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ココログ


ほし2

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2006年2月の記事

2006/02/28

APSARAS/アプサラス

APSARAS@アプサラス(エピックソニー:ESBC1368)

 このCDは,実はよくわからんのですよ(^^;).学生時代に友人のひとりが初出CDを持っていて聴かせてくれたもの.別の友人がこれを聴いて「これはレゲエのリズムですね」と指摘してくれたのですが,とにかくリズムが難しい曲ばかり.でも,ヴォーカルの入っている曲はともかく,インストの2曲(1曲目と5曲目)が実に素敵で,忘れられずにいたところエピックソニーの「BEATFILE」という廉価盤シリーズで復刻されていたのをたまたま見つけて購入したのも,もう10年以上前の話.

 もし何処かでこのCDを見つけることがあったら,是非お買い求めを.そして1曲目〈APSARAS〉を聴いてみてください.絶対に損はさせませんから(^^;).

日常(2006年2月28日)

 仕事.公式サイト改装のための情報収集と,年度末反省報告作成のための準備.

 【東京の図書館をもっとよくする会: [資料紹介]都立図書館改革推進会議による都立図書館大改造計画に対する見解】経由で東京都庁職員労働組合日比谷分会などが出した【都立図書館改革推進会議による都立図書館大改造計画に対する見解】を見つける.内容はともかく,タイトルの「都立図書館大改造計画」ってのはいただけない.仲間内で流通させるだけならまだしも,外部に発表する正式な文書なら相手のそれも正式な文書名をきちんと引用するのが筋.それに発表した組織の名前が「都庁職教育庁支部」などとなっているが,栄光の時代はいざ知らず,「都庁職」という略語から「東京都庁職員労働組合」という正式名称を思い浮かべることの出来る読者がいまどき,どれほどいると思っているのか.あなたがたがプライドを発揮すべきところは,もっと他にあるはずだよ(^^;).
 ついでに言えば,この見解のpdfファイルへのリンクが間違っているよ.正しくは http://www.geocities.jp/hibiya_bunkai/kai_ken.pdf ←こちらにアクセスすべし.

 明日は雪だって!

「役に立つ公共図書館」が排除するもの

 はじめにお断りしておきます.当blogの【図書館】カテゴリーは,単独のエントリーごとになるべく完結するように書いてはいますし,続き物についてはリンクやトラックバックを利用して出来る限り関連をわかりやすく整理するように努力しています.しかし,以前に書いたエントリーからの積み重ねを前提に端折って書いているところもありますので,【図書館】カテゴリーにあるエントリーを俎上に載せてご議論いただくときは,出来れば俎上に載っているエントリー以前のエントリーも,背景として参照してもらえるとありがたいです.

 で,【愚智提衡而立治之至也: 「役に立つ公共図書館」の呪縛】についてdoraさんが【DORAの図書館日報: キーワードは「発見」】を書いてくださったところに付いたnora-takaさんのコメントなんですが.
 そういう読まれ方をするのは,ちょいと心外だったりします(^^;).

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2006/02/27

non title

 いろいろありすぎて,生きるのが辛くなった方に一読を勧めるサイト↓

現実にある出来事!遺品処理,少子化,独居老人,孤独死,ゴミ屋敷,あなたなら?
http://www.at-at.jp/

もう少しがんばろう,という気になれると思います.が,くれぐれも食事時には読まないこと.

ストラヴィンスキー/春の祭典

ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」@サイモン・ラトル/バーミンガム市交響楽団(EMI:CE25-5780)

 とある試験の練習問題に楽譜が3小節掲載されていて「これは有名なバレエ曲の冒頭である.この曲名,作曲者名とこの部分を演奏している楽器を答えなさい」ときた.持ち込んだひとが歌ってくれたんだけど,どうにも思い出せない.『音楽テーマ事典』『最新名曲解説全集』を引っ張り出して「有名なバレエ曲」を片っ端から当たる.有名なバレエ曲を書いた,と言われて真っ先に思い出すのがチャイコフスキー.それからドリーブやアダンを探すも手がかり無し.よく見ると楽譜が変拍子(4/4→3/4→4/4)なので,近代かしらんと思ってプロコフィエフの「ロミオとジュリエット」「シンデレラ」も見てみたけど違う.
 ・・・・・・・・・ストラヴィンスキーを誰かが思い出したのは,考え出してから随分経ってからでした(-_-;).「春の祭典」がバレエ音楽だったことを,僕はすっかり忘れてましたよ.

 この話,そもそも,もう少し冷静に旋律の音名を紙に書き出すところから始めれば『音楽テーマ事典』で曲名までは辿り着いたはずです(sigh).まだまだ修行が足りませんね.

日常(2006年2月27日)

 仕事.朝からがっかりくる一報.「どちらも出たくない,って言ったら怒られますよね(^^;)」仕方無いけど,やっぱりイヤ.本業は相互利用とサイト更新をボチボチ.

 読売新聞【過剰な個人情報隠し…「匿名社会」座談会(上)】読売の【異議あり! 匿名社会】というキャンペーン記事を見るたびに,何かしら違和感がつきまとうのは何故だろう.恐らく,誰が「過剰」を招いているのかに対するツッコミの甘さから来るのかな.恣意的な個人情報の利用に,メディア(特に出版社系週刊誌)が果たしてきた役割は大きいと思うのに,読売は自らも含めてメディアの責任を棚上げしているんじゃないか.

 神奈川新聞【生田緑地の設備が老朽化、整備の道険しく/川崎】メモ.

 産経新聞【孤独な介護、壊れる心 心中・自殺相次ぐ 支援制度に遅れ、充実急務


「日本では介護保険導入後も「身内が面倒をみるのが当たり前」という風潮が残り、介護者を支援する制度が充実していないのが実情だ。」
他ならぬ産経新聞がそれを言うか!

2006/02/26

日常(2006年2月26日)

 休日.ちと早起きして掃除洗濯.ようやくガスレンジ磨きに着手し,無事終了(^^;).まったく,何時までかかっているのやら.しかも今日は朝から雨だと言うのに.それから外出して昼飯はラーメン.そして4箇所回ってショッピング,と言っても生活必需品と食料の調達ですが.

 東京新聞【沼田城 再建構想が再浮上 観光協会がアンケート】土岐氏二万石の城を再建するならともかく,真田氏三万石(信州上田と一緒で九万五千石の時代もあったが)の五層天守閣を再建しようと言うのはちょっとどうですかね.

 岩手日報【公募も買い手ゼロ 花巻市活性化用地】そこで図書館ですよ(^^;).花巻市立花巻図書館は既に宮沢賢治資料など所蔵しているようですから,「宮沢賢治記念花巻図書館」とか何とか名前を付けて,新花巻の宮沢賢治記念館と回遊できるようにすればいいじゃないですか.今は猫も杓子も「ビジネス支援」だけど,「趣味の図書館」「文化の図書館」でも魅力的なものが出来る土壌があれば,それを推し進めても一向に構わないでしょう.

 河北新報【仙台・メロンパン移動販売 元会員5人が組合提訴】メモ.

「役に立つ公共図書館」の呪縛

 「図書館の学校」2006年2月/3月号(No.69)のトピックは「追跡! “変わる”図書館」.昨年の11月に行われた公開討論会の模様がダイジェスト(?)で収録されている.この討論会,「貸出至上主義」な連中からは大ブーイングが起きること請け合いの内容なのでぜひご一読を.僕は,至極当たり前のことを言っているだけだと思いますがね.

