シューマン/交響曲第4番
シューマン/交響曲第4番ニ短調作品120@フィリップ・ヘレヴェッヘ/エリゼー宮管絃楽団(ハルモニア・ムンディ・フランス:HMC901598)
シューマンのベタな中間色系のオーケストレーションは古楽系の指揮者やオケには相性がいいようで,ガーディナーやノリントンにもシューマンの録音があるのは偶然ではあるまい.このCD,併録のチェロ協奏曲イ短調作品129が目当てで買い込み,もちろんそちらも素晴らしい(チェロはクリストフ・コワン)出来だが,交響曲もよい.モダンオケだと金管が突出して(浮き上がって)聴こえることが多い第4番(第2稿)だが,ヘレヴェッヘの演奏では金管もほどよくオケの中にブレンドされ収まるところに収まって聴こえる.
« 日常 | トップページ | ディストラー/クリスマスの物語 »
「今日のBGM」カテゴリの記事
- 「わかりやすさ」とは(2010.07.06)
- 玲瓏な(2010.07.04)
- アマデウスの影(2010.06.30)
- 心を音に載せるテクニック・・・・・・(2010.06.29)
- インテルメッツォ(2010.06.26)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント