社会の「要素」としての公共図書館
【愚智提衡而立治之至也: 「役に立つ公共図書館」が排除するもの】について,【読書日記のおまけブックマーク/ 2006年02月28日】にてコメントいただきました.
当たりです(^^;).
出来れば「必要性」どころか,社会を構成する必要不可欠な「要素」として図書館,就中公共図書館を位置づけるのが理想です.ひとつでも失われると完成しない,ジグゾーパズルの1ピースとして.決して「The One and Only」ではなく,「One of Them」としての概念であり,存在であるものとして.少なくとも公共図書館が存在することが,その地域社会が「普通」であることを意味するものとして.
そーゆう概念として「図書館」を根付かせたいですね.個々のユーザーは,その果実として図書館の存在を享受出来るようになるのが望ましいと考えてます.
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