 しかし人選が不満(^^;).ここに日本図書館研究会読書調査研究グループのひととか,先だって「関東の図書館人の沈黙は異常だ」書いたひととか連れて来ればよかったのに.どちらも,相手の土俵には絶対に載らずに嫌味ばっかり言い合っているだけだから,ちっとも議論が成立しないし,まして噛み合うことも無い.そんなことばかりやっている内に,この業界は「手遅れ」(2頁)になってしまっているわけだ.

 それにしても,一部の発言者の志向が「役に立つ」へ「役に立つ」へ向かっているのが,ちと気になる.役に立たなきゃいらない,と言うのなら,そりゃ小泉純一郎が進めている「改革」とやらと発想が同じだってば(-_-;).しかも,それは「貸出至上主義」と同じレベルで発想が同じってことですよ.糸賀教授の発言を読んでいると,このひとが言う「ビジネス支援」は「貸出至上主義」と,「役に立つ公共図書館」という点で同一の地平に立つものでしかないような気がするし,それは容易にファッショに転化するものであることは既に僕が指摘済み

 で,あちらもこちらもひっくるめて業界にしっかりと根付いている「図書館原理主義」を,どのように解体し新しい図書館業界の地平を獲得するか,ってのが僕の永遠のテーマ(また,大きく出ましたね)だったりするのだが,さて.

ショスタコーヴィチ/交響曲第10番

ショスタコーヴィチ/交響曲第10番ホ短調作品93@ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィル(DG:00289 477 5909)

 DGのThe Originalsでの復刻.独裁者,独裁者の肖像を振る(^^;).冗談はともかく,カラヤンは1966年と1981年の2度,第10番を録音した以外にはショスタコーヴィチの正規録音を残さなかったが,この1981年録音の第10番は,ショスタコーヴィチ録音史に残る桁外れの名演だろう.カラヤンがショスタコーヴィチを理解していたかどうか,なんてことは問題にならないくらい,この演奏は「内面」というものを拒否し,ひたすら外側にある「音楽」を表現することによって名演足りえている稀有の例なんじゃないか.

2006/02/25

日常(2006年2月25日)

 休日.たっぷり10時間寝て起床(^^;).午前中はクルマにご飯を食べさせお風呂に入れている間に定期通院.多少努力したおかげで,少しは数値が改善されたか.そのまま昼飯を食べに行き,さらにウィンドウショッピングのつもりが,やっぱりCDを買い込んでしまう(-_-;).来月からはしばらく買わないぞ,とここにも書いておく.

鉄道バトン

 doraさんのところから強奪してきたものです.自称「鉄っちゃん初心者25年目」としては,答えなくちゃいけないんだろうな,と思いつつ.

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ハチャトゥリアン/交響曲第2番

ハチャトゥリアン/交響曲第2番@アラム・ハチャトゥリアン/ヴィーン・フィル(デッカ:448 252-2)

 うっかりレコード屋に行ったのが運のツキで購入してしまったCD(2枚組).もともとお目当てはカップリングのヴァイオリン協奏曲(ルッジェーロ・リッチのヴァイオリン,アナトール・フィストラーリ/ロンドン・フィル)で,もちろnそれも面白い演奏だったのだが,交響曲第2番を聴いて音質が劇的に改善されているのにビックリ(*_*).もともとこの録音は,LP時代から音が悪く(某県立図書館に何故かあった白レーベル盤は盤面の擦り切れもあって,それはそれはヒドイ音質だった)僕の持っているデッカの425 619-2というCDも,同時期の「リング」やモントゥのベートーヴェンと同じ会社とは思えない,くぐもった感じでビリつきのヒドイ音質なもの.それがここまでクリアに生々しく改善されるとは.強音のビリつきは完全に解消されたわけではないけど,425 619-2を持っているひとは聴き比べてみるのも一興かと.
 演奏は,いろいろな作曲家が残している自作自演中のピカイチ.


2006/02/24

「専門性」じゃなくて「専門職」!

 「図書館雑誌」2月号は特集「専門性の確立と評価に向けた職員養成の現在」ここでは時が止まっているかのようだ.正直,日本図書館協会中堅職員ステップアップ研修について,発足当初より公共図書館員向けしか準備できなかったことを「必然」(87頁)と言い切るセンスには付いて行けぬ.

 現在の業界の惨状は「技術軽視」に原因の過半があると密かに僕は考えていて,図書館司書が専門職として社会に認知されることを目指すのであれば,新版『図書館の発見』105頁以下に典型が見られる人治主義じゃ徹底的に駄目だろうと思っている.それに僕の見るところ,貸出至上主義者の唱える「貸出」に必要なスキルは,街中のブティックの店員に必要なそれにも及ばないんじゃないか.

 ところで,最近知った【ほどよい司書の日記】ここ,なかなか面白いことが書いてあるんだけど,ちと気になる一文をこちらで発見(^^;).


貸出至上主義とかなんとか、ありもしない主義の問題ではない。
ふむ,既に『市民の図書館』という正典を擁している上に(正典であることは日図協の現理事長が認めたことだ),このほど新版『図書館の発見』というある意味強烈な預言書が出現した貸出至上主義を「ありもしない」と切って捨てる,その根拠が是非知りたい.教えてくださいm(_)m

市民の図書館
市民の図書館
posted with 簡単リンクくん at 2006. 2.24
日本図書館協会編
日本図書館協会 (1980)
通常2-3日以内に発送します。

日常(2006年2月24日)

 仕事.午前中,たくさんの捺印をして案を提出する.何だか,恩を着せられたな(^^;).午後は業者から講師を呼んで,換装したシステムによる蔵書点検の事前研修.季節モノなので,この時分は同じような問い合わせが殺到する由.館内は9to5でトリノ五輪の女子フィギュアスケートシングルの話題が沸騰.今朝は5時起きでライヴを見ていた僕も,かれこれ20年くらいは女子フィギュアを見て来たので,金メダルには感慨深いものが(sigh).

 バトンをひとつ,強奪してきてあるけど,今日は眠くてもうダメ(-_-;).早く寝ます(-_-Zzzz.

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18@セルゲイ・ラフマニノフ&レオポルド・ストコフスキー/フィラデルフィア管弦楽団(BMG:BVCC-5115)

 毎日新聞【悔しさにじませながら達成感も 4位の村主 -トリノ冬季五輪2006】今日はこれっきゃない(^o^)/.今日は朝から頭の中でこの曲がわんわん鳴り響いて止まないんですよ.フィギュアスケートに詳しい知人が「村主は以前の採点方式なら間違いなくメダル獲れたのに!」と残念がってました.河北新報【荒川、逆転「金」 フィギュア女子 日本、初メダル荒川静香さんの金メダルは勿論! 快挙!! で賞賛おくあたわざるところですが,大健闘の村主章枝さんにも万雷の拍手を贈ろうじゃないですか!

 しかし,みなさん公式サイトがあるんですね~(^^;).びっくり.

2006/02/23

日常(2006年2月23日)

 仕事.何とか案を上げて,清書に回す.ウチは何故か,未だに案を手書きで出さなければいけないことになっていて,部下に過重な負担がかかる.こんなもん,exelでデータ作ってササッと出せばいいんじゃねーか(-_-;).
 午後は耐震補強工事の調査やら,提出書類に添付する目録作りやら.

 東京新聞【鹿島鉄道 廃止届、来月提出へ 自治体支援なければ廃線も】地方鉄道は,いよいよ絶滅危惧種か.地方からの人口流出が止まらないからには,沿線に観光地の無い地方鉄道はいよいよ厳しい時代になっていくのだろうな.

