マーラー/交響曲第10番
マーラー/交響曲第10番嬰ヘ長調(デリック・クックによる演奏会用版)@リッカルド・シャイー/ベルリン放送交響楽団(デッカ:475 6686)
1986年10月の録音.マーラーの第10番が名実共に,自然なコンサート・レパートリーとなったのはシャイーのこの録音あたりからじゃないかと思う.特別なモノを演奏している,という身構えた力みのようなものが,この録音からは感じ取れない.既に歴史のページと化した作品を,ごく普通に演奏しているという体なのだ.実にシャイーらしい,ベルベットのパフォーマンスである.
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