リヒャルト・シュトラウス/英雄の生涯
リヒャルト・シュトラウス/交響詩〈英雄の生涯〉作品40@ヴィレム・メンゲルベルク/ニューヨーク・フィル(BMG/音楽之友社:ORG1011)
何も考えずに済む能天気な音楽を,というわけである(sigh).〈英雄の生涯〉はメンゲルベルクに献呈されていたのではなかったかな.
しかしこの録音,時々針音も聴こえる1928年12月のものだと言うのに,音楽の輪郭がよくわかる,いい録音なのに驚かされる.メンゲルベルクの指揮がよくよくオケを統率し,その上で劇的でメリハリの利いた音楽を作っていることも,この録音状態で音楽を聴かせることにあづかって力があると思う.
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