ビーバー/53声部のミサ曲
ビーバー/53声部のミサ曲(“ザルツブルク・ミサ”)@トン・コープマン/アムステルダム・バロック管絃楽団・合唱団(エラート:WPCS-10282)
昔は伝・ベネヴォリ(1605-1672)作として紹介されていたミサ曲.最近の研究では,ほぼハインリヒ・イグナーツ・フランツ・ビーバー(1644-1704)の作とみて間違いないらしい.ビーバーには〈ロザリオのソナタ〉という面白いヴァイオリン曲集があったりするのだが,このミサ曲にも相通じる面白さがある.内容的にそれほど深いものではないが(と言うか,割りに能天気(^^;)),どこかエンターテイナー的な,カラッと突き抜けた明るさが音楽にあるのね.しんねりむっつりとは無縁の爽やかさ(^^;).
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