マーラー/交響曲第1番
マーラー/交響曲第1番ニ長調@レナード・バーンスタイン/アムステルダム・コンセルトヘボウ管絃楽団(DG:476 7125)
これも一昨日,レコード屋で出会い頭に8000円強で売っていたのを見かけてしまい,止むを得ず購入した11枚組.今日から1日1曲ご紹介してみようかと(^^;).
とにもかくにも,自在なテンポの伸縮には感嘆するばかり.その伸縮に無理が無く,まるで人間が呼吸しているかの如く自然に感じられるのは,バーンスタインの円熟だろう.それが爛熟というか,崩落寸前の熟れ切った色気(グスタフ・クリムトの「ユディト」みたいな)にならないのは,バーンスタインの味付けもさることながら,この作品の持つ若々しさとコンセルトヘボウの清冽な音色の賜物である.
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