 東京新聞【大垣城天守閣再建を 市民検討委、市長に整備構想案提出】メモ.

マーラー/交響曲第1番

マーラー/交響曲第1番ニ長調@キリル・コンドラシン/北ドイツ放送交響楽団(EMI:5 62856 2)

 1981年7月3日,アムステルダムのコンセルトヘボウでのライヴ.ご存知,コンドラシン最後の演奏の記録(ToT).この日は常任指揮者のテンシュテットが急病で演奏会をキャンセルし,急遽呼ばれたコンドラシンが(僕の記憶に間違いが無ければ)リハーサル無しで本番に臨み,この火を噴くような名演を残した.ライヴだから当然,瑕疵はあるが実際にホールに行って聴いている気になれば,どうということもあるまい.
 僕は滅多なことでは海賊盤に手を出さないことにしているが,この録音の海賊盤(CINCIN:CCCD1022,北ドイツ放送響の自主制作LPからのダビングらしい)は随分前に偶然,何処かのレコード屋で見かけて購入した.今聴くと海賊盤の方が,EMIの正規盤より音がいいのは,デジタル・リマスターの失敗か(-_-;).正規盤は高音のヌケが悪い.海賊盤には終演後の大喝采がそのまま残されているが,正規盤CDには収録されていないのが残念.

 この日の晩,コンドラシンは定宿のホテルで心臓発作のため急逝する.

2006/02/22

ベートーヴェン/交響曲第3番

ベートーヴェン/交響曲第3番変ホ長調作品55〈英雄〉@カルロ・マリア・ジュリーニ/ミラノ・スカラ座フィル(SONY:SICC235)

 聴く者の肺腑をえぐるようなゴリゴリと押してくる演奏ではなく,晩年のジュリーニらしい,スケールは大きく,しかし音楽を慈しむような演奏である.何となく神々しい「彼岸の音楽」という印象を受ける.

色バトン

 某SNSで回ってきたので,こちらにも転記.Q5のみ,こちら用に新規にお答え(^^;).

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日常(2006年2月22日)

 仕事.案とNACSIS-CATと情報提供blogと,錯綜させながら.おかげで勤務先の机の上は文書と原稿ばかりで何がどこにあるんだかわからなくなっている有様(-_-;).

 静岡新聞【市立図書館に指定管理者 静岡市教委導入方針】この記事で凄いなあ,と思ったのは,実は以下のあたり.


同協議会の平野雅彦会長は「静岡市の図書館は、蔵書数や貸し出し冊数などの指標を見ても全国でトップレベル。民間業者に維持できるとは思えない」とし、この日で終了予定だった本年度の協議会を継続開催し、さらに詳しい説明を求めることを決めた。
冒頭に出て来る「同協議会」とは図書館協議会のことだけど,これがお役所仕事の追認機関ではなくきちんとした市民からの主張と意見交換の場になっている図書館は,それほど多くはないと漏れ聞くのですよ.堺市の反対運動の如き,端にも棒にもかからない業界の論理で塗り固められた民業蔑視ではない,それなりの反論が静岡市では議論されることを期待してます.

Bookバトン

 doraさんのところから拾ってきました(^^;).マンガ不可だそうなので,何だか回答がカタイぞ(*_*).

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2006/02/21

日常(2006年2月21日)

 仕事.午前中,ようやく案の腹案を作成してエライひとのところに持って行き,縷々説明したら「これほど大変だとは思わなかった」と納得してもらえる(^^;).彼のひとから別のエライひとに折衝してもらい,結局ひとつを除いて金額の大きな支出のうち幾つかを引き取ってもらうことになる.これで資料購入費を幾許かは確保できる(sigh).
 午後はNACSIS-CATの所蔵修正をコツコツ.

 懸案がひとつ片付き,カーリングも負けてしまったので,ボチボチまた森有礼の話の続きを書きます.なかなか銀座の話にたどりつかなくて申し訳ないm(_)m

 しばらく記録してなかった〈本日の購入物件〉は,ここじゃなくてはてなでやることにしました.あちらはメモあるいはクリップの類で,批評は引き続きこちらでやります.

森有礼,銀座煉瓦街に図書館を開く?に至る前史(その2)

 (承前

 森有礼はUSAでチャールズ・ランマン(Charles Lanman,1819-1895)という人物を1871(明治4)年9月から1972年8月までその秘書として雇う.このランマンは,先に挙げた小倉親雄「森有礼の文政と図書館」(「ノートルダム女子大学研究紀要」15,1985)に拠れば「連邦政府の内務部(Interior Department)ならびに米下院(House of Representative)図書館の館長経験者で(中略)1864年の末,議院図書館長(Librarian of Congress)のスティーヴンソン(John G. Stephenson,1828-1883)の勇退に伴う後任館長の選考に際しては(中略)有力候補として,強力な推挙を受けている(後略)(24頁)(注1)人物である.

 森はランマンに『Life and Resources in America』という本を執筆させ,その緒言を書き全編を監修した.森は『Life and Resources in America』を日本語に訳して出版する腹積もりだったらしいが,それは果たされず,日本からUSAへの留学生の間で原著が読まれるに留まったらしい.その一章「Educational Life and Institution」でランマンは公立小学校制度を解説する中で学校図書館(School Libraries)に言及しているという(注2).さらにUSAの教育制度を説明する中では大学図書館,また女子教育や婦人専用の図書館・文庫類についても触れ,女性の教育業務への進出例として図書館司書への採用が取り上げられている由.

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ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第1番

ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第1番ハ長調作品15@アルトゥーロ・ベネディッティ・ミケランジェリ&カルロ・マリア・ジュリーニ/ヴィーン交響楽団(DG:449 757-2)

 これは懐かしい録音.LP初出の際(1980年頃),FM東京(と昔は表記した)で柴田南雄がDJ(?)やっていたクラシック番組でかかったのをエアチェックして以来,そのテープを愛聴していた名演である.ミケランジェリの軽いピアノ(軽すぎてウチのカミさんはミケランジェリがダメ)が第1番に相応しい軽やかさで縦横に駆け巡り(^^;),それをジュリーニが堂々と迎え撃つ.

2006/02/20

日常(2006年2月20日)

 仕事.朝からNTTの工事(Bフレッツ)が入り1時間遅く出勤.ハイパーファミリータイプに移行.今日から春季休業につき,学生来館少なし.某教員から見計らい本1セット回ってくる.高価(-_-;)なので年度末に返却予定.
 国立情報学研究所から平成17年度第1回書誌レコード調整の通知.ある本の書誌付け替えの理由が判然とせず,質問メール出す.他の書誌調整は淡々と.昨年換装したシステムでは,NIIの書誌番号で該当するローカルデータを探すのが,ちと面倒である(-_-;).カネの話は明日,エライひとと相談することに

 うーん,すごいぞカーリング!! 毎日新聞【日本、イタリア戦に土壇場で逆転-トリノ冬季五輪カーリング】すっかり,にわかカーリングファンになってしまいました.もう1戦,がんばれ!

MIC-A-HOLIC@AI

MIC-A-HOLIC@AI(ユニバーサル:UPCI-1024)

 昨年末に一家4人でカラオケ行ったとき,長女に「失恋の歌ばかり歌うのは止めましょう.それならアニソンや特撮ソング歌ってた方がマシだよ」と言われて(>_<),さすがに反省.で,たまたま去年の暮れにラーメン屋で聴いた歌が素敵だったので探していたら〈Story〉だったという次第.
 でも,女性ボーカル好みは相変わらず(^^;).これも長女には「聴きづらいから止めるように」ダメ出しされているのよね.八神純子渡辺美里はもう無理でも,AIなら何とかならんかな.

