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2005/10/28

公共図書館の理想の「利用者」像

 以前,「〈中小レポート〉はそれまでの図書館政策へのアンチテーゼであった」という趣旨の発言をしていたひとがいたかと記憶しているのだが,【DORAの図書館日報: 趣味的】にて「趣味的なイメージは危険」と発言していたひとがいることを知り,あっと思ったんですよ.

 公共図書館業界は,今日にいたるまで前代の「利用者」を否定することで方向転換をしてきたのか,と.

 つまり,〈中小レポート〉によってそれまでの知識人・文化人(≒「エリート」)という「利用者」が否定され近代市民という「利用者」像が登場する.それが『市民の図書館』によって貸出至上主義が跋扈するようになると近代市民に替わり一般大衆が「利用者」の理想像として取り上げられる.そして今回,「ビジネス支援」に代表されるレファレンス・サービスの勃興で一般大衆から生活者(自立した思考を持つ情報収集者)へ,理想の「利用者」像が変転していくという構図が,眼の前に立ち上がってきて思わず「なるほど」と膝打っちゃいましたよ(^^;).

 で,気をつけなくちゃいけないのは,貸出至上主義が大衆を相手にしたが故に容易にポピュリズムやファシズムに転化した(貸出至上主義者の用いた手法は,デマゴーグやプロパガンダの典型的なやり口だったことを想起されたい)のと同様に,「ビジネス支援」の旗が他の思考の排除と言う,また別種のファシズムを招きかねないということ.それを避ける上で「趣味的なイメージ」というのは,公共図書館を考える上で失いたくない発想のひとつなんですけどね,個人的には(^^;).高度成長期じゃあるまいし,「役に立つ」ことにのみ公共図書館が駆り立てられることにはいささか危惧の念を持ってます.何しろG.C.W.氏にとって「趣味」と「仕事」は人生の両輪ですからね.

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コメント

 で,結局のところ正しい意味で「趣味的」な人間は,公共図書館業界においては貸出至上主義からもビジネス支援からも無視,もしくは排除されているんですよ(^^;).「ハイブロウなレコード屋が田舎で存続できますか?」などと言われてね.

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