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ココログ


ほし2

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2006年5月の記事

2006/05/31

ドヴォルジャーク/交響曲第9番

ドヴォルジャーク/交響曲第9番ホ短調作品95(B178)@ヴィレム・メンゲルベルク/アムステルダム・コンセルトヘボウ管絃楽団(テルデック:8573-83025-2

 1941年4月の録音.例の如く第2主題ではテンポが遅くなるものの,全体としてはすこぶるモダーンな印象の演奏である.序奏部最後のティンパニも1回しか叩いてないし,過度にロマンティックになることなく思いのほかすっきりしている.終楽章のシンバルが若干(?)強めなのはご愛嬌か(^^;).
 メンゲルベルクに比べたらフリッチャイのステレオ録音(DG)の粘ること粘ること(^^;).また,エーリヒ・クライバーの録音(DG)は,これがホントの「表現主義」というところで,あざといくらいに対照を付けているのが時代を感じるわけだが,メンゲルベルクの演奏は,録音が古いだけで,今でもこんな表情付けで「新世界」振る指揮者がいるんじゃないの,と思わせるほど.

日常(2006年5月31日)

 幕張へ出張2日目(行き先はこちら講座).午前中は講義.午後は質疑応答.さすがに著作権の話,質疑応答で3時間かかる(^^;).とは言うものの,質問の半分くらいが(昨日はもっと酷かったけど)ピンボケで,僕としては「うーん(-_-;)」というところ.理解不足に怒りもせず,まあまあ淡々とお話を続ける講師の先生はさすが元官僚といったところ(^^;).さすがに2日続けて「文化庁が権利者を何とかして」という質問には「文化庁は神ではないので,もっと利用者の要望をまとめて届ける努力をしてください」(G.C.W.による大意まとめ)という返答が幾分の怒気含みで返って来たけど,それくらいでしたね,感情が幾分見えたのは.
 しかし,昨日今日と暑かった暑かった(-_-;).昨日も今日も,東京駅での便利を考えて総武線乗り換えで幕張まで行きましたが,駅からの道のりが暑いこと.北国から背広着ていった僕はバカみたいなもので,半袖で充分過ごせるお天気でした.
 ちなみに昨日は,帰路遊び心(^^;)発揮して京成線で上野まで出てみたけど,接続が上手くいかずに3度も乗り換える羽目になり,結局上野まで小一時間かかってしまいました.

 今日は早く寝ますm(_)m

2006/05/29

日常(2006年5月29日)

 仕事.朝一番からすったもんだ(-_-;).詳細は語る気にもならない.演習は新しい課題の配布.
 先週末に受け付けて処理できなかった相互利用の依頼.午後は再構築中の公式サイトにテキストを入力していたら不具合を生じてしまい,その修正など.

 明日・明後日は幕張まで出張する予定.

 産経新聞【国旗・国歌 サボタージュ横行】【「君が代」替え歌流布 ネット上「慰安婦」主題?】今日,一番気持ち悪かったネタ(^^;).この記事に掲載されなかった識者の言があるところに引用されていたのを読んだけど,最初に感じた気持ち悪さが増幅されただけ.
 右も左も,相も変わらずどっちもどっちというところだが,替え歌にまで目くじらを立てるようでは,産経的保守派も少々神経質に過ぎると言うもの.替え歌なんて,例えば「ラ・マルセイエーズ」にはそれこそ数限りなくあるんだから.ましてや「陰湿な形で展開する屈折した抵抗運動」などというコメントは,相手の英雄化に加担するだけですよ(-o-)/.
 何があっても大人(たいじん)の気概と言うものを,保守派は絶えず示さなくちゃダメです.

マーラー/交響曲第9番

マーラー/交響曲第9番ニ長調@レナード・バーンスタイン/アムステルダム・コンセルトヘボウ管絃楽団(DG:476 7125

 DG版マーラー全集の第1作だった録音.第1番から聴いて来て,バーンスタインが「マーラー指揮者」だと言われた所以のエッセンスは,この第9番の演奏に凝縮されているのだな,と改めて感じた次第.とにかくテンションから何から,他の録音と全く違うのである.他の録音でも,それはそれなりに高いモチベーションを保った演奏だったけど,第9番はそれ以外の作品の演奏とは冠絶して高いテンションで演奏されているのが,はっきりわかる.こんな演奏を生で聴けたひとが羨ましい.

2006/05/28

マーラー/交響曲第8番

マーラー/交響曲第8番変ホ長調@レナード・バーンスタイン/ヴィーン・フィル(DG:476 7125

 今日は暇だったので2曲目(^^;).
 この作品は第1部に比べて第2部がつまらないし,録音でも第2部は「音楽」が聴こえてこないようなものもあるためか,どうしても聴き方が第1部中心になってしまうのだが,バーンスタインのこの録音は録音が幾分古い(新全集のための第8番の録音は果たさずに他界したので,これはユニテルに録画した映像版全集の音を転用している)ためもあるのか,第2部の音楽もよく聴こえてくる.
 でもやっぱり第2部は長すぎる.内容の実態に比べて音楽が長すぎる.

マーラー/交響曲第7番

マーラー/交響曲第7番ホ短調@レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィル(DG:476 7125

 これも旧録音を覚えているけど,この新録音でも基本路線があまり変わってない(^^;).幾分「音楽の楽しさ」が後退して生真面目さが前に出てきているような気がしないでもないけど,本質的には「音楽する」楽しさが感じられる,いい演奏だと思う.
 フィナーレの最後の瞬間,笑えます(^^;).

親の所得で学力に差?

 読売新聞【親の所得で学力に差?「YES」が75%…読売調査

 「図書館サービスの有料化」を熱心に説いてらっしゃる方々は,このニュースを何と読みます(^^;).公共図書館の利用が無料であることは「機会の平等」を保障している,と何度か書いているところですが,こーゆう記事を読むとますます図書館法第17条が貴重なものに見えてきます.

 「有料化」論者が往々にして間違えるのは,公共図書館が保障する「平等」を「結果の平等」だと捉えているところでしょう.これは貸出至上主義者の誤りでもあり,戦後民主主義の負の遺産だともあります.何しろ「貸出」という,物理的なものの移動を基本とするサービスは結果がすべてですから,どちらがニワトリでどちらが卵かはともかく,「結果の平等」を平等として捉える戦後民主主義の考え方にはよく合致していたと考えられます.

 で,【愚智提衡而立治之至也: 公共図書館が保障するもの】で僕はすでに公共図書館は「機会の平等」を保障するところなんだよ,ということを既に述べているわけですが,それでも「有料化」を言い出す輩が後を絶たないのは,この国においては公共図書館が機能する大前提としての「近代市民社会」がついに成立しえず,間接民主制も「知る権利」も根付きえていない,ということを意味するんでしょうか? お上が公共図書館に関する政策をドラスティックに転換しない限りは,下からの公共図書館の機能改善など見果てぬ夢だと言うわけですか.

 僕は図問研日図研の政策を支持するひとに,お尋ねします.あなた方がこれまでやってきたプロパガンダやデマゴギーやレトリックは,結局何の役にも立っておらず,あなた方の貸出至上主義が専門職を軽視してきたツケが,公共図書館の委託,指定管理者制度や有料化の導入を推す声になって回ってきたんじゃないんですか,と.
 「公共図書館が誰にも無料で利用できることは,我々が民主制を維持するためには必然のコスト」であるとするなら,「貸出」よりも大切なサービスがあるんじゃないんですか?

日常(2006年5月28日)

 休日.朝から雨ですか(-_-;).寒いところを敢行した昨日の撮影旅行のせいか,何となく熱っぽいので食料調達以外部屋を出ず,ネットとか読書とか課題作成とかで過ごす.

 東京新聞【館林城に『三重櫓』 “天守閣”あった】高崎城や水戸城にだって三重櫓があったのに,って執念かしらん(^^;).格式からいけば,綱吉の頃の館林城に三重櫓があってもおかしくはないですね.

ジャワ島で大地震

 例の如く,図書館関係はなかなか記事化されませんが,後日情報を入手次第エントリーできれば.

 毎日新聞【地震:インドネシア・ジャワ島でM6.2、200人死亡 倒壊多数、空港閉鎖
 毎日新聞【インドネシア・ジャワ島中部地震:死者3000人超す なお下敷き、被害拡大も
 毎日新聞【ジャワ中部地震:世界遺産遺跡群への影響懸念
 毎日新聞【ジャワ中部地震:日本国内でも被災地支援の動きが本格化
 毎日新聞【ジャワ中部地震:浅い震源、耐震性低い建物多く被害拡大
 毎日新聞【Powerful earthquake rocks Indonesia's Java island, killing at least 2,500
 

2006/05/27

日常(2006年5月27日)

 休日.午前中は定期通院.プラスマイナスゼロみたいな感じ.昼食のあと,磐越西線のSLを撮影しに猪苗代までクルマを出す.天候いまひとつで,あまりよく撮れてないんじゃないか(-_-;).おまけに,某所で撮影しようと位置を決めてスタンバイしていたら,通過直前にフレームの中に入ってきたバカ親子(>_<)!! 慌ててこちらが立ち位置を変えたのに,それを見て笑ってやがった母親.「許せねえ!」<<B型の親分の口調で.SLが通過したあとでガキが「あの場所よかったね(^o^)」と抜かしやがるし,もう最低(sigh).