2006/02/19

日常(2006年2月19日)

 休日.何とか起床して掃除選択.昨晩に引き続き,Office2003とホームページビルダー10をインストールして,ようやくパソコンの体裁を整える.昼は近所のラーメン屋でワンタンメン.ワンタン食べるの下手でイヤ(-_-;).それから近所のスーパーで食料調達.あとは昨日今日で出たゴミの整頓やらオリンピックやら.

 う~ん,昨晩はインストールだオリンピックだで3時まで起きていたためか,腹具合がいまひとつ.オリンピックのカーリングに夢中なので,今日も早く眠れるかどうか(>_<).

マーラー/交響曲第4番

マーラー/交響曲第4番ト長調@クラウス・テンシュテット/ロンドン・フィルハーモニック(EMI:7 64471 2)

 今日は何でもカミさんと長女が山陰フィルJASRAC主催コンサートに行ってきたそうで,メインの曲目がこれ.僕は中学2年で既にマーラーの1番と6番をLPで体験済みだったけど,事前準備無く生でいきなりマーラーの,しかも最もおとなしい(!)4番を聴かされたのでは,長女も大変だったであろう(^^;).電話で様子を尋ねたら開口一番「つまらなかった」ときたもんだ.カミさんはそれでも心得があるものだから「大太鼓を撥二本でロールするのは初めて見た」なんて.長女は併演の長沢勝俊/三味線協奏曲(僕は未聴)の方が面白かった由.
 ところで,JASRACってば こんな見解を出しているのね.ふーん.

2006/02/18

日常(2006年2月18日)

 休日.朝は寝坊してしまい,気がついたら10時回っている(-_-;).寝ぼけた頭でパソコン立ち上げたらクラッシュ! 何とか立ち上げなおすことは出来たけど,2000年のクリスマスに買ったwindows Meパソコン,これはもうダメだと,午後から某電器店へ行って安いXPパソコン本体をボーナス一括払いで購入.自宅に無いと仕事を持って帰れないから(>_<).少しでも節約しようと思ってディスプレイを古いので済まそうと思ったら,差込口が違うのでつなげない(ToT).あわてて20時過ぎにディスプレイを買いにクルマを走らせましたよ.で,当座必要なソフトをインストールして,ようやくblogへの投稿までこぎつけた次第.仕事でも使う,と言っておきながらまだOffice2003も未インストールなんですよ.ブラウザ(当然Sleipnirをダウンロード)のブックマークも,取り敢えず図書館系は【図書館へ行こう!】の手を借りて整理しましたが,その他はこれから徐々にやります.
 今日はもう寝ます

マーラー/交響曲第9番

マーラー/交響曲第9番ニ長調@ヤッシャ・ホーレンシュタイン/ロンドン交響楽団(BBC:BBCL4075-2)

 1966年9月15日のライヴ.トータル87分を越える,堂々たる演奏.両端楽章の壮大なスケールは,なまなかなことでは太刀打ちできない.
 この頃でも指揮はともかく,オケや観客は未だマーラーをよく知らなかったらしく,第3楽章のコーダではティンパニが早く飛び出してしまうし(最後の最後でようやく帳尻を合わせる),第1楽章と第3楽章の終わりで拍手が起こる.マーラー受容史の1ページとしても貴重な記録である.

2006/02/17

ブラームス/ピアノ・ソナタ第1番

ブラームス/ピアノ・ソナタ第1番ハ長調作品1@アナトール・ウゴルスキ(DG:449 182-2)

 この曲,派手に勢いよく第1楽章は始まるが,それが続かない(^^;).どんどん内向的に,沈潜していってしまう.ひとつ間違えると音楽が単調に陥りやすく,地味な音色で弾かれると聴いている方もどんどん滅入ってしまいそうだが,ウゴルスキの輝かしいピアノがそれを救っている.

日常(2006年2月17日)

 仕事.予算案と目録作成と.

 中日新聞【中部空港1年 モリコロもお祝い 高さ4メートルのフーお目見え関空神戸空港エターミナルに比べて,セントレアのサイトのオシャレでサービス心旺盛なことは認めちゃいます(^^;).これから勤務先のサイト再リニューアルを考えている当方も参考にしよう.セントレアフレンズの今後の展開も楽しみ.

 京都新聞【折田先生のオブジェ出現も壊される 京大吉田南キャンパス】折田先生像,とうとう新聞沙汰にまでなりましたか(^^;).いやはや,スゴイ.
 
 日刊スポーツ【小田急ロマンスカーの展望席発売を中止】うーん,仕方の無いことか.

 今日から主にCDでアマゾンのアフィリエイト・プログラム始めます.普段通販で利用しているCDショップが一向にアフィリエイト始めないので,アマゾンで始めちゃいますよ(^^;).

「みんなの図書館」2006年3月号

 「みんなの図書館」2006年3月号(No.347)届く.特集は「不安定雇用職員の現場と図問研」一読して「自分で自分の首を締めているんじゃないか」と感じる.公共図書館がアルバイトでも運営できると思われている(17頁)のは,図問研が未だに旗を降ろそうとしない,技術職としての図書館司書の軽視につながる「貸出至上主義」が業界に蔓延したのも理由のひとつだ,という視点が完全に欠落している.疑うそぶりすらここには無い.「思想無き実践」「批評無き実践」の末期症状なのかしらん.

 そう言えば前川恒雄が新版『図書館の発見』で,前川の主張に異を唱える意見に対して「貸出し,レファレンス,文化活動はバラバラに並存しており,図書館運営は固定して動かないものと考えていて」(新版『図書館の発見』42頁)と論難している.しかし,僕の見るところ,むしろ公共図書館の業務が「バラバラに並存」する状況にお墨付きを与えているのが他ならぬ前川とその学統を継ぐと称する連中が唱えている「貸出至上主義」だろうし,技術職としての図書館司書を連中が軽視してきたツケが,ここへきて雇用の問題として噴出してきているのではないのかな.

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「月刊社会教育」2005年11月号

 「月刊社会教育」2005年11月号(No.601)は,特集「市民とつくる図書館」.しばらく前に入手して読んでおきながら,論評をしばし後回しにしていたもの.何しろ,イマドキ「みんなの図書館」でさえ,ここまで大っぴらに図書館原理主義を炸裂させるような気恥ずかしい真似はしないものですから(^^;).

 巻頭,赤木かん子のコラム「すべての人々の知る権利を保障する」から,もうスゴイ.贔屓の引き倒しの見本みたような文章で,「ある意味ではすべての博物館,美術館などは図書館の分館なのである」(1頁)ときたもんだ.他の書き手も例えば,


「この生活要求の多様化にともなって,大量の情報が必要とされ,その情報を提供するメディアはテレビからインターネットまでいろいろあるが,そのいずれもが要求に応えきれず,その要求は図書館,主として市区町村立の公共図書館に向けられているのである.」

(「歴史性としての図書館と利用者の主体性」市村正法,13頁)


とまあ,こんな調子である.書き写すことさえ恥ずかしい.他メディアをここまで過小評価してもいいものか.

 さすがに山家篤夫「図書館の自由に関する宣言の50年」(6-12頁)はそこまで図書館原理主義を振り回してはいないものの,何故か非常に難解な文体で書かれているため少々とっつき難い.それだけ「図書館の自由」が実はわかりにくい概念(「図書館の自由」という言い回しからして何が何やら.参考:書物蔵(しょもつぐら) - 『図書館戦争』の感想)だと言うことなんですかね.

