ラヴェル/ボレロ
ラヴェル/ボレロ@ポール・パレー/デトロイト交響楽団(マーキュリー:434 306-2)
速い速い速い「ボレロ」(^^;).13分24秒! と,僕の知る限り最も速い演奏で,最も遅いだろうチェリビダッケのそれ(18分11秒,EMI:5 56526 2)より5分あまりも速い.エッジの効いた好演である.
昔,某雑誌に投稿して自ら取り下げた文章の中でマーラーの交響曲第7番を例に挙げ,演奏時間をとってもクーベリックの72分からクレンペラーの100分あまりまでの振幅がある録音の中から,「伊藤モデル」(図書館選書論における「欲求論」の典型)で何を選べるのか,と指摘したことがあったけど,その例にはこの「ボレロ」の方がわかりやすいな(^^;).
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