ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番ニ短調作品30@マルタ・アルゲリッチ&リッカルド・シャイー/ベルリン放送交響楽団(フィリップス:446 673-2)
久し振りに,学生から借りっぱなしにしている『のだめカンタービレ』読みを再開して5巻と6巻を読む.5巻にラフマニノフのピアノ協奏曲第2番が出て来たので,これまた久し振りにクリスティアン・ツィメルマン&小澤征爾/ボストン響(DG)やリヒテル&ヴィスロツキ/ワルシャワ・フィル(DG)など聴いてみたのだが,どうも2番は昔から好きになれない(^^;).いい曲なんだろうけど,すべてが収まりかえっていて破調が無いのが息苦しい.
どうにもつまらなくて,3番を引っ張り出す.G.C.W.氏には,こちらの方が2番よりもロマンティックで感情移入出来る作品なのね.アルゲリッチとシャイーの録音は1982年12月のライヴ.ピアノとオケの丁々発止のやり取りがスリリングな好演で,NHK-FMでも放送されたことがある(1983年8月22日).そのエアチェックは今でも持っているけど,放送当時から評判が高かったらしく,一時期は海賊盤(^^;)も出回っていた.
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