 東京新聞【小山中学校で火災 生徒2人が火遊び】恥ずかしい(sigh).我が母校,教師も生徒も質が落ちたもんだのう(-_-;).

マーラー/交響曲第6番

マーラー/交響曲第6番イ短調@レナード・バーンスタイン/ヴィーン・フィル(DG:476 7125

 これは掛け値なしに素晴らしい名演.ニューヨーク・フィルとの旧全集でも6番の録音は素晴らしかったのだが,こちらは旧録音を上回る圧倒的な力に溢れ,八方破れのスケール感を出しながら間然としたところが無い.ブーレーズとマゼールと,同じオケでの録音とは思えない(^^;).この録音を聴いてなおマーラーがダメ,バーンスタインがダメと言うのであれば,所詮その聴き手はマーラーにもバーンスタインにも無縁の徒輩であろう.
 お見事,である.

2006/05/26

日常(2006年5月26日)

 仕事.午前中は閑散としていたのでネットで図書館関係の記事探し.主に時事ネタだが,演習や勤務先で最新情報を紹介したりするのも,僕のお役目の内である(^^;).お昼過ぎから猛烈に忙しくなる.お客と業者がひっきりなしにわさわさ来る.XOOPSで構築する,新しいサイトの操作について講習会.実際に更新をするのは僕の仕事だけど,何もかも僕がやっていたのでは部下が育たないので,みんなに講習会を聞いてもらい(密かに)自覚を促してみる(^^;).
 夕刻,勤務先の親睦組織の今年度当番の顔合わせ.諸事情で今日までずれこんだもの.あれこれ仕切り10分で終わらせる.これ,グズグズやっていると1時間かかっても終わらない(-_-;).

 岩手日報【宝の持ち腐れ 一関博物館の色川遺品


一関市の藤堂隆則教育長は「遺品は市の所有物で民間利用はさまざまの制約がある。記念館建設は難しい状況で、新たな生涯学習施設などでの有効利用を検討したい」としている。
何ともまあ,空しいコメントだ.こーゆうものこそ指定管理者制度が活用できるんじゃありませんか>>諸賢(^^;)?

 京都新聞【フィルムカメラ開発終了へ キヤノン社長が表明ギャー(-_-;)! EOS7sが貴重品にならないうちに買い込んでおかねば<<違います(^^;).

マーラー/交響曲第5番

マーラー/交響曲第5番嬰ハ短調@レナード・バーンスタイン/ヴィーン・フィル(DG:476 7125

 よく言えば明暗の落差が激しい,うがった言い方をすればデフォルメのキツイ(^^;)演奏.マーラーのスコア以上に落差が強調されていて,案外淡々と進められることの多い第1楽章からして,もう明と暗のドラマが激しい対照を聴かせる.初めて5番を聴くひとには毒がキツイかも(^^;).こーゆうタイプの演奏にハマると,骨がらみ絡め取られちゃうからね.

2006/05/25

「53年問題」だそうで

 産経新聞【「ローマの休日」著作権 50年?70年? 激安DVD差し止め申請

 メモ.記事に曰く


昭和二十八(一九五三)年は、著作権の保護期間内にあるのか、期間が終了しているかが明確でない“空白の一年”で、映画の当たり年でもある。関係者の間では「五三年問題」と呼ばれ、司法判断に注目が集まっている。
初めて知った(^^;).

日常(2006年5月25日)

 仕事.朝から高校生の授業が来る.さらに父母会の見学がゾロゾロ来て,結構賑わう(^^;).午後はひとり学校の行事に取られたものの,それほど忙しくも無く.大先生,顔を出したので昨日のレファレンスの結果を引き渡す.部下の仕事よし(^o^)/.夕方,BDSの設置について業者から電話あり.消極的な者同士の会話(^^;).

 昨日今日,月曜の演習を欠席した学生を叱り飛ばす(^^;).連中,月曜は無断欠席したくせに翌日図書館内であった授業には出席し,館内で僕の顔を拝んでいるにもかかわらず何も言わなかった(←ここ重要),というわけである.こーゆう奴らを野放しにしておくほど,僕はお人好しじゃあ無いのよ.敬意を払え,とまでは言わないが講師に対して相応の礼を尽くすのは,その課目を受講している身としては当然のことだろうと思うのだ.

 毎日新聞【管理・運営民間委託:利用者ら「図書館への導入反対」】ここで取り上げられている反対の理由だが,「司書の確保が不十分になる」は直営の公共図書館でも公務員制度に手を付けない(スペシャリストへの正当な評価をしない,できないままの)自治体なら同様に不十分だし,「資料の散逸・廃棄の恐れ」は公務員でも資料の廃棄処分を敢行した福島市立図書館や船橋西図書館の例を挙げれば充分な反論になるだろう.こんなものは要するに「ためにする」反論で説得力に欠けるのは否めない.最後に引かれる識者の言も同じことで,直営の公共図書館で「図書館司書の専門性が養える」と断言できるだけの資源と環境と努力を傾けている公共図書館がどれだけあると言うのか.

 ためにする批判,レトリックだけの批判,悪質なプロパガンダ,愚にもつかぬデマゴギー,歴史に無知な修正主義,信仰にまで昂進している個人崇拝.
 どれもこれも,もううんざり.新しい酒は新しい袋に入れなきゃダメだよ,もう.

マーラー/交響曲第4番

マーラー/交響曲第4番ト長調@レナード・バーンスタイン/ヴィーン・フィル(DG:476 7125

 終楽章のソプラノ独唱にボーイソプラノを起用した録音.ボーイソプラノの起用が象徴するように,音楽を慈しむカワイラシイ演奏で,出るべきところは出るけどその出方が凶暴じゃない(^^;).子供向けのファンタスティックな物語のような雰囲気である.

2006/05/24

マーラー/交響曲第3番

マーラー/交響曲第3番ニ短調@レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィル(DG:476 7125

 第3番はCBSへのニューヨーク・フィルとの全集での録音を昔々,某県立図書館から借りて聴いたが,細部について覚えているわけではないものの大柄な楽しい演奏だったような記憶はある.今回のDG盤でもニューヨーク・フィルなのだが,どうも昨日の第2番同様,これもエラク真面目な演奏に聴こえる.とは言え終楽章,最後の大団円の大盛り上がりは,さすがに大した迫力.

「ジェンフリ・バトン」を拾う

 「ジェンフリ・バトン」と言うものを拾ってみた.Wikipediaの某の項目に,ジェンダーフリー教育の実践例として紹介されていたものについて,何かを語れ,というものらしい.
 ちなみに僕は,フェミニズムやジェンダー・フリーについて,何かと言うと正義面して語る連中が大嫌いである(^^;).

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公共図書館無料の原則

 相変わらず,歴史的経緯と思想的背景を全く何も知らずに,目先のサービスにこだわって図書館法第十七条を問題視する意見があるようだが.


図書館法第十七条
公立図書館は、入館料その他図書館資料の利用に対するいかなる対価をも徴収してはならない。


 何故公共図書館は誰にも無料で利用出来なければならないのか,について僕は【愚智提衡而立治之至也: 公共図書館が保障するもの】というエントリーで簡単に述べている.繰り返しになるが,公共図書館が誰にも無料で利用できることは,我々が民主制を維持するためには必然のコストである.そのことを,改めて強調しておく.

 「公共図書館無料の原則」のような自明のこと,もしくは誰もが自明だと捉えていることに対して疑問を抱くのは有益なことではあるものの,その疑問が無知や無理解から派生しているものである場合,疑問は往々にして無思想,不見識な解をもたらすものになる.これは公共図書館業界において,「思想無き実践」を尊び賛美してきた業界のイデオローグたちにも責任の一端があることは言うを待たない.

 【愚智提衡而立治之至也: 「国亡びんとすれば,法を定むること多し」】へのmatsuさんのコメントがズバリ指摘しているが,


やはり、私は、図書館の原理的役割=戦後民主主義の支えという構図がしっかりとできないと、図書館の有料化か衰退のどちらかになるしかないと思います。

まさにその通りの現象が発生している.


 なお,僕は公共図書館のサービス有料化には大反対だが,公共図書館がライブラリーショップを併設して書籍やグッズを販売することに活路を見出すのは,大いに賛成である.何らかのの形で培った何事かにおけるノウハウを売るのも大いに結構.珈琲の香り高い公共図書館,なお結構(^^;).
 公共図書館に出版部を設けて書籍の出版事業に乗り出すのは,もっと早くに手が着けられてもよかったと思っているし,とにかくこの国の公共図書館業界は,何処かピントがずれたまま図書館法後の50余年を過ごしてきたんじゃなかろうか,という思いは強い(-_-;).