2006/02/16

マーラー/子供の不思議な角笛

マーラー/歌曲集「子供の不思議な角笛」@クラウス・テンシュテット/ロンドン・フィルハーモニック(EMI:TOCE-4078)

 賢弟は僕と音楽の趣味が違うのでクラシックは全然聴かないひとだが,あるときシノーポリが振った〈惨殺された鼓手(Revelge)〉を聴かせたら一言「悪趣味だ」.彼がテンシュテットの録音した〈惨殺された鼓手〉を聴いたら何と言うか(^^;).元々デフォルメのきつい曲だが,テンシュテットとベルント・ヴァイグルの作り出す表現は,いささか度を越している.クラシックは「オスマシ」だと思われている方は是非ご一聴を.

日常(2006年2月16日)

 仕事.予算案策定で頭の中は一杯(-_-;).ハナから「無い」ことを前提に予算案組んじゃおうか.まあ,ボチボチやります.

 毎日新聞【英建築家協会:伊東豊雄氏にメダル授与 日本人4人目せんだいメディアテークは一度訪問したことがあります(その際,ついでに「光のページェント」も拝んできましたが,素敵な想い出になりました).正直,公共図書館として見ると建築の使い勝手は悪そうです.「前川の子供たち」のような人々の評判も良くありません.しかし,ここは「公共図書館」と言う狭い枠を越えた思想があり,建築があり,サービスがあります.これに「前川の子供たち」が抵抗するのであれば,「貸出至上主義」というマテリアルの物神化を解体・再構築しなければ勝ち目は無いでしょうね.

2006/02/15

日常(2006年2月15日)

 仕事.昨日今日と体調不良でひとり休養中だけど,試験期間も終盤に入ってみんな黙々と机に向かって勉学に励んでおられるため,あまりカウンター周りは忙しくない(^^;).目録作成を日がな一日.

 毎日新聞【テレビが消える日:/14 「買い替えるくらいなら見ない」 視聴者離れ恐れる放送局】【地デジ検討委:アナログ放送終了に「再検討」の意見】僕も,14インチから20インチ程度の地上波デジタル対応テレビが5万円くらいで買えるようにならない限りは,2011年のアナログ放送終了でテレビとサヨナラするでしょう.大画面には全くと言っていいほど惹かれるものがありませんし,ニュースはラジオとネットと新聞で充分だし,ドラマとヴァラエティは興味無いし.スポーツだけですね,テレビが必要なのは.

 日刊スポーツ【「成績悪い」と娘殴った父を逮捕


容疑者は区立図書館で主任を務めている。


やれやれ(-_-;).

グラズノフ/交響曲第5番

グラズノフ/交響曲第5番変ホ長調作品55@エウゲニ・ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル(アルトゥス:ALT064)

 チャイコフスキーの第1番に始まって,カリンニコフの第1番やラフマニノフの第2番に至る,帝政ロシア(?)に特徴的な(?),「懐かしい」雰囲気を醸し出す交響曲群の1曲.聴いていると何やら,体験もしなかった牧歌的な過去を振り返りたくなる(^^;).
 ムラヴィンスキーがまた,チャイコフスキー演奏などに聴かれるいつもの流儀を少々抑えて,実に綺麗な絃の音にグラズノフのロマンティックな感性を語らせている.

2006/02/14

日常(2006年2月14日)

 仕事.午後,目録作っていたらネットが落ちた(-_-;).自分の端末から自サーバが見えないのには参ったですよ.調べてもらったら,大元のサーバから図書館まで来るケーブルが一部断線していたとか.エライ迷惑_| ̄|○

 ところで,「前川の子供たち」による,新版『図書館の発見』の紹介をひとつ見つけました.「出版ニュース」2006年2月中旬号(2064号)の連載コラム「ブックストリート」欄で西河内靖泰氏が紹介してます(29頁).曰く


「著者たちは,本書で,図書館は何のためにあるのか,そのためにどのような仕事をしているのか,今日の図書館に発展してきた道筋を明らかにし,現在の図書館の問題とそれへの対処,これからの図書館の方向について考えていきたいとしている.この本に書かれていることはもっともで,中身を素直に受け止めてもらえれば,図書館の状況はもっと良くなるはずなのに.自治体の責任者にもっと読んでもらいたい.」
新版『図書館の発見』をどう読めば,このような紹介が出てくるのか,正直理解に苦しみます.同書に書いてあることを「もっとも」だと思えないのは,僕が同書を「素直に」読んでないからだとは,どうしても思えないですし,ましてや同書を自治体の責任者が読めば,公共図書館の状況が好転するとは考え難いのですが.希望と進化に燃える啓蒙書としての初版ならまだしも,です.
 それにしても,「今日の図書館に発展してきた道筋を明らかにし」って言われますが,馬場辰猪が立憲改進党という信じ難いミスを見過ごして「明らかにし」も無いもんです.やれやれ.

ショスタコーヴィチ/交響曲第5番

ショスタコーヴィチ/交響曲第5番ニ短調作品47@レオポルド・ストコフスキー/ニューヨーク・スタジアム交響楽団(エヴェレスト:EVC9030)

 毎日新聞【井上が3回転半で失敗も7位入賞果たす-トリノ冬季五輪2006】今日は日本のあちらこちらでこの曲の終楽章が流れていることでしょう(^^;).良き哉.
 日刊スポーツ【中国ペア中断も総立ちの拍手/フィギュア - 2006年トリノ五輪】こちらも凄い.

2006/02/13

日常(2006年2月13日)

 休日出勤の代休.午前中は先週行き損ねた定期通院.ラーメンの食べすぎを反省(>_<).午後は写真を引き取りに行き,ついでにある方に勧めた「四大元素」を探すも,行きつけのレコード屋が1箇所休みで用を成さず.

 新版『図書館の発見』への書評が徐々にblog界隈でも出て来てますね(^^;).やっぱりと言うべきか,いずれのblogでも読まれた方の評価は芳しくないようです.
 なお今のところ,関西系の公共図書館員による評価が見つからないので,見つけた方はお知らせください.以前,何処かの誰かがある論争について「関東の図書館人の沈黙は異常だ」とお書きになっていた記憶がありますが(こちら参照),この本について関西の業界はどう反応するか,すこぶる興味がありますので.まさか「異常」な対応はしないんでしょう?

図書館の発見
図書館の発見
posted with 簡単リンクくん at 2006. 2.13
石井 敦〔著〕 / 前川 恒雄〔著〕
日本放送出版協会 (1979)
この本は現在お取り扱いできません。

BHB1@ビッグホーンズビー

BHB1@ビッグホーンズビー(ソニー:SRCL2197)

 これも昨日の斉藤由貴同様,近所の新古書店閉店セールのサルヴェージもの.実はウチのカミさんが20年来の米米クラブのファンで,彼女へホワイトデーにでも贈り付けてやろうかとBHB1から3までをサルヴェージしてきた(^^;)(持ってないのは知っている).
 ファンキーで楽しい雰囲気がよい.

