ベートーヴェン/交響曲第9番
ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調作品125@ヴィルヘルム・フルトヴェングラー/バイロイト祝祭管絃楽団ほか(EMI:TOCE-6510)
かの足音入り〈第9〉.何でも,このフルトヴェングラーの足音が入っているマスターは,今や日本にしか存在しないらしい(本当かどうかは知らない).これを買うとき,擬似ステレオ(ブライトクランク)盤で聴くのがイヤだったので,モノラル盤を探して購入した記憶がある.
しかし,何度聴いても第4楽章の終結は凄絶.オケが合ってないもの(^^;).
まあ,このあまりに神格化されてしまった「フルトヴェングラーの第9」よりは,タネもシカケもありすぎるメンゲルベルク/コンセルトヘボウ(フィリップス)や爽快なレイボヴィッツ/ロイヤル・フィル(チェスキー),豪快なミュンシュ/ボストン(RCA),剛毅なセル/クリーヴランド(CBS)あたりのほうが,勿体が無くって好ましく思っているのは確かですね.
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