日常(2006年5月24日)

 仕事.朝から資料延滞の学生への連絡で教員とトラブル.延滞が長引けばこちらの責任にするくせに,よく言うわ(^^;).その手には乗らんぞ.慣習の変更は組織を通せ,と言っておく.ドタバタしているところへ,千葉県に出張命令下る.それも来週(-_-;).出張旅費,事前に降りるかどうか時期的に難しいところ.
 突然,大先生出現(^^;).職員一同吃驚する.レファレンス残して「明日,また来ます」風のように去る.
 午後,建物の耐震補強工事について説明会を開いてもらう.こーゆう話は一同揃って拝聴することに意義がある(^^;).僕一人で聞いて漏れがあるのがコワいし(^^;).

 東京新聞【北鉄電車2両 差し上げます 石川線新型導入で廃車 無償、個人でもOK】置くところと輸送費,維持費が捻出できればねえ(sigh).電車の中で暮らすのも悪くないとは思うんだけど<<寒いよ(^^;).

2006/05/23

日常(2006年5月23日)

 仕事.XOOPSのお勉強をしながら,目録の修正や(某部長がやかましく言って寄越した)図書管理規定の草稿作成など.昨日のお見舞い話は別の上司がひっくり返す(^^;).個人的にはこの上司が正しいと思っているので,異議を唱えずにおく.

 東京新聞【早急な保育園民営化 違法 横浜市に賠償命令】日本語が間違ってないか,この見出し(^^;).「早急な」ではなく「性急な」だよな.それはさておき\(^^\)(/^^)/,判決内容は至極当然か.慰謝料が安すぎるような気はするけど(^^;).権力の濫用を戒められなきゃ,裁判所は価値が無いからね.
 さて公共図書館は,何処かで同内容の訴訟が起きたとして,勝訴できるかな(^^;)?

マーラー/交響曲第2番

マーラー/交響曲第2番ハ短調@レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィル(DG:476 7125

 これはいまひとつ,かな.バーンスタインがニューヨーク・フィルの常任指揮者を降りたとき,最後の演奏会の曲目がこの作品だったのだけど,聴いていてあまり面白くない(^^;).もう少しハチャメチャに振ってくれても,バーンスタインなら誰も文句を言わないと思うのだけど,意外なほどに律儀と言うか,倫理的と言うか,少々あっさり目の演奏であるか.
 ちょっと残念.

履歴バトン

 ばろなごんさんから受け取りました(^^;).【笛と私と図書館と: 履歴バトンらしい

 では,どうぞm(_)m

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2006/05/22

マーラー/交響曲第1番

マーラー/交響曲第1番ニ長調@レナード・バーンスタイン/アムステルダム・コンセルトヘボウ管絃楽団(DG:476 7125

 これも一昨日,レコード屋で出会い頭に8000円強で売っていたのを見かけてしまい,止むを得ず購入した11枚組.今日から1日1曲ご紹介してみようかと(^^;).

 とにもかくにも,自在なテンポの伸縮には感嘆するばかり.その伸縮に無理が無く,まるで人間が呼吸しているかの如く自然に感じられるのは,バーンスタインの円熟だろう.それが爛熟というか,崩落寸前の熟れ切った色気(グスタフ・クリムトの「ユディト」みたいな)にならないのは,バーンスタインの味付けもさることながら,この作品の持つ若々しさとコンセルトヘボウの清冽な音色の賜物である.

日常(2006年5月22日)

 仕事.遅番で出勤してみると雰囲気が重い.何かと思ったら,入院している上司に面会してきた関係者がいて,その話を聞く限り容態が・・・・・・,との由.僕は「来なくてよい」との上司の言付を忠実に守ってお見舞いに行かずにいたのだが,周囲がこうなるとさすがに腰を上げないわけにはいかない(-_-;).どいつもこいつもヌケガケしやがって(^^;).いや,僕も入院したら「来なくてよい」と周囲に言うクチだから,上司の気持ちが何とはなしにわかるんだよね(sigh).それを押してまでお見舞いに行くのは,どうしても躊躇してしまうのだが.
 目録の修正とか,XOOPSの手習いとか,議事録の修正とか.

 東京新聞【サウンドデモなぜ摘発】これで共謀罪が導入されたら,警察は鳥居耀蔵になること請け合い(-_-;).以前から小泉純一郎は所詮水野忠邦程度の改革者だと思っているけど,いま,遠山景元になりたい政治家は誰もおらんのか?

 東京新聞【“丸腰”駐車監視員  トラブルから守れ】切り捨てられないことを,祈るばかり.切り捨てられても,致し方ない面があることは否定しないけど.

2006/05/21

モーツァルト/クラリネット協奏曲

W.A.モーツァルト/クラリネット協奏曲イ長調K.622@カール・ライスター&ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィル(EMI:5 75317 2

 どーでもいいが,このテンプレートは<p align>タグが使えないんですかい(^^;)>>ココログさん?
 久し振りにカタログ見る代わりにレコード屋に寄ったら,カラヤンがベルリン・フィルの木管首席奏者たちと録音したモーツァルトの協奏曲2枚組CDが990円という信じ難い値段で売っていたので,ついつい買ってしまう(-_-;).で,早速1枚目を聴いてみたけど,こりゃ徹底的に現世主義なモーツァルトだわ(^^;).いや,カラヤンが「商売人」だったという話をしているんじゃないのよ.何と言ったらいいか,徹底的に「向こう側」を排除している演奏,と言う表現でわかってもらえますか?
 このクラリネット協奏曲だけじゃなく,併録のローター・コッホがソリストを務めるオーボエ協奏曲ハ長調K.314も同様.アマデウスの音楽に夢を聴きたいひとは「聴いてはいけない」(^^;).

 この協奏曲集と一緒に録音された協奏交響曲変ホ長調K.297bがカップリングから落とされているのは残念(sigh).この作品はどうやら偽作扱いになってしまったようなんだけど,僕はとっても大好きな音楽で,アマデウスかどうかに関係無く,古楽派の方々にも演奏され録音されていい作品だと思うので,K.297b復権のためにも是非カラヤンの録音を復刻して欲しい.晩年のベームの録音は割合簡単に入手できるんだけど,あれは「晩年のベーム」なので演奏が今ひとつなんですよね(^^;).

 今回から,HMVへのリンクを試みに付けてみます(カタログNo.部分).Amazonは輸入盤を上手く探すことが出来ないので(僕だけ?),しばらくは国内盤限定の方向で.

日常(2006年5月21日)

 休日.食料調達とか雑貨の買出しとか.

 今日のNHK-BS1のプロ野球中継,スワローズの代打に出て来た飯原誉士選手.アナウンサーが「栃木県の小山市出身で小山高校を出て白鴎大学から云々」何で小山を強調するのかと思ったら,解説が広沢克実(小山高校出身)だった(^^;).賢弟の先輩と後輩か.

2006/05/20

尾高尚忠/フルート協奏曲

尾高尚忠/フルート協奏曲@ジャン=ピエール・ランパル&森正/読売日本交響楽団(デンオン:COCO-70507)

 近代日本のクラシックにおけるフルート音楽の古典(これと矢代秋雄の「2本のフルートのためのソナタ」ね).個人的なレファレンスのために購入したもの.何しろNAXOS日本作曲家撰輯はまだ尾高尚忠まで辿り着いておらず(武満徹の2枚目など要らないから!),ホントは吉田雅夫さんが吹いている録音が欲しかったのだが,これしか売ってなかったのでこちらを買う.1968年の録音だからなのか,オケがあまりよく聴こえない(>_<).ランパルのフルートもうーん,どうなんだろうこれは.矢代の作品もそうなんだけど(ライヴを聴きに行ったとき,フルートが吹ける友人が言ってた),どうもフルートがあまりよく響かない(楽器の特性をあまり考慮してない)作りなんじゃないかな.作品そのものは小粋で何処か懐かしい響きを感じる音楽なので,もう少し魅力的な録音を探してきましょう.



