大学図書館の日曜開館を要請
西日本新聞【大学図書館の日曜開館を要請】
これも,昨日エントリーしようとして出来なかったネタ.ココログがコワレテいる間に,僕が言いたいことは【sh liblog: 「大学図書館の日曜開放を 行政評価局が異例の要請」だそうな】でほぼ言い尽くされてしまいました(^^;).
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コメント
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こちらも参考になります.
Tohru’s diary:大学図書館に日曜開館を要請
http://sakuraya.or.tp/blog_t/index.cgi?no=90
昔は「大学図書館を公共図書館並みに開放!」ということも考えてましたが,図問研あたりの「難しいレファレンスは大学図書館に押し付けちゃおう」という態度を見て以来,考えを変えました.レファレンスの出来ない公共図書館の尻拭いを押し付けられたのではたまらんぞ,と(^^;).まずはお住まいになっている市町村の公共図書館を育ててくださいませんか>>住民の皆様.
投稿: G.C.W. | 2006/03/10 23:27
>G.C.Wさん
私めの書き散らしをご紹介いただきありがとうございます。こんなことならもう少し気合い入れて書くべきでしたか。
市町村立はレファレンスより貸出、という風潮は本当に何とかなりませんかね。ま、貸出至上主義の台頭とそれによる住民への無料貸本屋意識の植え付けが原因なのは明らかで、それを覆い隠さんとする業界の動きの1つが大学図書館への押し付けなんでしょうけど、その自覚すらないのでしょうね、業界の方々は…
今回の記事(大学の判断はまだですが…)もそうなのですが、最近気になるのは公的機関の「聞き分けの良さ」です。もちろん住民や利用者の意見を聞いて施策に反映させる仕組みはまだ不十分なのですが、最近の公務員の仕事ぶりには、目前の意見に従うあまり、他への影響を考慮しない安易さやそもそもの本質を見失っている見識のなさが散見されると感じております。時に住民の意見に対してスペシャリストとして「意見」する事も必要だと思うのですが、国も地方自治体も成果主義的になってきているから、そんな気骨ある職員はリスクが高すぎていなくなるのかなぁ…と。このあたり、公共図書館における貸出至上、統計至上の体質が益々改善されないことにも通じている気がします。
投稿: tohru | 2006/03/12 11:00
↑(訂正)G.C.Wさん→G.C.W.さん
…他人様のお名前を打ち間違えるなんて失礼千万、申し訳ありませんでした…
投稿: tohru | 2006/03/12 11:13
>>tohruさん
コメントありがとうございます.ハンドルの打ち間違いはお気遣い無く.実は本名も年がら年中間違えられてますので,それほど気にしてません(^^;).
今回の件は,行政評価局が要請をする相手を間違えているような気がするんですよね.本当は,大学図書館の日曜開館への希望が出るほど,希望を出した住民が住んでいる地域の公共図書館がヘボである(少なくとも相互利用の窓口として機能していない),という「意味」を行政評価局が引き出さなきゃいけないんじゃないかと思います.それを額面どおりに受け止めて,大学図書館に日曜開館の要請をした,と.
この話,考えていくと結構盛りだくさんな内容なので,あとで新たにエントリー立てようかと考えてますが,ひとつ言えるのは,公共図書館-大学図書館,または市町村立図書館-都道府県立図書館-大学図書館の役割分担とネットワークという発想が,図書館業界の枠から出られずに,いかに他者に知られていないか,ということをはからずも今回の要請は露呈したんじゃないかな,ということですね.
投稿: G.C.W. | 2006/03/12 22:18