2006/02/12

日常(2006年2月12日)

 休日.磐越西線のSL運行を撮影しに会津若松往復.これまで5年続けて撮影しに行っているけど,これほどの悪天候は記憶に無い,というくらいの悪天候(-_-;).郡山と会津若松は晴れ間さえのぞいたのに,何故か猪苗代町と磐梯町は地吹雪ツアー並みな瞬間も.丘の上から望遠で撮ろうとしたらホワイトアウトしてしまったのにはガッカリ○| ̄|_.若松で白孔雀食堂のソースカツ丼(知ってるひとは知っている)食べて引き返し,帰りのSLを撮影しようと待ち構えていたら猛烈な強風になるも,何とか撮影に成功.さて,どんな仕上がりになりますやら.
 福島民報【県内:D51、磐西線を疾駆/郡山会津路号磐梯会津路号きょうまで運行

 その帰り,猪苗代から国道49号線が渋滞していたので川桁から関都へ旧街道を通って志田浜へ抜けたら,そこから中山峠越えが猛吹雪で視界がホワイトアウト(-_-;).ここで停車したら周囲に迷惑がかかるので,必死で先行車に着いて行く.以前,プリメーラに乗ってたときに圧雪状態の49号線をセカンドで延々走ったことはあったけど,今日ほどはコワくなかったぞ(>_<).

斉藤由貴/アージュ

斉藤由貴/アージュ(Pony Canyon:D29A1008)

 近所の新古書店が先月から閉店セールで,中古CD1枚263円で投売り中.先月末に資料的価値のありそうなものを何枚か買い込んで来てサルヴェージ(^^;).懐かしくて,ついつい繰り返し聴いちゃう(sigh).薬師丸ひろ子より斉藤由貴のほうが歌は好きでした.
 このアルバムで好きなのは,やっぱりこの歌.


無理じゃないよ 信じれば夢がかなう

“LUCKY DRAGON”(谷山浩子作詞)


しかし,曲のつくりやアレンジに時代を感じる.あからさまにシンセドラムだし(^^;).

2006/02/11

日常(2006年2月11日)

 休日.土曜日と祝日が重なると面白くない(-_-;).建国記念日もハッピーマンデーにしちゃおうよ(-o-)/.
 朝一番で白河までクルマを飛ばして,恒例のだるま市へ.小さなダルマばかり買ったらまけてくれなかった(^^;).仕方がないわ.それからクルマを返して磐越西線のSL撮影に出向くも,悪天候で挫折.明日は完全装備で行くぞ,と.

森有礼,銀座煉瓦街に図書館を開く?に至る前史

承前

 森有礼が小弁務使としてUSAに赴任したのは1870(明治3)年12月である.鮫島尚信などとともに神秘主義者トマス・レイク・ハリス(1823-1906)の下で学んだのち,慶應4年6月に帰国してからの森は,洋行帰りの新知識として明治新政府の官務に着く.そして「廃刀論」などに見られる,あからさまな欧化論を振り回し,顰蹙をかっていたことは『森有礼』(大塚孝明著/吉川弘文館)を初めとする森有礼研究が明らかにしているとおりである.

 結局,周囲に意見が受け入れられなかった森は辞表を出し,英学塾を起こして将来は教育家として立つことを考えていたようだが,新政府の外務省が組織を整備する流れの中で再び明治政府に起用され,USAに再度渡ることになる.

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ロッシーニ/〈どろぼうかささぎ〉序曲

ロッシーニ/歌劇〈どろぼうかささぎ〉序曲@ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィル(DG:POCG-90338)

 Torino 2006 - La prima giornata di Giochi A≫
 2006年トリノ五輪 : nikkansports.com

 開会式の録画放送を見ていたら,この曲がかかっていたので(^^;).本線は〈アイーダ〉の「凱旋行進曲」なんでしょうが,どうもヴェルディは相性が悪いようで,あの曲も安っぽくてイヤ.まだしもロッシーニの方が音楽を聴いている気になります.

2006/02/10

Great American Marches Ⅰ

Great American Marches Ⅰ/ジョン・フィリップ・スーザ@G.A.C.ホスキンズ大佐/ロイヤル・マリーンズ・バンド(EMI:7 64721 2)

 スーザの行進曲を集めたCDも幾つか持っているが,このロイヤル・マリーンズ・バンドの録音(これと,もう1枚)は演奏の質が平均して高い.「士官候補生」はいいけど「忠誠」はダメとか,「キング・コットン」はダメだけど「マンハッタン・ビーチ」は良しとか,演奏にバラツキがあるCDの方が多いから,このCDの平均点の高さはなかなか評価すべきところ.

日常(2006年2月10日)

 仕事如例.
 仕事を終えた後,去年近所に出来た旭川ラーメンの山頭火へ夕飯を食べに行く.醤油のチャーシューメン.なかなか(^^;).次は塩ラーメンにしてみよう.

 明日は白河のダルマ市と磐越西線のSL撮影をハシゴする予定.うーん,強行日程・・・・・・・・・(^^;).

2006/02/09

伊福部昭/日本狂詩曲

伊福部昭/日本狂詩曲@広上淳一/日本フィル(キング:KICC175)

 東京新聞【ゴジラ作曲 伊福部昭氏 死去


独学のために国内で認められるのが遅く、十二音技法が広がった戦後は「古い」とされた時期もあったが、九〇年代後半には伊福部作品を見直す動きが起こり、コンサートやCDの発売が相次いだ。
未だに伊福部の音楽を認めない音楽評論家もいるようだが,音楽は様式論や精神論でのみ聴かれるのではない.ましてや西洋の前衛的手法が使われていれば褒める,使っていなければ貶すのでは,その程度の認識で務まる音楽評論家は必要あるまい.
 広上の指揮は,動的でメリハリの効いた表情豊かなもの.

日常(2006年2月9日)

 仕事.昨日依頼を出した複写の書誌事項が間違っていたらしく,問い合わせ頻々.持ち込まれた元データの間違いではあるものの,申し訳ない話m(_ _)m 雑誌記事索引で見つからないような国産文献の書誌事項を同定するのは難しいのよ,とここまで書いてJDream見るのを忘れたことを思い出す(-_-;).まだまだですねえ(sigh).

 毎日新聞【ニホンザル駆除:3月中に群れのうち3割程度を 滋賀】まずは「中止を求めるメールや手紙」を出している方が,現地の住民に代わってそこにお住みになれば万事解決でしょう(^^;).

2006/02/08

結婚バトン

 〈結婚バトン〉をばろなごんさんのところから拾って来ました.【笛と私と図書館と: 結婚バトン】多分に未婚者用のバトンですが,最近バトンも回って来てなかったので,モノは例しに答えてみます.
 ・・・・・・・・・・あまり面白くないな,この回答(-_-;).

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日常(2006年2月8日)

 仕事如例.相互利用やや忙し(^^;).

 毎日新聞【メードカフェ:レジ袋遠慮で「ご主人様」にサイン】今日はもう,これに尽きます(^^;).これについて,実は環境省の報道発表があります【環境省報道発表資料-平成18年2月7日-“『My メイドバッグ』プロジェクト”キックオフイベントの開催について】しかも環境省の発表には【■ -うち水っ娘大集合!2005- ■ メイド喫茶のメイドさんとコスプレイヤーさんと2℃ちゃんの打ち水祭り!】へのリンクもあります.これを見た部下(メイド喫茶に理解のある女性)が「メイド喫茶ってサブカルじゃなかったんですか?」「いや,僕はサブカルどころかフリンジカルチャーだと思っていたのに,今やメインカルチャーだよ.王道だよ.」って答えちゃいました(^^;).なんてったって,今や環境省公認! のカルチャーですからね.
 というわけで【Myメイドバッグ ~うち水っ娘大集合!~】をどうぞ.