「みんなの図書館」6月号

 「みんなの図書館」2006年6月号(No.350)は特集「選書が変われば,図書館が変わる」.何を今更,と思わないでもない.15年前にきちんと一区切りつけておくべきだった議論を,今頃始めても遅すぎる(-_-;).この程度の議論は,「みんなの図書館」1991年7月号に伊藤昭治「浦安市立図書館の特定中小出版社の徹底収集についての疑問」が掲載された際にやっておくべきだった(議論を展開する可能性があった)のに,その機会を自ら潰してしまった,当時の「みんなの図書館」編集部の責任は重いな.現在の議論は,要求論が,価値論がという「選書論」をとっくに越えて,「公共図書館」として考えられる機能の上で選書(あるいは貸出)がどのような位置づけにあり,どのような機能を果たしていくのか,にシフトしているわけだから.
 もっとも,この特集時機を逸したとは言え読むべきところは意外に(失礼)多く,特に最初の3本の文章(安井一徳,新出,豊田高広執筆)には読み取るべきところがあるとは思う.15年前にこのレベルで議論が出来なかったことを(僕も含めて)反省する必要があるだろう.
 ただ,相変わらず編集責任者が論考を書いている状況(今回の場合は豊田高広氏が編集責任のみならず論考も執筆している)が改善されないのは,本当に困ったことである.図問研に限らず図書館業界に論客(もしくは論客候補生)の絶対数が不足しているのは,あちこちの業界誌である主題の特集を別々に組むと,どの雑誌にも同じ執筆者が顔を揃える状態が恒常化していることからも明らかだが,本気で公共図書館の裾野を広げる気が業界のエライひとにあるのなら,リスクを覚悟してでも,もう少し多様多彩な論者を舞台に上げることを考えるべきだろう.

 で,今回は一点「戦略的な選書」(豊田高広「戦略的な選書のすすめ」p27)という言葉について.言わんとするところはよくわかるんだけど,僕は,選書は公共図書館の方向性を定めた「戦略」を生かすために考えられるべき「戦術」だと理解しているので,「戦略的な選書」というのは選書の過大評価(^^;)だと思わないでもない.そのような公共図書館における選書の評価(価値)の肥大化を考え直すところから,「選書論」は再出発を計った方がいいのかもしれない,と思う.「本を選ぶ」という行為は,本来はすぐれて個人的な営みであることが,これまでの議論では何処かへ置き去りにされているような気がするし.

日常(2006年5月20日)

 5月20日って誰か,古い知り合いの誕生日だったっけ? と何かひっかかっていたら「うわ,結婚記念日だ!」慌てて一度切った電話をかけなおしたG.C.W.さんです,こんばんわm(_)m まあ,二人で忘れていたので二人共に大笑いして終わりましたが(^^;),あーびっくりした.何故か「結婚記念日」だけは忘れてしまうんですよねえ,お互いに(-o-)/.

 休日.午前中は掃除洗濯.ようやく朝晩も暖かくなってきたので,アロエと「金のなる木」の鉢植えをベランダに並べる.「金のなる木」は先だって勤務先で剪定した枝をおすそ分けしてもらったもの.
 午後は街へ出て,スタバで抹茶クリームフラペチーノ(^^;).コーヒー豆とか買って帰宅.blogのエントリーを何個か書く.

 長女に1000枚限定のネット通販でしか買えないらしいCDの購入を頼まれる.上手くいくかどうかドキドキもの(^^;).

 【内田樹の研究室: エビちゃん的クライシス】スバラシイ!<<シャーロック・ホームズ(声・露口茂)風に(^^;).

図書館の市場化

東京の図書館をもっとよくする会: [集会案内]「図書館の市場化とこれからの図書館づくり」

 「図書館の市場化」というのは,貸出至上主義の跋扈で公共図書館の蔵書構成が商業主義化し街の書店と区別がつかなくなった,という意味ではなく(^^;),公共図書館が指定管理者制度や業務委託の導入によって,市場に売りに出されている,という意味.
 売り飛ばされることに抵抗するのも結構ですが,蔵書の市場化によって専門職としての図書館司書の必要性が疑われるようになったことへの反省はあるのかしらん?

苛政,覆るか?

毎日新聞【知の森揺れる:静岡市・図書館民営化の是非 職員意向調査、市が中止求め圧力 /静岡】【知の森揺れる:静岡市・図書館民営化の是非 図書館協、施行の凍結を決議 /静岡

 ここまであからさまなのは珍しいですね(^^;).行政による権力の濫用もはなはだしいと評するのが相応しいと思います.度重なる静岡市側の圧力に屈しなかった静岡市図書館協議会の委員の方々には拍手を贈ります.
 それにしても,静岡市静岡市教育委員会の見識が問われるべき事態でしょう,これは.民主制を蔑ろにする連中に,公共図書館を弄ぶ資格などありゃしません.静岡市の態度には「拠らしむべし,知らしむべからず」という古いお上体質と,流行にいち早く乗りたくて仕方が無いさもしさを感じます.

 僕は公共図書館の運営主体より提供されるサービスが議論されるべきだと考えているので,必ずしも指定管理者制度導入に反対ではありませんが,このような密室での決定と権力の圧力を用いてまでも導入を計る必要のある良い制度でも無いと思いますよ(-_-;).

2006/05/19

ダメダメ>>ココログ


5月18日(木)夜間の負荷は改善傾向を見せていますが、

 ウソつけ(-_-;).
 こちとら,昨晩だって10時過ぎたら「502 Proxy Error」が出ているんだよ.ココセレブが改善されれば,スタッフにとっちゃ「改善傾向」なのかい? そんな馬鹿な話はあるまい,料金払って利用している顧客をないがしろにするなんて,常識のある企業ならまずやらない.

 さあ,もうそろそろ誠意を見せてくれや>>ココログスタッフとやら.

日常(2006年5月19日)

 仕事.朝一番でメーラーを立ち上げたら,昨日の件で某図書関係団体から謝罪のメールが入っていた(-o-)/.当たり前田のクラッカーである.前田製菓は何故か昔から栃木県下野市(国分寺町改メ)に工場があって,東北線に乗って宇都宮-小山を往復すると必ず見えるのであった.
 クラッカーはさておき\(^^\)(/^^)/,早速勤務先のblogに某図書館系団体の行事についてエントリーする.ウチは関係が無いので質問するな(大意)という趣旨.さすがにそれだけではあんまりかと思い,地域の観光・交通情報のサイトなどを附録に付けてみる.
 お昼過ぎ,新しくFAXが来る.と言っても閲覧室のコピー機にFAX機能を付加するという,なかなか豪胆な術を使われてのこと(-_-;).昨年換装した図書館システムに付いて来たプリンターがダメダメで,FAXが壊れかけているのを幸いプリンター複合機を入れてもらおうと折衝したのだけど却下されてしまい,これは次善の策ですら無かったのだが無いよりはマシという情けない話(sigh).でもあのプリンター,もうインクが切れ掛かっているんですけど.1年経たないのに2度目の交換ですか?
 午後は公式サイトのリニューアル作業にIT業者さん来る.こちらはサクサク進み,予定より早く終了(^^;).ありがたいことである.XOOPSを使ってRSS配信するんだい,とは言うものの,さすがにサイトを構築するだけの技術力の持ち合わせは無く,技術屋さんをお願いしての構築です.

 夜10時過ぎのココログと格闘している間にコメントが幾つも書き込まれている(^^;).ありがとうございます.今日はこれから,今日届いた「みんなの図書館」「図書館雑誌」をゆっくり読みたいので,明日以降お返事いたしますm(_)m

 【広島大学図書館 西図書館:明日は休館日です】ここに出て来る広島大学図書館西図書館の4月1日-5月10日の間のレンタルベスト10.大学生の借りる本じゃないよ,まったく(-_-;).

ブラームス/交響曲第4番

ブラームス/交響曲第4番ホ短調作品98@ヨゼフ・カイルベルト/ハンブルク国立フィル(テルデック:WPCS-6050)

 今日は朝から湿っぽくて,出勤途中ついつい口をついて出たのがこの曲の冒頭.だったので,帰宅後早速CDを聴く.意外(?)にもマイルドなケンペ/ミュンヘン・フィルよりも豪快で剛健なカイルベルトで.この録音を聴くたびに「老人の諦観? ウソつけ.怒りの噴出じゃないか」と思う(^^;).カイルベルトの残した録音でも1,2を争う名演の記録である.

2006/05/18

シベリウス/フィンランディア

シベリウス/交響詩〈フィンランディア〉作品26@ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィル(DG:POCG-5052)

 トイレから事務室に戻る途中,図書館の隣りの建物から聴こえてくる,あの下手なオケが奏でている曲は何だったっけ? と席に着いてからも考えることしばし.「あ,〈フィンランディア〉か(^^;)」序奏のフルートが入る直前の箇所を,何やらとてもスタカートに演奏していたので,咄嗟に気がつかなかったのです.
 と言うわけで,我が家でも久し振りで〈フィンランディア〉.実のところ,「あまりにワーグナー風」と揶揄されようが「こんなのシベリウスじゃない」と貶されようが,僕にとっての〈フィンランディア〉はカラヤンの1964年録音しか無いのです(^^;).最近,他の指揮者が振る〈フィンランディア〉は素朴で飾り気の無いものばかりで,それはそれで一向構わないのだけど,この曲はやっぱり見得を切るような演奏で聴きたい.

