日常(2006年3月26日)
休日.やっぱり朝寝坊する(-_-;).朝食を摂り,まずはクルマを駆って駅前へ.先日出席した謝恩会で撮影した写真の焼き増しを頼む.駐車場で頭を廻らせて考えた挙句,クルマを福島市に廻して福島県立美術館へ.今日が最終日の「名取洋之助と日本工房」展を見に行く.このあたりは以前読んだ『撃ちてし止まむ』(難波功士著/講談社選書メチエ146/講談社/1998年12月初版)や『言論統制』(佐藤克己著/中公新書1759/中央公論新社/2004年8月初版)で知っていたが,改めてその作品のクオリティの高さに驚く.「思想無き実践」のひとつの到達点を見ることが出来る.展示されていた作品が雄弁に語っていたとは言え,もう少し展示の説明で戦争協力を云々した方がよかったかもしれない.とは言え,「国民の義務」と「権力の恐怖」の前には,下手な「思想」を打ち出した日には命が無いのも確かである.ウチの業界も似たようなところはあるか(^^;).
それにしても,土門拳は,ほとんど最初から「土門拳」なのであった(^^;).
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