歌手は,クヴァストホフはともかくソプラノがダメダメ(>_<).当人は表情付けのつもりなんだろうが,さっぱりハマらず不安定な歌唱にしか聴こえない.
 残念ながら,バルシャイ,コンドラシンやヤルヴィの録音には,一歩も二歩も及ばない.ラトルのショスタコーヴィチ演奏としても,4番の方が良かったよ.

図書館からビジネスチャンス

河北新報【図書館からビジネスチャンス 支援コーナー開設続々 仙台

 貸出至上主義者の神経を逆なでするような記事ですな(^^;).
 ときに河北新報と言えば,昨年の12月に【仙台市立図書館 指定管理者制導入を検討】なる記事で「赤字分は市費で補てんしており」などと書いて記者やデスクが公共図書館の法規にも経営にも概念にも無知であることをさらけ出し,図書館業界関係者の顰蹙を買った(^^;)ことで知られる新聞社です(参考【愚智提衡而立治之至也: 仙台市立図書館 指定管理者制導入を検討】).それが一転して(業界内で評価が分かれている業務に対してとは言え)好意的な記事を掲載したのは,記者やデスクが多少なりとも勉強した(^^;)ってことなんですかね.

2006/06/09

ロット/交響曲

ハンス・ロット/交響曲ホ長調@デニス・ラッセル・デイヴィス/ヴィーン放送交響楽団(cpo:999 854-2

 マーラーの不幸な友人,ハンス・ロット(1858-1884)が残した交響曲.オーケストレーションには後世の補作が入っていたと思う.毒気の抜けた(あるいは田園風景風)ワーグナー,という趣きの作品.楽章を追うごとに音楽の求心力が衰え(形式が何だかわからなくなる)無闇と音楽が長くなるという,作風はアルヴェーンに近い感じでもある.
 「リエンツィ」序曲と「タンホイザー」序曲,そして「マイスタージンガー」前奏曲をごちゃまぜにしたような第1楽章が,中では退屈しないかな.

狭くて蔵書パンク

岩手日報【狭くて蔵書パンク 市立一関図書館

 「民衆は生活の糧を得るのに教育を必要としない」(ギュスターヴ・フローベール『紋切型辞典』)というわけでもあるまいに.

 要するに,この国には公共図書館にお金をかけるだけの歴史的,思想的な積み重ねが徹底的に欠けているという,その実例.「貸出至上主義」を奉じる連中なら,これでも可なんだろうか.

利用者最低を更新

東京新聞【利用者最低を更新 宇都宮の県立図書館

 やれやれ(sigh).
 立地が悪い,と言われれば確かにその通り.古い繁華街の一角だけど,もともと宇都宮の繁華街はJR宇都宮駅から遠いわけだし.明保野町の宇都宮市立図書館と比べても立地は悪いな.建物も,そもそも丘の上みたいなところに建っているし,入り口前の長い階段が記事でも槍玉に上がっているが,館内もフロアからフロアへの移動に階段を使うところがあったはずで,発想の無い時代に建設されたとは言え,「バリアフリー」って何処の言葉,という感じではある.

 現状はもうにっちもさっちもいかないだろうから,移転新築が相応だろうと思うのだけど,潰れたシンガー日鋼跡地はイトーヨーカドーになってしまったし,競馬場跡地はちょっと遠いだろうし.もっとも,仙台市の果ての果てにある宮城県図書館のことを考えると遠くない,と強弁することも可能か(^^;).思い切って県立足利図書館に統合するのもひとつの手か<<違いますね(^^;).
 そう言えば確か,栃木県立美術館も老朽化が問題視されていた記憶があるのだが,こちらも未解決のはず.困ったものだ(-_-;).

 おや,いつからロッカーはコインロッカーになったんだろう(^^;)? 最後に行ったのは10年ほど前だけど,あの頃でもロッカーは受付で鍵を借りる方式だったのに.

 ただ記事中「二〇〇五年度一年間の個人貸出冊数は七万一千点。中心都市にある都道府県立図書館で比較すると、下から五番目と、かなり少ない」とあるが,必ずしもこれは単独で問題視することではなく,県内公共図書館への現物貸借などの数字も含めた貸出数の他県立図書館との比較が必要.『日本の図書館』を見れば数字が載っているだろうから,興味のある方は調べてみるといい.
 県立足利図書館は実質的に足利市立図書館であり,足利図書館との貸出数の比較は実質的な意味を成さない.