日常(2006年5月18日)

 仕事.許可をもらって,昨日終わらなかったレポートの採点続き.
 昼頃,他館から8月の大学の建物を借りて行われる某図書館系団体の行事について「事務局は貴館ですか?」と問い合わせ.昨年も何度か触れたように,この団体は会場を借りておきながらこちらには一言の挨拶も無く,問い合わせがこちらに殺到して非常に迷惑だった団体.内容について何も教えられてないのに,問い合わせに答えられるわけが無いだろう(-o-)/.今年も状況は全く同じで「ウチは会場を貸すだけで,当館は一切関知してません.事務局がどこかもわかりません」と答える外無く.問い合わせしてきた館も困っていて「30分以内に探して返事しなくちゃいけないんです」「県に問い合わせてもわからないんです」県がわからないとは,いいことを知った(^^;).
 冗談はさておき,これでは手も足も出ないので,思い当たるところに連絡して行事の事務局を探す.取り敢えず県の協議会会長の赴任校と施設担当の赴任校を確認する.ウチの用度課に確認したら,会長さんの赴任校が前任校だったのには溜息が出た(sigh).今年度に入ってから,この連中こちらに挨拶にも来てないんだ,ということもわかってしまう(^^;).何て奴らだ.そんなこんなで,いささか感情を害した当方,団体の本部にメールを出し「この連絡不行き届きを何とかしろ!」とねじ込んでみる.さて,どんな回答が来るやら楽しみ(^^;).

 神戸新聞【性同一性障害を受け入れ 小2男児、女児として通学 播磨地域】【学籍上は男児と記載 「学校側の配慮」 性同一性障害受け入れ】【地元教委会見「よりよい成長願い判断」】無理解な似非右翼どもに虐められませんように,祈ってます.

2006/05/17

地域の情報拠点としての公共図書館

読売新聞【社説:[図書館]「地域の情報拠点にも活用したい」

 「これからの図書館像-地域を支える情報拠点をめざして-(報告)」が発表されたのを受けての,社説.にしては,あれから1か月も経た後の記事化というのは,速報性も大切な新聞としてはいささか物足りないところ(^^;).
 内容は,ごく普通に当たり前のことを言っているだけ,という感じ.「いちいち鬼面人を驚かすような仕掛けでものを言」ってなくても充分,公共図書館は貸出にこだわる必要は無いことが読者に伝わる.と,僕が評価すると言うことは,日図研図問研のイデオローグに忠実な方々には面白くない内容と言うことかな(^^;).惜しむらくは「運営の工夫次第では、地域の情報拠点として活用できる」なんて中途半端なことを言わないで,「地域の情報拠点としての再生を図るべき」くらいのことを言って欲しかったけど,それは無理筋かしらん.

 何しろ今日も


貸出こそレファレンスが一番活かされる場面だと思います
という言明を某所で読んでしまってガッカリしているところです,僕は.この社説を読んで,ようやく何とか立ち直ったところ(^^;).なんつーか,この引用のような言明には,公共図書館業界に蔓延する度し難い反知性主義を感じます.やれやれ(sigh).

シューマン/交響曲第2番

シューマン/交響曲第2番ハ長調作品61@ジュゼッペ・シノーポリ/ヴィーン・フィル(DG:UCCG-9099)

 1983年録音.シノーポリの出世作となった一連の初期録音のひとつ.シノーポリの並べていた御託が如何にシノーポリ自身の演奏と関係が無いか,を如実に示している録音である(^^;).あの御託のおかげで理知的な指揮者だと思われたことが,シノーポリの評価を微妙に狂わせたような気がするが,この指揮者はとにもかくにも本能で音楽を掴み取る才能にかけては稀有の資質を持っていたと思う.それがシノーポリの演奏の本質だったから,上手く音楽を掴み取れた作品と掴み取れなかった作品では,その出来不出来が激しかったのもむべなるかな.このシューマンの2番のような奇妙で複雑な作品でこそ,シノーポリの本能が冴えに冴えたのだった.

日常(2006年5月17日)

 仕事.時間をもらってレポートの採点をするつもりが,午前中は事務作業で潰れる(^^;).なんじゃらほい? 午後は業者さんがサイト再構築の準備作業をしに来たため,自分の端末が使えずカウンター業務の傍らレポートの採点を始める.進むわけが無い(^^;).

 毎日新聞【県生活学習館:指摘の性差書籍撤去 「内容確認し戻したい」 /福井】【県生活学習館:撤去の書籍、公開再開--精査で「問題なし」 /福井】【福島氏らの著書:福井県図書館で撤去 内閣府に申し入れへ】メモ.「図書館」は何でもまずは増やすことに意義を見出していることを忘れずに(^^;).

いまいましい(-_-;)


現在ココログベーシック・プラス・プロにおいて、高負荷時間帯である21時~25時の間、ココログ管理画面へのアクセス及び管理画面の各種操作がしづらい状態が発生しています。
お客様には大変ご不便をおかけいたしますが、上記時間帯を避けてのご利用をお願い致します。

アホ(-_-;).この時間に利用出来なければ,何時利用できるんだよ勤め人は.料金払って利用しているお客を馬鹿にするのもいい加減にしろ>>ココログ.それに「現在」って言うけど,そーゆう状態はもう1週間くらい続いているんだよ.学習機能の無い奴ら目(-_-;).

 既に何人もの方々が障害に触れているじゃないか.ライブドアでもgooでも,ここまでヒドイことはなかったぞよ.とっとと直せ!
夢丹生の徒然日記 in 福島: 黙秘している意図は?
管理人は別の顔: @Nifty「ココログ」の運用運営をされている全ての方々へ・・・ようやく動いたか?でも当然だ。
まるこ姫の独り言: ココログよ即刻、障害情報を発表せよ!

どっちもどっちだ

「弁償」連呼する図書館員の不愉快な対応

 情報元は【図書館員もどきのひとり言: 沈んだり浮かんだり(本の弁償)】.
 これを読むためにわざわざ会員になる気にもならず,全文は読んでませんが,こーゆう,自分のことしか考えていない公共図書館の利用者が,小状況では「貸出至上主義」に忠実な公共図書館の足を引っ張り,大状況では教育基本法の改訂に口実を作っているのですねえ(^^;).しかし,この記事の内容にも驚いたけど,この記事へ「最高評価」とやらをしている閲覧者がいることに二度ビックリ.
 あまりに馬鹿馬鹿しくて,これ以上コメントする気になれんわ(-_-;).

 何だこの記者,かの『買ってはいけない』の関係者か.それならば,このゴーマンさ加減にも得心がいくわ(^^;).

2006/05/16

「感動」体験

 こちらから.


『市民の図書館』に感動した若き日を否定したくない。
恐らく,僕に欠けているのは,若いときの「図書館本に感動」体験.小学・中学と学校図書館の,そして中学時代からは公共図書館のヘヴィー・ユーザーだったにも関わらず,僕には図書館業界関連の本を読んだ経験が大学入学まで1冊も無かったんですよ.おまけに,『中小レポート』も『市民の図書館』も読んだのは大学卒業後,必要に迫られてのこと.『図書館の発見』初版(1973年初版)を読んで感動し,公共図書館員を目指した,というちょっと上の世代のひとの話など聞くと,自分が大学とは言え図書館員を生業にするのみならず,短大で演習を持っているのが申し訳なくなってしまう,などということは無い(^^;)ものの,何かこうひっかかるものが無いわけでも無いですね.

 もっとも,そんな育ち方のおかげで,業界の因習,特に首都圏と関西方面の業界に蔓延する悪癖から自由な発想でモノを考え発言する,今のポジションをキープ出来るのかしらん(^^;).
 誰ですか「あんたのは,ただのアマノジャクでしょ」って言っているのは(^^;)? ウチのカミさんです.

ベートーヴェン/交響曲第4番

ベートーヴェン/交響曲第4番変ロ長調作品60@カルロ・マリア・ジュリーニ/ミラノ・スカラ座管絃楽団(ソニー:SICC236)

 1993年の録音.晩年のジュリーニらしい,優しい歌が溢れている.ここでは,アクセントでさえも優しく響く.音楽に対して全幅の信頼を置けた指揮者の,素晴しい演奏.

日常(2006年5月16日)

 仕事.某団体から調査が来る.担当者を出迎え,揃って挨拶.当方は主たる調査対象ではないので,挨拶のあとは原簿を残して図書館の事務室で待機.何かあるんじゃないかと思うと,ちょっと落ち着かない.電話が鳴ると,ドキドキ(>_<).こーゆう時に限って,他にも連絡が何件も入るのはご愛嬌.予定に無かった施設見学が入り,図書館を案内する.
 結局,原資料を保存しておくように,と言う指示をもらい,無事終了.僕も疲れたけど,今日の準備のために,原簿の整理をする過程で部下をこき使ったので,明日は甘いものでも差し入れするよん(はあと)
 明日発売予定じゃなかったかしら,という某書籍が,今日図書館に届く.予約特典つき.早速,特典のひとつをカウンターに飾ってみる.

