ドヴォルジャーク/交響曲第3番
ドヴォルジャーク/交響曲第3番変ホ長調作品13(B.34)@ヴラディーミル・ヴァーレク/プラハ放送交響楽団(スプラフォン:SU 3802-2)
第1番や第2番は冗長で無駄に長い(^^;)ドヴォルジャークの交響曲も,この第3番あたりではようやく魅力的な旋律を魅力的に提示する術を心得たのか,作品の構成と内容のバランスが程よく充実してくる.この作品はドヴォルジャークの交響曲では唯一の3楽章構成をとり,優美な旋律にあふれる第1楽章,しんねりむっつりした第2楽章,優雅な舞踊のような第3楽章からなる.個人的にはちょっと劇性に欠けるかとも思うが,なかなか美しい音楽である.他の曲では元気印(^^;)のヴァーレクも,ここでは落ち着いた(しんみりさせるような)演奏を繰り広げている.
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