ベルヴァルド/交響曲第3番

ベルヴァルド/サンフォニー・サンギュリエール(交響曲第3番)@イゴール・マルケヴィチ/ロイヤル・ストックホルム・フィル(IMG/ロイヤル・フィル:RSPO1008)

 今やデンマークを代表する作曲家として認められた観のあるフランツ・ベルヴァルドの〈風変わりな交響曲〉を,デンマークの首都に本拠を置くストックホルム・フィルの結成100周年記念アルバム(8枚組)から.
 マルケヴィチはモノラルLPの時代にDGへベルヴァルドの交響曲を録音するなど,ベルヴァルドのルネサンスに尽力した.1978年9月13日のライヴだが,DG盤ほどゴリゴリに迫ってこないのは,マルケヴィチが丸くなったのか,ライヴの故か.

2006/02/07

日常(2006年2月7日)

 仕事.予定がなかなか予定通りに進行しない(-_-;).あ,だから「予定」か.

 あのニュースは僕の公私と全く無関係な話だけど,しかし,このタイミングで,というのはなかなかの「策士」だよなあ(^^;).

 読売新聞【児童防犯ブザーからパチンコCM…店が寄贈、論争に】馬鹿馬鹿しい(-_-;).議論するくらいなら,最初から予算を投入しろ.自腹を切れ.


合田観光商事は「純粋に子どもたちのために寄付した。嫌であれば別のものを使えばいい」と話している。
パチンコ屋の方が余程正論を吐いているわ(^^;).

リヒャルト・シュトラウス/ツァラトゥストラ

リヒャルト・シュトラウス/交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」作品30@ウィリアム・スタインバーグ/ボストン交響楽団(DG:463 627-2)

 いわゆる「スペクタクル系」じゃない,カール・ベームに代表されるザッハリヒなシュトラウス演奏の系統に属する録音.芝居っ気の無いところはベーム以上かもしれない(^^;).この演奏でも必要以上に深刻ぶらず,案外明るめなところが,ひょっとしてスタインバーグが亡命後USAで成功した一因かもしれない.

2006/02/06

シューベルト/人生の嵐

シューベルト/ピアノ連弾のためのアレグロイ短調“人生の嵐”D.947@エフゲニー・キーシン&ジェームズ・レヴァイン(ソニーBMG:82876 69283 2)

 演奏時間15分超という堂々たるソナタ・アレグロ楽章だが,シューベルトがこれをどのように扱おうとしていたのかは,実のところよくわかっていないらしい.大規模な連弾ソナタの第1楽章にするつもりだったのか,独立した連弾曲として扱うつもりだったのか.“人生の嵐=Lebenssturme”というタイトルもシューベルトのあづかり知らぬもの.
 晩年のシューベルトにありがちな,長大で少々間延びしたところも無いではない音楽だが,キーシンとレヴァインのコンビ(CDジャケットを見る限り,連弾ではなく2台ピアノでの演奏だが)はさすがに水際立った,劇的な演奏を聴かせる.

人生の夕映え:追記

 昨日エントリーした「人生の夕映え」に1,2書き忘れたことがある.

 ひとつは,「○○支援」という言葉に対する,過剰とも思える拒絶反応のこと(207頁)である.前川は言う.


「「○○支援」という言葉は図書館がすべき枠を越えていると思うので,私などは恥ずかしくて恐ろしくて,こんな看板を出すことはできない.」
この言葉を信じれば,公共図書館が「ホームレス支援」に乗り出すこともその枠を越えることだと前川が判断していると捉えることが可能なわけだが,ホームレス支援をビジネス支援よりも上位に置くことを公言していた公共図書館関係者は,この言葉を何と聞くだろうか.
 前川は夏目漱石まで持ち出して「○○支援」への嫌悪を隠そうとしないが,「ビジネス支援」でも「医療支援」でも,それを求めている利用者がいるということはすっかりお忘れのようである.自らの立論に都合のいい時ばかり「利用者」を持ち出して補強の材料にしておきながら,立論に都合の悪いときは利用者など無きが如き振る舞い,というのは如何なものか.

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日常(2006年2月6日)

 仕事.隣りの建物が耐震補強工事に入るため,周囲がニギヤカである(^^;).利用者は夕刻にどっと押し寄せる.時間的にもう少し余裕を持って期末試験の勉強をしてくれたまえ(-_-;),と忠告のひとつもしたくなるわい.

 次の戦隊モノ「轟轟戦隊ボウケンジャー」に末永遥が出ると聞いてちょっとびっくり(^^;).今更戦隊モノに出なくちゃならないほど彼女,知名度低かったっけ? 「氷点」にヒロインで出ていたりした割には今ひとつパッとしなかったのは確かだけど.

2006/02/05

日常(2006年2月5日)

 休日.午前中は寝て過ごす.午後は別府大分毎日マラソンをテレビ観戦し,ひと眠りして食料調達.あとは書評を書く.「反知性主義」は先を越されたので敢えて使わず(^^;).また,「指定管理者委託」云々は同書を評するには別線なので,これも言及せずに書く.本線は「啓蒙から宗教へ」.
 何とか書き終えてUPしたので,明日から森有礼の話の続きを書くぞ,と.

 東京新聞【幕末の志士大集合 フルベッキ写真の謎】まだこんなものに騙されるのか(^^;).

 読売新聞【法隆寺国宝の格子切断、仏像窃盗の男を追及】バチ当たり奴が!

ベートーヴェン/交響曲第5番

ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調作品67@ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(BMG:09026 61930 2)

 1992年10月,ハンブルクでのライヴ録音.NHK交響楽団に毎年のように客演していた頃はさっぱり人気の無かった職人指揮者が,晩年に到達した精神的,音楽的な高みを示す名演である.「人生の夕映え」とは,まさにこのような演奏のことを褒め讃えるためにある言葉なのだ(^^;).

人生の夕映え

 これは確か,音楽評論家の三浦淳史が書いていたことだったと思うのだけど,UKには晩年を迎えた演奏家の奏でる音楽に対して「人生の夕映え」という,洒落た言い回しで最大限の賛辞を贈るのだという.「人生の夕映え」を体現した見事な演奏を残したのが指揮者のジョン・バルビローリである.

 さて,新版『図書館の発見』(前川恒雄,石井敦著/NHKブックス1050/日本放送出版協会/2006年1月初版/本体920円)である.この書は,本来なら図書館業界において「人生の夕映え」を見事に体現しているべきひとりの老大家(注1)が「やむにやまれぬ気持ち」(6頁,以下引用は断りの無い限り同書から)から老躯を押して執筆した書籍で,旧著『図書館の発見』初版(前川恒雄,石井敦著/NHKブックス194/日本放送出版協会/1973年10月初版)を全面的に改稿したものとなっている.

 結論から言ってしまえば,新版は初版を越えられない.それどころか,初版にはあった瑞々しい精神の有様(「素朴なものを信じて美しく生きた人の話」)はすっかり消えうせてしまい,公共図書館に対する宗教的な信念,党派的な発言,そして自説への妄執がそれに取って代わった.ここにあるのは「素朴なものを信じて美しく生きた人」がその信じたもの故に挫折し敗北し,老残の身を晒しながらもなお,自らの信じるところを説いて止まない「預言者」の姿である.

 あわてて断っておくのだけど,読了してこの書籍を僕は,前川の学統を受け継いだと主張する,公共図書館業界に害毒を流し続ける凡百のプロパガンダティストどもの言辞と同列に論じようとは思わない.鼠輩の読むに堪えないプロパガンダやデマゴギーと同列視して貶めるには,新版『図書館の発見』は少々勿体無い箇所を残しているのも事実だからである.