 以下余談.

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日常(2006年6月9日)

 仕事.朝からアルバイト料遅配の件でいろいろ.ようやく今年度の図書受入業務を始める.今年度は奇妙に,僕に余裕が無いので部下に原簿作成(下書き)をお願いしてあったのが,キレイに出来ている(^^;).やれありがたや.午後,リニューアル中の図書館ホームページの不良箇所修正など.

 今日の【産経抄】もともと「自殺」を「人身事故」と言い換えたり,マスメディアが自殺報道を控えるようになったのは,岡田有希子の自殺からこちら,「自殺」という言葉が連鎖反応を起こすことを恐れたマスメディアが自粛したのが始まりだったと記憶しているのだが.だから,今日の【産経抄】は我と我が身に矛先を向けているだけのことで,何の足しにもならない内容だと思うが如何.

2006/06/08

「上からの」図書館論・「下からの」図書館論

 【かげうらきょうのブログ: オープンラボ/オーバーフィッティング

 公共図書館業界のヒトがよく言う「現場と研究の乖離」ってヤツですが,僕はそもそもそれが当たり前だと思ってます.大体において研究で100やったものを,100すべてを現場に還元できるわけがないし,その必要も無いですよ.中にはこの乖離を日本の公共図書館業界特有の病理みたいに騒ぐ方もいますが,雑誌の受入もやったこと無いんでしょ(^^;).現場にいたくせに.

 それを現場上がりの戦後派業界人が何を勘違いしたのか,「研究者は現場が元気になるような研究をやるべきだ」などとこれまで言って来た訳です.要するに抽象的なな理念や高度な技術より,「運動」に貢献する内容のみ「学問」として認めよう,と言う態度できたわけですね.

 しかるに,こーゆうことをこれまで声高に表明し実行して来た連中が,結局は公共図書館に市場主義を招き入れる結果に終わり,研究はもとより現場もダメにしてきたのが,日本の戦後公共図書館業界というところでしょう.現場発の「下からの」図書館論はこれまでのところ,ある時期には成果を挙げたものの,その成果に自らが酔いしれているうちに失敗に終わってしまいました.その失敗の反省をすることなく,未だに新版『図書館の発見』を祭り上げているのでは,幾ら何でもこの業界は「手遅れ」と言われても仕方が無いですか(sigh).

 さて「上からの」図書館論は,これからどのような地平を目指し,導き出すのか,ある意味正念場に差しかかっていると言えます.「公共図書館」という概念自体が「不要不急の施設」として存亡の危機に陥っている公共図書館を,内側から建て直すには,ある種のアカデミックな裏付けは不可欠になってくると思うのです.その試みのひとつが「これからの図書館像-地域を支える情報拠点をめざして」だと捉えています.

 でもホントは,テクニカル・メカニカルなことよりも大切なことを「上からの」図書館論が説く必要があるんじゃないか,と僕は密かに考えているのですよ.現場発の,「下からの」図書館論が遂に説き得なかったことを.

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ベートーヴェン/交響曲第6番

ベートーヴェン/交響曲第6番ヘ長調「田園」@エーリヒ・クライバー/アムステルダム・コンセルトヘボウ管絃楽団(デッカ:417 637-2)

 「光彩陸離」とはこの指揮者のためにある言葉なんじゃないかと,エーリヒ・クライバーのベートーヴェンを聴くたびに思うのである.この録音も,快調なテンポでサクサク進む剛直な演奏だが,えもいえぬニュアンスが音楽の行間から立ち昇る.

日常(2006年6月8日)

 ココログスタッフがドジを踏んだおかげで,今日は朝の7時過ぎから10時ごろまで,このblogが閲覧できなかったようで,大変失礼をいたしましたm(_)m
 僕が謝る話じゃねーだろ>>@niftyさんよ(-_-;).

 仕事.時間をもらって,朝からレポートの採点.結局,一日それで潰れる(-_-;).途中,K部長から昨日提出した規定案について,オカミからダメ出しとの連絡があり,しょーがねーなと僕が規定案を作った際にコッソリ参考にした他所の規定を拾って届ける.
 明日からは受入をやるからね,と部下に約束する(-o-)/.

 読売新聞【「母校で教育実習」禁止、学生の評価甘いと…中教審】記事に曰く「報告書は「実習校は大学の付属校や同一都道府県内の学校が基本」と指摘」うーん,個人的な感触だけど「大学の付属校」にも問題があると思うぞ(^^;).大学から来る教育実習生を安易な労働力と勘違いしているヒトの存在も洩れ聞こえて来ますからね.それなら大学と関係の無い母校の方がまだマシかと思うのですが,そうでも無いのでしょうか.

