マーラー/交響曲第9番
マーラー/交響曲第9番ニ長調@レナード・バーンスタイン/アムステルダム・コンセルトヘボウ管絃楽団(DG:476 7125)
DG版マーラー全集の第1作だった録音.第1番から聴いて来て,バーンスタインが「マーラー指揮者」だと言われた所以のエッセンスは,この第9番の演奏に凝縮されているのだな,と改めて感じた次第.とにかくテンションから何から,他の録音と全く違うのである.他の録音でも,それはそれなりに高いモチベーションを保った演奏だったけど,第9番はそれ以外の作品の演奏とは冠絶して高いテンションで演奏されているのが,はっきりわかる.こんな演奏を生で聴けたひとが羨ましい.
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