Bookバトン
doraさんのところから拾ってきました(^^;).マンガ不可だそうなので,何だか回答がカタイぞ(*_*).
■持っている本の冊数
真面目な話,見当がつかないです.500冊はまず下らないと思うんだけど・・・・・・・・・.
■今読みかけの本 or 読もうと思っている本
読みかけの本は,『ローマ帝国衰亡史』(筑摩書房/文庫版に非ず),『足利学校』(毎日新聞社),『神道入門』(平凡社),『シュメル』(中央公論新社),『図書館の政治学』(青弓社),『専門性と公共知』(東京大学出版会),『読む力は生きる力』(岩波書店),『歴史学入門』(岩波書店),『地域と図書館』(慧文社).これから読もうと思っているのは,取り敢えず『図書館戦争』(メディアワークス).他多数(^^;).
■最後に買った本(既読、未読問わず)
びぼーろく(おかいもの)参照.
■特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊(まで)
順不同に5冊.
『自省録』(マルクス・アウレリウス・アントニヌス著/神谷美恵子訳/岩波文庫)
この本の書評が,今は廃刊になったある雑誌に掲載されたことがあるんですよ(^^;).僕の迷ってばかりの人生を支えている本です.
『太陽の讃歌』(アルベール・カミュ著/高畠正明訳/新潮文庫)
読んだのは高校生の頃だったと思います.新潮文庫のカミュは,今は『異邦人』の装丁が違うけど,あの頃は全部シルバーのカバーに統一されたデザインで,タイトルのみ色違いで印刷されていた素晴しくカッコいいモノでした(^^;).
『マーラー』(マルク・ヴィニャル著/海老沢敏訳/白水社)
こーゆう本を中学生のときに市立図書館から借りて読み,マーラーの戦闘的な人生に憧れたものです.実際には似ても似つかぬ人生送ってますが(>_<).
『私のレコード談話室』(柴田南雄著/朝日新聞社)
この本こそ,僕を現在のヤクザなクラシックおたく道に引きずり込んだ張本であります(^^;).中学生のときに市立図書館から借りて読んだもので,数年前に神保町の古賀書店で入手したときは,うれしかったですね.
『三国志演義』(羅貫中著/立間祥介訳/平凡社中国古典文学大系→徳間文庫)
これも最初は中学生のとき,市立図書館で借りて読んだ本.あの頃は電算化されていなかったので,貸し出されると本の裏表紙に貼ってある紙に返却日付の印を押してくれるのですが,僕が借りる本は僕以外に借りられている形跡が見当たらないものばかりでしたね(^^;).だから「貸出至上主義」が内包するコマーシャルベースな考え方には疑念がついてまわるんですが,という話はともかく.
『三国志演義』が現在のように人口に膾炙するようになったのは,恐らく学生の頃にやっていた,徳間文庫のカバーにもなっている川本喜八郎の人形を用いたNHKの人形劇からじゃないかと思うのですが.そういえば于禁が女性だった(!)というトンデモなアニメを覚えていますが,あれも大学行ってた頃の話です.僕が市立図書館から『三国志演義』借りていた頃は,周囲に諸葛亮の話をしても通じませんでしたから.それが今や,ウチの長女でも「仲達の首は360度回ったんだって」なんて話を知っているのですから,時代は変わりました(sigh).
番外でもう1冊『職業としての政治』(マックス・ヴェーバー著/脇圭平訳/岩波文庫)を.図書館業界を考える際の「座右の1冊」です.
■次にまわす人5人
何だかここまで書くだけで疲れちゃって,次に回す方を思いつきません.気がついた方,お持ち帰り下さい.
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
やはり、マンガ不可はカタかった・・・ですね。
(^^;)
投稿: dora | 2006/02/23 05:47
>>doraさん
まあ,元来根が真面目なもので(^^;).
投稿: G.C.W. | 2006/02/23 22:13