エルガー/交響曲第2番
エルガー/交響曲第2番変ホ長調作品63@ジュゼッペ・シノーポリ/フィルハーモニア管絃楽団(DG:423 085-2)
エルガーの交響曲は断然,第2番を採る(コリン・デイヴィス/LSO[LSO]でも録音されている3番は未完の作品を補筆したもので未聴).シノーポリの録音は,彼がフィルハーモニアの常任指揮者になってからもので,その後1番も録音している(DG).
個人的には,これはシノーポリの録音でも1,2を争う名演じゃないかと思う.とにかく,作品との相性がどんぴしゃりだったときのシノーポリは,シューマンの2番(ヴィーン・フィルとの旧録音,DG)でもそうだったように,作品の眠っていた魅力を存分に引き出す指揮を聴かせた.シノーポリ以来,いろいろな指揮者のエルガー/第2番を聴いてきたけど,同じ雰囲気の録音に出会ったことが無い.
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