2006/05/15

「国亡びんとすれば,法を定むること多し」

朝日新聞【「読み聞かせ」に細かい注文 著作権めぐり作家ら
児童書四者懇談会作成 手引き「お話会・読み聞かせ団体等による著作物の利用について」】(リンク先は無茶苦茶重いpdfファイル)

 すっかり出遅れてしまったネタですが,一応周囲の反応などご報告.
 児童書四者懇談会に好意的な反応はひとつも無し.どうすればこんなに重いんだ,と言うpdfファイルも含めて「みんな自分の作品を多くのひとに知ってもらいたくないんだね」という声ばかり.「大型本の普及が遅すぎるし,値段も高い」という,基盤整備を疑問視する声もありました.

 個人的には『春秋左氏伝』昭公6年条にある,鄭の宰相子産が鼎に刑法を鋳た話を思い出します.「国亡びんとすれば,法を定むること多し」とか.それはこの件に限らず,教育基本法改訂でも,共謀罪の新設でも変わるところはありませんが,この「読み聞かせ」を廻る,一見天下国家と関係の無い「当世の手当て」の方が,「著作権ファッショ」という亡国の音なんじゃないかという思いがします.

ブルックナー/交響曲第9番

ブルックナー/交響曲第9番ニ短調@レナード・バーンスタイン/ヴィーン・フィル(DG:435 350-2)

 バーンスタインは,僕にとっては当たり外れの激しい指揮者のひとり.最大の「当たり」はプロコフィエフの「古典交響曲」とショスタコーヴィチの第5番をカップリングしたLP(CBSソニー:23AC506),と言えばトシがばれるか(^^;).あれは劇的かつ爽快な演奏だった.
 DG移籍後のバーンスタインは,とにかく巨匠風にテンポが遅くなり,それにともなって劇性も動的なものから静的なものに変化したように思える.その変化のひとつの頂点がこの録音だったんじゃないだろうか.まごうことなき「ブルックナー」の再現である.

日常(2006年5月15日)

 図問研の方向性に批判的で,なおかつ読む価値の無いblogはこちらです,ようこそ(^o^)/

 仕事.午前中は演習.今日から学外実習が始まって受講生の3分の1が不在のため,実のある話はやめて「管理する目録から提供する目録へ」の話を30分,アドリブで.NDCを使わない,生活実感に即した分類を部分的に採用している公共図書館の話から始まってRLGまで話す.自分では上出来の部類だったが,どんなものだか(^^;).残りの時間は課題作成の時間に当てる.
 午後は会議.新しく着任された上司が張り切って独演会(-_-;).ただ総論はともかく,具体論に入ると鳩が豆鉄砲食らったような顔になるのが何とも(-_-;).1時間40分も続いたので,さすがにちょっと疲れた.記録係の部下は「これまでの3倍疲れました」と疲れ切った顔で僕に話す.
 夕刻,急に呼び出しを食っておっとり刀で駆けつけると,明日のゲストを迎えるための最終点検だった.昼の会議が長引いたので,別の部下に書類一式を持参してもらったのを改めて確認する.

 読売新聞【法科大学院の志願倍率は6・9倍、定員割れ33校】メモ.

2006/05/14

「貸出至上主義」今回の取り敢えずのまとめ

 matsuさんがこちらのコメント「貸出至上主義者の前川氏のみならずそれ以上に伊藤氏にはそもそもイデオロギーはなかったと思います。」と手厳しい指摘をされています.僕の考えはそこまで手厳しくはありませんで(^^;).1970年代以降公共図書館業界を煽動してきた指導者たちには,政治や社会に対して教条的(もしくは教科書的)なイデオロギー(マルクス・レーニン主義とかスターリニズムとか,その手のもの)は持ち合わせていたけど,それを実現・実行するための戦略を組み立てるだけの力量が欠けていた,と考えてます.短期的な戦術を作成する術は持ち合わせていた(その具体的な戦術文書が『市民の図書館』であり,戦術を実行するための指南役が伊藤昭治を中心とする日本図書館研究会読書調査グループであったわけです)ものの,長期的展望に立った戦略/グラウンドデザインは持ち合わせていなかったし,ましてや戦略を構築するだけの知恵も度量も彼らが持ち得なかったことが,現在の公共図書館を廻る言説のダメダメさを招いているのですね.

 第二次大戦後の日本の公共図書館史における図書館運動の指導的イデオローグとして,業界の主流派からは「連綿と精神が受け継がれてきたもの」として捉えられがちな『中小都市における公共図書館の運営』(中小レポート,1963年初版)から『市民の図書館』(1970年初版)への間,そして『市民の図書館』から「貸出至上主義」の煽動者であった日本図書館研究会読書調査研究グループ(1980年ごろからそれらしい論文が「図書館界」に散見されるが,恐らく画期は「公立図書館における大規模開架と貸出図書の分析」[「図書館界」35巻4号(1983年)]あたりか)への間には,必ずしも前者から後者へ継承されたものばかりがあったわけではないのだろうと,僕は今のところ考えてます.

 断絶の最たるものは,何と言っても『市民の図書館』におけるレファレンス・サービスの不在と「貸出」の目的化です.貸出数を増やすことが公共図書館発展の最も手っ取り早い方策だったことは【図書館屋の雑記帳】さんご指摘の通りですが,『市民の図書館』以来の「貸出」の目的化が最終的には「貸出至上主義」として「貸出」の神聖視もしくは宗教化にまで至った原因は,やはり『市民の図書館』がその主張の中に内包していたものであり,この「断絶」に問題があったと考えられます.
 
 その断絶をもたらした根底にあるのは,「多数派のための公共図書館」というコンセプトであり,多数の住民の支持を得るための意図的な選択(現在ではそれが「当然の選択」の如く前川恒雄は『図書館の発見』新版で語りますが)だったと思われる「反知性主義」であり,専門職制の根拠として図書館原理主義者(≒貸出至上主義者)が挙げた「人治主義」であり,公共図書館発展のための「予算獲得」という使命だったのでしょう.

中小都市における公共図書館の運営
日本図書館協会中小公共図書館運営基準委員会〔編〕
日本図書館協会 (1979)
通常1-3週間以内に発送します。

市民の図書館
市民の図書館
posted with 簡単リンクくん at 2006. 5.14
日本図書館協会編
日本図書館協会 (1980)
通常1-3週間以内に発送します。

図書館の発見
図書館の発見
posted with 簡単リンクくん at 2006. 5.14
石井 敦〔著〕 / 前川 恒雄〔著〕
日本放送出版協会 (1979)
この本は現在お取り扱いできません。

図書館の発見
図書館の発見
posted with 簡単リンクくん at 2006. 5.14
前川 恒雄著 / 石井 敦著
日本放送出版協会 (2006.1)
通常24時間以内に発送します。

ブラームス/交響曲第3番

ブラームス/交響曲第3番ヘ長調作品90@ジャン・フルネ/東京都交響楽団(フォンテック:FOCD9157)

 2001年6月,東京芸術劇場での録音.日本流に言えば,米寿になんなんとしていた老指揮者渾身の録音である.日本のオケとは思えない,堂々たる演奏で,「ダメなオケなど存在しない.ダメな指揮者がいるだけである」という格言を如実に思い起こさせる.指揮者が「古典を振る」ということがどういうことであるのかを伝えるかのような,格調高く典雅な名演奏.

ブルブルブル,と首を振る

 こちらから.


過去を現在に奉仕させようとしているという意味ではどっちも同じじゃないかとか。
 そんな,歴史の冒涜みたような,大それたことは考えておりませんてば(^o^).ましてやあちら様のような「修正主義」な立場に僕はおりませんので,一緒にしないで欲しいです(sigh)(^^;),ハイ.

日常(2006年5月14日)

 休日.午前中は市立美術館へ〈生誕160年 詩情の造形 エミール・ガレ展〉を観に行く.去年だったか開催されたルネ・ラリックの展覧会も行ったけど,アール・ヌーヴォーとかアール・デコとか好きですよ(^^;).ただ,やっぱりガラス工芸は並べてもインパクトに少々欠けるのが難点.地味じゃないんだけど,ひとつひとつが小さくてかわいらしいので,大向こうをうならせるような展示にはならないのが残念ですね.

 午後は開成山球場へ.タダ券もらって幸楽苑presentsイーグルスシーレックスの試合(イースタン・リーグ公式戦)を観戦する.

Photo_19
始球式は市長ドノ.

Photo_20
一塁側スタンド.全席無料招待だけあってさすがに満員(^^;).