2006/06/07

スメタナ/「我が祖国」

スメタナ/交響詩「我が祖国」@ロヴロ・フォン・マタチッチ/ザグレブ・フィル(クロアチア・レコード:2CD D K 5079422)

 悠揚迫らぬテンポと雰囲気で,勝手に広大な草原とか連想してしまう好演.オケは一流とは言いがたいが,このローカル感には却って抗し難い魅力があるのよ(^^;).

日常(2006年6月7日)

 仕事.福島で早朝,落雷があって勤務先のネットがつながらず.それでもつながる何箇所かを使って選書などしてみる.「レファレンスで足りない分野がありましたか?」「西洋史の本が少ないですね~,と言われました.」了解.結局,ネットが完全復旧したのは午後3時過ぎ.
 某部長が「図書管理規定どうなっていますか?」とやってきたので,実は一月前に原案を仕上げておいた規定案を渡したら,えびす顔でご帰還(^o^)/.

 あるところで「G.C.W.さんはどうして論文書かないんですか?」と尋ねられる(^^;).それはもちろん,目指すところは羌子牙ですから(^^;)安売りしないんですよ.現在の状況下で論文を書いても,受け入れられるとは思えませんで.
 ・・・・・・・・・と言うのは冗談にしても,何時の日か「日本図書館情報学会誌」に投稿できるレベルの原稿が書ければいいな,という望みは捨ててません.考えていることのレベルがそこまで到達してないので,もっと精進しないとダメですが.

児童書すべてそろえます

 朝日新聞【児童書すべてそろえます

 うわぁー(*_*)! 思い切ったことをしますね.特色の出し方としては,悪くない試みだと思います.出来れば今後この試みが継続されて,児童書見るなら大和市立図書館へ,という評価が内外で高まるといいですね.

 ところで,15年前に浦安市立図書館の「特定中小出版社の徹底収集」を批判した伊藤昭治氏をはじめとする図問研の方々は,当然このやり方は批判されるのですよね? 主題は違えども,ある分野を「それだから」と集中して購読するやり方ですから.予算の無い他の公共図書館が真似したら困るやり方ですよね.当時と同じように「みんなの図書館」誌上で盛大にバッシング! ですね(^^;).

記者の目:民営化が進む図書館

 毎日新聞【記者の目:民営化が進む図書館=賀川智子(静岡支局)

 新聞記者にしては(失礼),公共図書館のことをある程度までは踏まえた議論提起になってます.議論とはこのように提示するものだ,というお手本のような文章ですね.両論併記にはなっておらず「民営化」の負の側面が強調されているので,公共図書館業界のアンチ「指定管理者制度/業務委託」論者には心強い援軍に思えるかもしれません.
 
 それにしても,業界系のアンチ「指定管理者制度/業務委託」論者は,この記事を読んで,自分たちの議論が何故他者からソッポを向かれるのか,一度頭を冷やして考えた方がよろしいんじゃないでしょうか.比べるのも気の毒な【東京の図書館をもっとよくする会: 図書館委託はなぜ起きるのか】この典型的な業界人の文章が如何にひとりよがりであることか,業界関係者は今一度,立ち止まって考えた方がいいと思う.

 例えば上記の記事で


東京都江東区の男性(51)は4年前にカウンター業務が民間委託された図書館を利用する。無愛想だった職員の対応は若い女性の笑顔に変わったが、資料を問い合わせると奧の部屋に引っ込んだままになってしまう。
とありますが,以前の「無愛想だった職員の対応」の責任を,上記「図書館委託はなぜ起きるのか」を書いた池沢昇のような立場の人間が全く引き受けず,ましてや反省の姿勢も見せずに,公務員司書たちだけが役所の他部署やら民間業者やらの無理解と圧迫と搾取の犠牲者だと言う,実に虫のいい主張を繰り返すその姿勢に不快感と不信感を抱いているのは,僕だけじゃないと思いますよ.


 なお,いつもながら,この記事に対する,書物奉行さんのヨミには脱帽.

