日常(2006年1月23日)
休日.大学入試センター試験で休日出勤の振替.昨晩は試験終了後,いつもの方々と夕食を食べに行き,飲み過ぎる.と言うか,さすがに疲労困憊気味でそれほど飲んでないのに,何時もよりアルコールが効いたみたい(-_-;).もう若くないのね.
で,今日は昼近くまで寝る(-_-)zzz.昼食とって,また昼寝(-_-)zzz.外出は食料調達のみ.
産経新聞【「SAYURI」中国で上映禁止か 地元紙など伝える】
今時「国辱」という非難が出ますか.
もっとも,「SAYURI」の予告編をネットで見たけど,違和感ばかりが残るもの.主役が中国人だからなのか,僕には雰囲気や扮装が日本というより,清朝末期の中国にしか見えないのですが(^^;).まあ,外国映画で日本をとりあげると違和感の塊になるのは,早川雪舟や上山草人がハリウッドで活躍して以来,なお克服できぬ伝統みたいなもの(違います)ですから,仕方が無いんですかねえ(sigh).
なお,上山草人(1884-1954)は無声映画時代のハリウッド・スターの一人で,帰国後は性格俳優として活動したが晩年は不遇だったらしい.僕には伊丹万作の「赤西蠣太」(1936)での按摩役が印象に残っている.「赤西蠣太」はいわゆる伊達騒動(山本周五郎の『樅の木は残った』)をモチーフに,甘いものに目が無い侍を片岡千恵蔵が怪演(というほどでもないか)しているが,伊達騒動に関する説明が映画の中には一切無い.講談等で伊達騒動に関する予備知識が観客にあることを前提にしているのだろうな,と.
ちなみに古きよき映画界には「草人,馬,宇礼雄」という評判があったとか(^^;).「宇礼雄」とは往年の二枚目スター江川宇礼雄(1902-1970),「ウルトラQ」の一の谷博士である.
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