Photo_21
試合開始第1球.投げるはイーグルスの先発・松崎伸吾

試合は残念ながら凡戦(-_-;).とにかく,先発投手のコントロールが悪くて何かっつーとカウントが1-3.お前らは若い頃の高橋一三(ジャイアンツ→ファイターズ)かって言うくらい.高橋一三はまだしも球が速かったが,今日の両軍の先発投手(シーレックスは岸本秀樹)は眼を見張るほどの球威も球速も無し,コントロールも無し,おまけに間合いも悪いと来たら,こりゃ試合が長引くわ(sigh).試合開始後1時間が経過して4回が終わらない有様.7回終了時に業を煮やして出て来てしまいました.6回あたりから急に寒くなってきたこともあったけど,試合内容も寒かった.見せ場は唯一,3回裏1死満塁でセオリー通り,四球のあとの初球を叩いて満塁本塁打を放ったイーグルスの4番・牧田明久の打席だけかも.守備でひとつふたつ,さすがにプロと思えるシーンが無かったでもないけど,やっぱり野球はまず投手を見るものですから,僕にとっては(^^;).二軍でこの体たらくで,一軍で通用する日が来るのは両投手,何時の日か.奮起を期待するぞ(-_-;).

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2006/05/13

ドヴォルジャーク/交響曲第3番

ドヴォルジャーク/交響曲第3番変ホ長調作品13(B.34)@ヴラディーミル・ヴァーレク/プラハ放送交響楽団(スプラフォン:SU 3802-2)

 第1番や第2番は冗長で無駄に長い(^^;)ドヴォルジャークの交響曲も,この第3番あたりではようやく魅力的な旋律を魅力的に提示する術を心得たのか,作品の構成と内容のバランスが程よく充実してくる.この作品はドヴォルジャークの交響曲では唯一の3楽章構成をとり,優美な旋律にあふれる第1楽章,しんねりむっつりした第2楽章,優雅な舞踊のような第3楽章からなる.個人的にはちょっと劇性に欠けるかとも思うが,なかなか美しい音楽である.他の曲では元気印(^^;)のヴァーレクも,ここでは落ち着いた(しんみりさせるような)演奏を繰り広げている.

日常(2006年5月13日)

 休日.7時に起床するつもりが10時だった(-_-;).完全に寝坊.今週はいろいろと疲労も溜まったので仕方が無いか.何とか定期通院に間に合い,昼飯を春木屋で食べた後帰宅して,持ち帰った仕事を片付ける.サイド外出して,クリーニング屋と食料調達.今日はYEBISUの黒(^^;).

 奈良新聞【来月2日に文化庁長官フルート演奏会-県立図書情報館で


河合隼雄・文化庁長官のフルート演奏会「四季花鳥図をめでる夕べ」
これは河合隼雄がフルートを吹く,と言うことですかい(*_*)? 奈良県立図書情報館のサイトにUPされているこのコンサートの情報を見ても,そこのところがよくわからないのだが(^^;),こちらのサイトなど見ると,どうやらそのようなのだった.ふーん.
 ときに,奈良県立図書情報館の館長さんって千田稔先生(音が出ます.TPOにご注意)なのね.

2006/05/12

日常(2006年5月12日)

 仕事.来週の会議に出す資料をセコセコ作る.部下は,昨日から来週来るゲストに出すための資料作成でてんてこ舞いなので,使うに使えない(^^;).仕方が無いので,自らノコノコと進み出ていろいろな雑用をこなしまくる.うん,まだ現場で働くための勘はにぶってないぞ,なんちゃって(-o-)/.

 もっとも,僕はある現場で活用できた術が他の現場で使えるとは限らない,と言う例をイヤになるほど見てきたから,何かと言うと「現場」「現場」と唱える現場第一主義を本質的に信用していない.僕の現場で使える術は,あくまでここだけのモノであり,他所で使えるとは限らないのに,「現場」が一番エライと吹聴する反知性主義な輩は大嫌いである.
 感性の産物だと思われがちな音楽だって「指が回る」だけじゃ,いい音楽を奏でることは出来ないんだ.ましてや僕らが動かしているのは曲がりなりにも「図書館」なんだから.

マーラー/交響曲第8番

マーラー/交響曲第8番変ホ長調@ミヒャエル・ギーレン/フランクフルト歌劇場&博物館管絃楽団(ソニー:SBK48281)

 ホントは違うモノを取り上げようと思ったけど,今日は途中からストレス(?)で頭が回らなくなってしまったので,難しいことを考えるのはヤメ(^^;).ホントは大音量でこの曲聴きたいんだけど,さすがに夜中の10時過ぎにやったら隣に怒鳴り込まれるので,これも止めておく.
 1981年8月28日,フランクフルトの歌劇場が再建されたときの杮落とし演奏会のライヴ録音である.この演奏会,実はカール・ベームが振ることになっていたらしいのだ.引退を決めていたベームは,僕の記憶に間違いが無ければ,8月31日にザルツブルクで予定されていたヴィーン・フィルとの告別演奏会でシューベルトのD.789とD.944を振ることになっていたがそれは叶わず,その演奏会はヴォルフガング・サヴァリッシュが追悼演奏会として振った.このフランクフルトの杮落とし,まさかベームがマーラーを振るとも思えず,健在だったら何を演奏する予定だったのだろう.

2006/05/11

ブラームス/交響曲第2番

ブラームス/交響曲第2番ニ長調作品73@ルドルフ・ケンペ/ミュンヘン・フィル(アーツ:43014-2)

 原盤が何処から出ていたものか記憶が定かじゃないが(アカンタとかピルツとか,そのあたりじゃなかったかしらん?),手元にある第3番の国内盤はテイチクから出ていたもの.ケンペの残した最後の大仕事だったんじゃなかったかな>>ブラームスの交響曲全集.
 もってまわったところや嫌味なところのない,純朴な演奏.第2楽章の味は,ケンペならでは,か(^^;).忘れちゃいけないのが,シューベルトのD.944(ソニー)でも大活躍していたミュンヘン・フィルのオーボエ.ここでも音色が美しい.

日常(2006年5月11日)

 仕事.午前中は来週のゲストを迎えるための打ち合わせに出る.あの手の会合に出るのは初めてで,どうにも座りが悪い(-_-;).ゲストを迎えるための準備のため,部下に一杯負荷をかけてしまう羽目になる.申し訳なし.終わったら甘いモノでもご馳走するねm(_)m
 今日は眠いので早く寝ますm(_)m

 毎日新聞【2000本安打:横浜・石井が達成 プロ野球34人目】おっ,やったネ! おめでとう>>栃木県出身(^o^)/ 【2000本安打:石井琢「いつも支えてくれる家族に感謝」】えーと(^^;).「家族」ですか.瀬能あづさはこのコメントを何と聞くのか,他人事ながらちょっと心配.

2006/05/10

日常(2006年5月10日)

 仕事.午前中は勤務先の健康診断で使い物にならず(-_-;).午後は来週のイレギュラーな行事の準備をいろいろと.独演会を聞かせていただいたり,図書原簿を整理したり.
 このところイレギュラーな事態が次から次へと起きたためか,少々気疲れがしているようで,終業間際にちょっと若い部下に八つ当たりしてしまう(sigh).ゴメンね.埋め合わせは必ずします.

 そう言えば連休中,僕が都合で実家から郡山へ戻っていたときに,母と弟に頼んでカミさんをTYOまで迎えに行ってもらったところ,危うく行き違いになりかけて「ケータイを与えろ!」という話になったのであった.実家の近所のY電器が安いよ,と賢弟がリサーチしてくれたのでそこへ行き,カミさんには「らくらくホン」を進呈する.こーゆう機会でもないとウチのカミさんケータイなんざ持つつもりが無かったから,ちょうどよかったのかも.しかし,学生時代はpascalで占いプログラム書いていたヒトが,今じゃ「パソコンはやらない,ケータイは持たない」がキャッチフレーズだったと言うのも妙な話(*_*).
 ことのついでに,僕もこれまで使っていたのが「N502is」という化石(^^;)のようなケータイだったのを「P902i」に機種変更.外見のスマートさで選んだら,NとPじゃ製造元が違うため使い方がさっぱりわからず,その後2,3日は往生したのであった(-_-;).今でも「手の内」とは言えたもんじゃないけど,メールが格段に打ちやすくなったのは収穫(^o^)/.

持ち物バトン

右腕をきたえたい : 持ち物バトン】から勝手に(^^;)拾って来た「持ち物バトン」です.面白いかどうかは保証の限りではありませんが,まあどうぞm(_)m

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シューベルト/交響曲D.944

シューベルト/交響曲ハ長調D.944(第9番)@ヴィルヘルム・フルトヴェングラー/ベルリン・フィル(DG:447 439-2)

 本来は南方の温暖地より,暖色系の作曲家であるシューベルトだが,この演奏は北方の寒冷地より.厳しい冬を思わせるシューベルトになっている.そこここに聴かれる凄まじいアッチェレランドなど何時ものヴィリー節全開(^^;).第2楽章のクライマックスはとにかく壮絶である.また,第1楽章のトロンボーンを記譜より長めに吹かせて夢幻的な雰囲気をかもし出させているのが印象的.