(最初の投稿を全面的に改稿してます)

2006/06/06

チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番

チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番変ロ短調作品23@クリフォード・カーゾン&ゲオルグ・ショルティ/ヴィーン・フィル(デッカ:UCCD-7135

 まずもって,冒頭の吹奏が無造作なのに驚かされる(^^;).吹きっぱなし,にしか聴こえない.さすが若き日のショルティ面目躍如というところ.このあとも金管はかなりアクセントをキツメに吹かせていて,それを1950年代デッカ特有のハイファイ録音が助長する(^^;).やかましい.
 テンポはともかく,オケのお化粧にはとんと無関心なサポートを向こうに回して,「孤高のピアニスト」カーゾンが懐深く,よく指揮者に合わせて豪胆な演奏を聴かせているのはさすが.ピアノにマイクを突っ込んだような録音がカーゾンの線の細さをカバーして,終楽章まで破綻を見せない.

日常(2006年6月6日)

 今日はダミアンが,などと書いても覚えているヒトがどれだけいるのかしら,などと思っていたらリメイクですってね>>「オーメン」.

 仕事.某所に出す申請書の文言作成と,耐震工事の図面を修正するのとで一日潰した(-_-;).お客少なすぎ! もう少し危機感を抱いてくれ>>部下各位.こりゃ,図書館について「風説の流布」が誰かによって行われているに違いないんだから,イメージ戦術を何か考えないとダメだぞ,これは.

 毎日新聞【列車内全面禁煙:来春からすべての特急に拡大 JR東日本】良き哉(^^;).昔々,禁煙車に乗ったのに喫煙していたバカに出くわしたこともあるので,全席禁煙化は大歓迎.喫煙者専用に1時間に1本くらい特別仕様の列車を走らせてもいいとは思うけど,これは喫煙料金を取らないと割が合わないか? 

2006/06/05

日常(2006年6月5日)

 仕事.他館から届いた複写物の手続き.依頼者に連絡するも不在か.演習はレポートの採点が終わらず,代わりに質問と回答の時間にするも,40分弱で5人分しか進まず(-_-;).困ったが,時間を潰すにはもってこいかも.午後は再構築中のホームページの手直し,これがなかなか進まない(sigh).夕方呼び出し,申請書類の原稿を書けと言われるが,締め切りは明日(-_-;).明日の午前中でケリをつけるか.

 読売新聞【「プロ中のプロとしてミス」村上氏、悔しさにじむ会見】この萩本欽一にそっくりに見えるケタタマシイおぢさんを弁護する気は全く無いが,このプロ中のプロとしてミスがあった」こーゆう台詞は一度でいいから吐いてみたいものだ.
 自分が犯す「プロなのにミス」というものがどんなものなのか,全く想像できないのだが(^^;).

ベートーヴェン/「熱情」

ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調作品57「熱情」@エリー・ナイ(コロッセウム:9025-12.2)

 1967年録音.ベートーヴェン弾きとしてアルトゥール・シュナーベルに継ぐ存在であったが第二次大戦後はナチ協力者として不遇だったエリー・ナイ(1882-1968)最晩年の演奏である.
 ピアニストとしての技巧は80歳過ぎのピアニストのそれとしてはまずますと言うところ.録音のせいもあるのか,ピアノが響かないし,トレモロなども音の粒が全然揃ってないのは素人が聴いてもわかる.第3楽章など意余って力足らずなところさえ聴こえる.ところが,ここで奏でられている音楽は,録音だの技巧だのを吹き飛ばしてしまうほどの圧倒的な表現力で,不思議なくらい聴く側に迫ってくる.「老いの執念」などと言う無かれ,ここに聴ける音楽の有様は「老い」どころか実に若々しく,ベートーヴェンが30代で「アパッショナータ」を書いたことを想起させるに充分なものなのだ.

 ・・・ちょっと誉め過ぎたかな(^^;).

2006/06/04

日常(2006年6月4日)

 休日.夏ズボンを買いに某紳士服屋に久し振りに行ったら売り場が半分になっていて,しかも大きなサイズは置いてない(-_-;).仕方が無いので某スーパーに行ってスラックスを2本調達.裾上げを頼んで,クルマを廻して県立美術館で開催中のカミーユ・クローデル展へ.部下のひとりがカミーユ・クローデルの大ファンで「行きたいけど時間が無いかも」と愚痴をこぼしていたものだから,気になってね(^^;).やっぱり,若い頃の作品が難しいことを考えてない,天真爛漫なところがありますね.ロダンとの愛憎云々のあたりになると,作品も何だか気難しく妖艶な感じに見えましたが,さて.

