今日のBGM
ドヴォルジャーク/交響曲第8番ト長調作品88@カルロ・マリア・ジュリーニ/シカゴ交響楽団(DG)
今月発売のDG「カルロ・マリア・ジュリーニの芸術」から.1978年3月の録音.この録音,ほぼ25年ぶりの再会.まさに「強烈なカンタービレ」全開で前へ進む演奏であるが,歌い切っても音楽が崩れないところがジュリーニの真骨頂である.
実は先日,ジュリーニの新しい方の録音(SONY,1990年12月録音)を「テンポがやや遅めなのを除けば,まず理想的なドヴォルジャークの豊麗な再現」と書いたのだが,コンセプトは同様ながらDG録音の方が音楽の生気において上回っていると思う.演奏時間もDG盤が2分ばかり速い.
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