2006/05/09

ブルックナー/交響曲第7番

ブルックナー/交響曲第7番ホ長調@カール・シューリヒト/ハーグ・フィル(スクリベンドゥム:SC011)

 いわゆる「コンサートホール」レーベルへの録音.昔からこの曲の名演として尊ばれてきた録音である.が,いま聴くとオケはやっぱり(^^;)いま一つ.さはさりながら二流どころのオケから,こうも生き生きした表情を引き出しているシューリヒトのマジックたるや(sigh).最前列で公演を聴きながらいつも縫い物ばかりしていた老婦人に終了後拍手させたという,ヴィーン・フィルとの伝説的なニューヨークでの第7番は,如何ほどのものだったのだろうか.

「過去」は懐かしむためにあるものではありません:追記

 承前.先のエントリーに書き漏らしたこと,書いた後に思い出したことを2,3追記.

 【図書館屋の雑記帳:貸出と図書館 続き】では公共図書館と博物館・美術館の違いについて「ハレとケ」の論理で説明していますが,これは公共図書館が指定管理者委託不可,博物館・美術館が指定管理者委託可であることの説明にはなってません.況や体育館や文化ホール,文書館が委託されることにおいておや.全く説明になっていません.公共図書館業界の側から見た,極めて身勝手な理屈です.図書館原理主義の典型的言説と評してもいいでしょう.このような理屈が生み出されるところに,公共図書館業界を廻る言説の,現在のダメさ加減が明らかになっている,としたら言い過ぎですか(^^;).

 でもって,「消耗品」について話をすり替えないでいただきたい.僕は先にも書いたように,公共図書館(さらにはそのイデオローグ)が歴史的,思想的,機能的に「書籍」をどのように位置づけてきたかを論じる上で「財産→消耗品→資料」という見方を提示しているのですから.

 もうひとつ「成熟した市民」.あるいは「成熟した市民社会」という表現乃至概念は,社会学や政治学の世界ではよく用いられるものです.その意味するところについて,管見の限りでは恣意的に操作されているようなものは見受けられませんが.少なくとも


さもないと自らの意見と違う、あるいは進んで意見を述べない住民を「成熟してない」というレッテルで切り捨てることも可能だからです。
斯様な操作を認めない程度には,「成熟した市民」「成熟した市民社会」という言葉は成熟しており,公共図書館業界が好むと好まざると(^^;)定着している表現・概念であると考えます.
 僕が用いている言葉の好悪を表明している暇があったら,「まあそういう図書館もあったでしょうし、」などという,他者の言説をことさらに矮小化し貶めるような物言いは慎みましょう(^^;).

日常(2006年5月9日)

 仕事.相互利用の事務手続き,所蔵目録の修正など.連休中にあったご葬儀の件について,諸注意あれこれ.申し訳なしm(_)m

 岩手日報【「アイーナ」全面開館 図書館も充実】岩手県立図書館のサイトはこちら.盛岡駅の新幹線ホームから見える印象的な建物なので,すぐわかります(^^;).昔の岩手県立図書館については,僕も実は仕事で痛い目に遭ったことがあって,これからどのように変わるのか/変わったのか密かに楽しみにしています.

 毎日新聞【同友会:靖国提言発表…首相の参拝自粛と追悼碑建設を】メモ.

2006/05/08

「過去」は懐かしむためにあるものではありません

 【図書館屋の雑記帳:貸出と図書館 続き

 正直なところ,ホントに噛み合ってません,話が(-_-;).こちらは公共図書館における政策に対するイデオローグの功罪を問題にしているのに,あちらは性急に議論を解体-再構築してイデオローグを免罪もしくはその存在自体を抹消してしまうことを目論んでいるわけですから.このズレがある以上,政策論争はおろか,「丁寧な分析」など望むべくもない,と僕は考えます.

 何と言ったらいいのか,戦後日本の公共図書館史における「イデオローグ」に対する歴史的認識の欠落には驚かされます.【図書館屋の雑記帳】さんが主張していることは,煎じ詰めれば貸出至上主義のイデオローグたる前川恒雄や伊藤昭治が何を主張しようが,それを真に受けなかった公共図書館がある以上,貸出至上主義は無罪,ということです.それは「アドルフ・ヒトラーに対してマルティン・ニーメラーやカール・アマデウス・ハルトマンがいたから第三帝国は無罪である」と言っているのに等しいのですが.こんな馬鹿な話は無いでしょう(^^;).

 また,僕を薬袋教授とひとし並みに扱っていただいたのは汗顔の至りですが,ある自治体なり団体なりがある時点において採用したイデオロギー,政策あるいは判断に対して,その経過と結果を論じないのは,公共図書館と自らの無謬性を信じて已まない図問研ならまだしも,僕らのレベルにおいては,採用されたイデオロギーや政策,判断に対して失礼と言うものです.経過と結果に対する不断の議論を通じて,政策は鍛えられていくのではありませんか.そして結果が失敗であったら,その政策を採用した自治体なり団体なり個人なりは批判を甘受すべきでしょう.

 ましてやそれが日本図書館協会という日本の図書館業界を代表するナショナルセンターであったり,日本図書館研究会や図書館問題研究会という業界を代表するイデオローグを擁する団体のことであれば,なおさらのことでしょう.これがmatsuさんのコメントにある


貸出至上主義をしっかり総括する
ということではないかと,愚考しております.イデオロギーや政策の評価において,「過去」は懐かしむためにあるものではありません.

 僕は「草の根が正しかったから時代を煽動したイデオロギーは免罪できる」と考えるほど,歴史に対して甘い考えは抱いていない,そのことは明確にしておきます.取り敢えず.

日常(2006年5月8日)

 仕事.連休明けの初日は,まず溜まっていた郵便物の整理から(^^;).で結局,相互利用業務で一日終わったようなもの.今日は演習だったのだけど,都合により課題を配布してその説明をしただけで終わり(-_-;).実は連休中の残務処理があったのだけど,何も進まないばかりか(以下自粛).
 ちと疲れましたね(sigh).

マーラー/交響曲第6番

マーラー/交響曲第6番イ短調@ディミトリ・ミトロプーロス/ケルン放送交響楽団(IMG:5 75471 2)

 1959年8月31日,クラウス・フォン・ビスマルクザールにおける放送用のライヴ録音.一言で言えば「力技」.解釈に苦しんでいる箇所も無いではないが,ミトロプーロスが凄まじい集中力(特に終楽章)のもと,底力を振り絞ってマーラーと格闘し,ねじ伏せている演奏である.

2006/05/07

日常(2006年5月7日)

 連休最終日.この連休は葬式が2軒.その隙間を縫っての家族サービスと相成りました.結果,居所と実家を2往復,居所と会津若松をクルマで1往復,実家と大洗を1往復,その他細々した行き来で連休中に約1000キロ,クルマを走らせましたことです.
 明日からの仕事が,通常通り回るかどうか,先のお葬式も絡んでちょっと心配ですが,とにもかくにもこれは明日! 考えます.

 連休中に予約更新でUPしたエントリー(正常にUP出来たのかな>>@nifty)が人気(^^;)で何よりです.こちらについては,公私共に落ち着いたら続きをやります.今週はダメかもしれません(sigh).
 森有礼も何時再開出来るのやら・・・・・・・・・.

2006/05/03

違います

図書館屋の雑記帳:貸出と図書館


図書館における「貸出」を重視しようという運動、次いで「予約」に取り組もうといった運動は、それを目的としようとしたのではなく、「資料」本位の図書館から「人」本位の図書館へ脱皮しようという運動でした。
 違います.

 そもそもは「貸出」と「予約」という,見た目に明らかな数字を根拠に市役所から予算を獲得するために,図書館原理主義者たちが考え出したのが「貸出至上主義」です.予算獲得が第一義であり,「利用者」云々はそのための大義名分として付け足されたに過ぎません.図書館原理主義者が,行政において公共図書館が他の文化施設に対して優位を保つために考え出した,役所内での膨張主義あるいは覇権主義路線の手段が「貸出至上主義」だったんですよ.こう書いても,決して『市民の図書館』を貶めたことにはならないと思います.

 でなければ,どうして公共図書館業界は博物館,美術館,体育館,文化ホールが次々と委託されていくことに口をつぐんできたんですか? 「人本位」なら,どうして日図協の事務局長が指定管理者委託の学習会とやらで,「公共図書館が委託になじまない」ことについて,博物館や美術館との違いを強調するんですか(このことについては【愚智提衡而立治之至也: 「みんなの図書館」2005年12月号】を参照してください).

 キレイごとばかり言わないでほしい.業界によって「利用者」と言う名の住民が如何にダシに使われてきたことか,市民運動史としてではなく労働運動史として,さらには「思想史」としての戦後日本の公共図書館史をもう少し見直してください.

 ちなみに僕は,日本の公共図書館運動における本の位置の変遷は「財産」→「消費財」→「資料」と捉えるのが正しいと考えています.成熟した市民(政治学等で使われる「市民」ですぞ)によって,ようやく「資料」として扱うことを要求されるようになった,と.

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