 読売新聞【名は「中京女子大」、でも「男子学生受け入れ」】,東京新聞【中京“女子”大 男子もOK 学長『学風を大切にしたい』】僕も勤務先が女子大なので,こーゆう話は他人事じゃありません(^^;).まあ,ウチはプレ・モダンが一見ポスト・モダンに見えるフリをしているようなところなので,気がつけば後方集団の先頭になっているじゃあないかと.要するに何も手を打たないってことですよ(-_-;).

ブゾーニ/ピアノ協奏曲

ブゾーニ/ピアノ協奏曲作品39@ジョン・オグドン&ダニエル・レヴェノー/ロイヤル・フィル(スタインウェイ:456 913-2)

 かの“Great Pianists of 20 Century”の1組から.原盤はEMIで,2枚組みLPも持っているもの.1968年ごろの「レコード芸術」に,この録音が発売された(国内盤にあらず)のを機とした,この作品の解説が掲載されていたっけ(^^;).
 とにかく長い.この録音では70分弱かかる.実演では,技巧だけじゃなくてスタミナが要求されること間違いなし.「鬼才」とも評されたオグドンは,この長大でいささか集中力に欠ける協奏曲をたるむことなく弾き切っているだけでも凄いものである.

2006/06/03

マーラー/交響曲第1番

マーラー/交響曲第1番ニ長調@小澤征爾/ボストン交響楽団(DG:UCCG-9292)

 剣豪小説家・オーディオ評論家の故・五味康祐が小澤征爾を嫌いぬいていて,小澤のマーラーを「音楽の闇を知らないヤツが振るマーラーだ」と酷評していたのも今は昔.これは1977年の録音だが,この頃の小澤の録音は爽やかで清新の気に溢れていた.今聴いても古びてない,いい演奏である.
 つくづく,小澤やアバドは年の取り方が下手だったと思う(sigh).

 五味康祐の音楽エッセイに出て来る,五味が若い頃よくレコードを聴かせてもらいに訪ねた「S氏」は,新潮社の「天皇」と言われた編集者斉藤十一のこと.と言っても,そもそも若い読者は五味康祐(1921-1980)を知らないかな? 「徹子の部屋」に出たとき,BGMにJ.S.バッハの「マタイ受難曲」をリクエストしたほどのクラシックファンで,これも故人のオーディオ評論家・瀬川冬樹とは刎頚の友だったひと.柳生一族をテーマにした小説も,音楽評論も世間からは,ほぼ忘れ去られていると言っていい様子だが,『五味康祐音楽巡礼』(新潮文庫)を読める方は幸せである.

日常(2006年6月3日)

 休日.午前中は洗濯,掃除,衣替え.午後は仕事用の夏ズボンを買いに行くつもりが昼寝から起きたら18時半だった(-_-;).クリーニング屋と食料調達のみ方法這う這うの体で片付ける.

 東京新聞【熊谷市が駅周辺浄化作戦 防犯施設に図書館併設】パチンコ屋の新規出店を抑えるために,ライバル店が開いての出店予定地そばに歯医者を斡旋誘致する,という話は以前ワイドショーで見たことがあったけど,公共図書館を風俗営業の抑止力に利用するとは(^^;).清教徒の如き図書館原理主義者は嫌がるかもしれないけど,公共図書館の浸透には何がしかの効果が期待できるかもしれませんね.

2006/06/02

ショスタコーヴィチ/交響曲第14番

ショスタコーヴィチ/交響曲第14番作品135@ゲンナディ・ロジェストヴェンスキー@ソヴィエト連邦文化省管絃楽団(オイロディスク:258 492-218)

 コンドラシンまで亡命してしまったのに慌てたソ連が,ロジェストヴェンスキー用に創設した,腕っこきの若手を登用したらしいと伝わってきていたオケと,才気煥発で攻め上手の指揮者ロジェストヴェンスキーが組んだ録音.高音のエコーに癖があるのが気になる録音で,ロジェストヴェンスキーのエッジの効いた指揮振りが強調される.ハッとするような瞬間が無いわけじゃないんだけど,それにしてもオケはともかく,ソリストは二人とも下手だ(-_-;).

