今日のBGM
チャイコフスキー/交響曲第6番ロ短調作品74“悲愴”@オットー・クレンペラー/フィルハーモニア管絃楽団(EMI:CMS 7 63838 2)
クレンペラーはどういうわけだか,チャイコフスキーの後期交響曲3曲を録音している.クレンペラーはその醸し出す雰囲気からしてチャイコフスキーとは異質(^^;)なのだが,まあこれもブラームスのように聴こえる演奏ではある.威風堂々辺りを払う真摯な演奏なのだが.
ドイツ系指揮者によるチャイコフスキー演奏の伝統らしきモノはあるようで,G.C.W.氏の知る限りでも古くはカール・ムックがボストン交響楽団を指揮したチャイコフスキーの交響曲第4番の終楽章のアコースティック録音が存在するし,最近では「あれだけは止めて欲しかった」とまで言うヒトもいるカール・ベームの録音した後期交響曲集がある.
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