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2006/02/17

「みんなの図書館」2006年3月号

 「みんなの図書館」2006年3月号(No.347)届く.特集は「不安定雇用職員の現場と図問研」一読して「自分で自分の首を締めているんじゃないか」と感じる.公共図書館がアルバイトでも運営できると思われている(17頁)のは,図問研が未だに旗を降ろそうとしない,技術職としての図書館司書の軽視につながる「貸出至上主義」が業界に蔓延したのも理由のひとつだ,という視点が完全に欠落している.疑うそぶりすらここには無い.「思想無き実践」「批評無き実践」の末期症状なのかしらん.

 そう言えば前川恒雄が新版『図書館の発見』で,前川の主張に異を唱える意見に対して「貸出し,レファレンス,文化活動はバラバラに並存しており,図書館運営は固定して動かないものと考えていて」(新版『図書館の発見』42頁)と論難している.しかし,僕の見るところ,むしろ公共図書館の業務が「バラバラに並存」する状況にお墨付きを与えているのが他ならぬ前川とその学統を継ぐと称する連中が唱えている「貸出至上主義」だろうし,技術職としての図書館司書を連中が軽視してきたツケが,ここへきて雇用の問題として噴出してきているのではないのかな.

 しかし,「『図書館の仕事はつまらない』『面白くなかった』と絶望した者もいます」(16頁)って言うけど,「仕事」に限らず経験とは本質的に「つまらない」ものの積み重ねでしょう(^^;).それにイマドキの公共図書館で地道に装備や受入をやっているところがそんなにあるとも思えないので,いったい「絶望した者」たちは,公共図書館の何をそんなに「つまらない」と絶望したのか,案外そこを知りたい読者が結構多いんじゃないかと.

 ところで,今号所収の尾上日出丸「図問研の会勢と今後の展望」(20-27頁)の小見出しにあって吃驚したのだが,図問研会員の平均年齢は「50.8歳」なんだそうだ.それに対して「組織,団体に所属したくない,プライベートの時間を大切にしたいといった若い世代の意識の変化」(21頁)に一因を求めるようではダメだろう.「図問研自体の魅力の低下」(21頁)と言うより,図問研の「図問研らしさ」(23頁)故にこそ入会しない/退会する人々の意見を聞くだけの度量が,今の図問研に絶望的なまでに欠けていることが問題なんですよ.

 ときに,今号の巻末に,「日野市立図書館40年の取組みと窓口委託問題を考える」集会報告ライブラリーフレンズ日野のサイトから転載されている.その末尾,「代表から最後にひとこと」にて「過去の栄光にすがっているようでは終わりだねというようなことを言われたが,そうではないと思う」(74頁)とある,これはひょっとして【愚智提衡而立治之至也: 『市民の図書館』の寿命】にて僕が


「正直なところ,「伝説の日野市立図書館」や「前川恒雄」が持ち出されること自体,「全国の現在の「市民の図書館」のさきがけとなりました」日野市立図書館の実践から始まった『市民の図書館』の寿命が尽きかけている証左なんじゃないか,とさえ思えます.すがれるところはそこだけなのか,と.」
と書いたことを指しているんだろうか.過去に誇りを持つことは構わないけど,その誇りが世の中の変化に棹差すことを潔しとしない頑迷さに結びつかないことを期待したい.

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コメント

>「仕事」に限らず経験とは本質的に「つまらない」ものの積み重ねでしょう
うーむ,至言なり

つまらないことしかしていないからつまらないのですね。

つまらない あ~つまらない つまらない
なんかえ~こと ないかいな

>>巌本康治 さん

 自分で探してください(^^;).

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