日常(2006年6月2日)

 仕事.昨日書き損ねた,先日の出張の復命書作成で午前中から午後イチまで潰れる(-_-;).メモをまとめたら用紙に収まり切らなくなり,止むを得ず(?)はみ出した部分をカット.メモはwordで打っておいたので,印刷して内部で回覧(^^;).
 遅まきながら,管理職らしい振る舞いを心がけるよう,密かに腹を決める.まずは現業を減らすところから.ここまで10年ばかり,部下の先頭を切って働く管理職を務めるよう努力してきたが「そうじゃなくって」とある方から諭されてしまったのだよ(sigh).その話,大変に得るところがあったので部下には黙って方針を変えることにした.
 うまくいきますように.

 東京新聞【教科書特殊指定は廃止 9月1日付官報で告示】こりゃ,まあ要するに過去,文部科学省から勧告を受けるほど激しい売込みをやってきたFSGと「新しい歴史教科書をつくる会」を利するだけで,他には誰も幸せにならない話だね.

2006/06/01

マーラー/交響曲第7番

マーラー/交響曲第7番ホ短調@オットー・クレンペラー/ニュー・フィルハーモニア管絃楽団(EMI:7 64147 2)

 第1楽章だけで27分.第2楽章が22分.全曲聴きとおすと100分超(!).壮大を通り越して,何と言うか,マーラーでさえない「異化」された何者かを聴かされた気分になる演奏である.クレンペラーは,プラハで1908年に行われたこの作品の初演を聴いているはずで,マーラー自身の指揮振りがこの録音のようなものだったとは到底思えない(^^;)だが,それでも敢えてこの超弩級な演奏を残した,その心の内はどんなものだったのだろう.

日常(2006年6月1日)

 仕事.出勤したら机の上はメモの山(^^;).取り敢えず,メモを主題別に分類し(^^;),電話をあちこちにかけてみる.つながったり,つながらなかったり.もうひとつの山は依頼した文献複写が戻ってきたもの.あれやこれやを片付けるだけで1日終わってしまった.ふう(sigh).

 読売新聞【「能面の競売」にNO判決、最高裁が1・2審を破棄 】華族が破産し,盛んに売り立てが行われた大正時代のお話のようですね.

「貸出至上主義者」度チェックβ版

 doraさんが探しておられたので,取り敢えずβ版作ってみました.ノリは,昔々テレビ朝日系〈ニュースステーション〉でやっていた「○○度チェック」みたいな感じ.○か×かでお答えください.

【「貸出至上主義者」度チェック】β版 2006年6月1日公開
1) 日本図書館研究会または図書館問題研究会の会員である.
2) 地の文で単に「図書館」と書いてあれば「公立図書館」のことである.
3) 「公共図書館」と呼ぶな,「公立図書館」と呼ぶべき.
4) 公立図書館で最も大切な業務は「貸出し」である.
5) 「貸出」ではない,「貸出し」である.
6) 公立図書館で最も大切な場所は「貸出しカウンター」である.
7) 公立図書館以外の図書館は本当の「図書館」ではない,別のカテゴリーのものだ.
8) 『市民の図書館』『図書館の発見』初版,『図書館の発見』新版は公立図書館員にとってのバイブルである.
9) 読まれない本は,本では無い.
10) 利用者からのリクエストが無い本は,公立図書館で買ってはいけない.
11) 公立図書館の蔵書を選ぶのは図書館員であり,利用者は蔵書構成に関する決裁に容喙してはいけない.
12) 前川恒雄,伊藤昭治,山本昭和,馬場俊明を批判する輩は公立図書館に勤める資格は無い.
13) 前川恒雄等を批判し,その教えに背く輩に対しては,どのような手段で攻撃しても許される.
14) 日本図書館研究会読書調査研究グループの研究は公立図書館の発展に大変有益である.
15) 公立図書館について発言できるのは,公立図書館に勤務する者だけである.
16) 薬袋秀樹,根本彰,糸賀雅児の言説は公立図書館の発展にとって有害無益である.
17) 津野海太郎,松本功の言説も公立図書館の発展にとっては有害無益である.
18) 公立図書館に勤務する図書館員はすべて公務員でなければならない.
19) 図書館情報大学で行われていた図書館員教育は間違っていた.
20) 「貸出し」あってのレファレンスサービスだ.
21) レファレンスサービスはエリートのためのサービスだ.
22) 「○○支援」は公立図書館で行うサービスではない.
23) 医療・法律の分野のサービスは,たとえ利用者から要求があっても行ってはならない.
24) 公立図書館の蔵書に「知識」と「教養」は,必ずしも必要不可欠なものとは限らない.
25) そもそも「貸出至上主義」などこの世には存在しない.

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