図書館資料費は6年連続減
京都新聞【図書館資料費は6年連続減 05年度、地方財政難反映】
正直なところ,原理主義者たちのように「図書館は聖域」とは考えてないので,全体のパイが少なくなっている以上は資料費の減少も止むを得ないところだとは思う.しかし,現在の資料購入費は減額に次ぐ減額で今や,蔵書のコアな部分(これだけは公共図書館の機能から考えて絶対に必要と考えられる質と量)を構築するだけの余裕が失われてしまっているのもまた実情.これで業界が猶も貸出至上主義を振り回し続けたら,恐らく日本における「公共図書館」の存在価値が失われる日が来るのは火を見るよりも明らかなことなんじゃないかと思うのだが(>_<).
自分たちが選択した思想と手段が,廻り回って自分たちの首を絞めていることに,何で気が付かないんだろうか.
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