 前置きが少々長くなったが以下,本論に入る.

図書館の発見
前川 恒雄著 / 石井 敦著
日本放送出版協会 (2006.1)
通常24時間以内に発送します。

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2006/02/04

日常(2006年2月4日)

 休日.特に予定も入ってなかったので,ギリギリまで朝寝して街へ出かけ,ブランチと珈琲飲んでレコード屋でウィンドウショッピングして珈琲豆と明日の朝食買って帰宅.空いている時間はひたすら読書.一冊読み終えて,これから久し振りに書評らしい書評を書こうかと思う.

ラフマニノフ/交響曲第2番

ラフマニノフ/交響曲第2番ホ短調作品27@アンドレ・プレヴィン/ロンドン交響楽団(EMI:5 66997 2)

 ラフマニノフの交響曲再評価のさきがけとなった録音として名高い.誰かが「世紀末の斜陽貴族の白昼夢」と評したとおり,情緒纏綿たる音楽が滔々と流れる演奏.こーゆう音楽を演奏する時のプレヴィンの表情付けや,当時のロンドン交響楽団の適性はさすがのものである.

健全な批評と不健全な創造

 茂木健一郎が「ちくま」で連載している「思考の補助線」第9回の「批評性と創造」(「ちくま」419号[2006年2月]掲載)は,一般的な日本人が「創造」を考える時に「批評」が欠けていることを鋭く指摘している.


(前略)美とは何か,真実とは何かという批評性を放棄してしまった創造が,一種のモラル・ハザードに陥ることは見てとりやすい理屈である.(中略)価値の普遍を思考する厳しい批評性を伴わない自己陶酔的な作品に付き合わされても,そこにある種の風合いさえ感じてしまう.」(37頁)
僕は先程,公共図書館に関する「価値の普遍を思考する厳しい批評性を伴わない自己陶酔的な作品」を読了したところである.その本,即ち新版『図書館の発見』(前川恒雄著/NHKブックス1050/日本放送出版協会/2006年1月初版/本体920円)の内容については別稿で取り上げるが,部分的には首肯できる内容が書かれているとはいえ,それはまさしく茂木が言うところの「真摯な批評というものを許容する精神的雅量に乏しい」(37頁)創造の産物であり,「一種のモラル・ハザード」が宗教的な境地にまで昂進した堅い信念の下に推し進められていると言えるだろう.

 僕は自分が「健全な批評」を書いているとは毛頭思っていない.それでも,そもそも「批評」が存在しない公共図書館業界(あるのは「信仰告白」でなければ「異端尋問」ばかりだ)に対して,僕のような言論によりその不健康な状況に一石を投じることが少しでも可能であれば,幸いである.

図書館の発見
前川 恒雄著 / 石井 敦著
日本放送出版協会 (2006.1)
通常24時間以内に発送します。

2006/02/03

日常(2006年2月3日)

 仕事.今日は無いだろうと思っていた降雪が,目覚めたらあるんだこれが(-_-;).自然の脅威には勝てず,今日も7時に出勤し雪掻き作業.ああ,しんど(sigh).来週から期末試験のためか,そんな悪天候をものともせず学生は来る(^^;).まあ,いいことではあるな.
 悪天候と言えば,午後は30分に1回くらいの割合で地震が発生.「磐梯山噴火の前兆か」などと言いながら調べてみると,震源はみんな茨城県沖のものらしい.読売新聞【福島・宮城などで震度3、震源は茨城県沖】それにしても,不穏だな.

ショスタコーヴィチ/交響曲第14番

ショスタコーヴィチ/交響曲第14番作品135「死者の歌」@キリル・コンドラシン/モスクワ・フィル(メロディア/アウロス:AMCD-043-2)

 ショスタコーヴィチの交響曲中,1,2を争う傑作.本日入手した某書を読むのに,これほど相応しいBGMは他にあるまい(^^;),と現在他のやることをすべて擲って読書中.

2006/02/02

日常(2006年2月2日)

 仕事.入試の手伝いで朝7時から雪掻き(-_-;).そのまま受験生の案内係で9時30分まで外回り.その後は受入作業をボチボチと.午後は睡魔との戦いになる(>_<).体力が無い.

 毎日新聞【JR特急:乗り越し受験生のために“緊急停車”】これは中学卒業までに,基本的に身に付けなきゃいけないリテラシーの問題.このように甘やかしてはダメ( -_-)=○()゜O゜).

 産経新聞【国会図書館、独法化へ 自民行革本部、国会改革の目玉に】この記事を書いた記者は政治記者(自民党番?)あがりとみえて,国立国会図書館の本業はあくまで「国会図書館」だと捉えているわけだが,そこのところこそ国立国会図書館の開館以来,業界内のみならずあちこちで問題視されてきたことを全くご存じないようである.こーゆう不勉強な輩が,あと20年もすると〈産経抄〉で僕らにお笑いのネタを提供してくれるんだろうな.


だが、このほかにも資料の収集、整理や一般への閲覧などの司書業務も行うだけでなく、最近は国会議事堂隣の本館に加え、京都府精華町に「関西館」、東京都台東区に「国際子ども図書館」が相次いで開館した。このほか電子化にも取り組むなど、「副業」の拡大が顕著になっている。
顔を洗って出直して来い.

マーラー/交響曲第2番

マーラー/交響曲第2番ハ短調@ガリー・ベルティーニ/ケルン放送交響楽団(EMI:3 40239 2)

 よくもこれほどバラバラな素材をひとくくりにして「交響曲」に仕立てたものだ,と感心させられる力技の交響曲.終楽章がとにもかくにも,それだけで閉じた世界を形作っている第1楽章をはじめとした,先行する4つの楽章を強引に束ねているわけだが,その強引さが聴く者をも作品の世界に引きずり込む(^^;).
 いつ聴いてもいい曲であり,いい演奏だと思う.

2006/02/01

ベートーヴェン/交響曲第7番

ベートーヴェン/交響曲第7番イ長調作品92@フェレンツ・フリッチャイ/ベルリン・フィル(DG:POCG-3087)

 威風堂々,辺りを払うような演奏である.晩年のフリッチャイが精魂を込めて残したベートーヴェンの録音が,「死せるフリッチャイ,生けるカラヤンを奔らす」とばかりにお蔵入りさせられた,という噂を信じさせるに足る,名演奏だろう.カラヤンがベルリン・フィルと最初に録音したベートーヴェンの全集が,あれほどまでに速いテンポで突き進むのも,フリッチャイの録音がじっくりしたテンポで演奏されているのと好対照なのも,カラヤンが如何に死んだフリッチャイを意識していたか,の傍証にはなるんじゃないの.
 いやはや.

日常(2006年2月1日)

 仕事.午前中は受入業務ボチボチ.午後は次年度のある導入物件のプレゼンテーションに同席する.詳細は書けないけど,当初の予定を大幅に超過し2時間半ばかりお付き合い.後日,評価を書いて提出しなくちゃいけない.

 毎日新聞【DMV:これって列車?バス? 北海道で営業運転へ】これを使って,JR松江駅と一畑電鉄松江しんじ湖温泉駅間をつなぎ,環境客の便宜を図ると共に,共存共栄の実を上げて欲しいぞ(^^;).

 毎日新聞【雑記帳:四神ピンバッジが人気 高松塚、キトラ両古墳壁画】欲しい(^o^)/.

 明日は早起きして雪掻きしなくちゃいけないので,今日は早く寝ます.

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