今日のBGM
ヴァレーズ/“アメリカ”@ケント・ナガノ/フランス国立管絃楽団(エラート)
オーケストラから多彩な「響き」を引き出すことに終生情熱を注いだ作曲家エドガー・ヴァレーズ(1883-1965)の〈作品1〉とも考えられる作品.ヴァレーズは初期の作品をほとんど廃棄してしまったので,残っているのは“アンテグラル”や“アルカナ”のような実験的な作品ばかり(^^;).それがケント・ナガノによってCD2枚組にまとめられている.
大方の評者に従い「実験的」と書いてみたけど,現在の日本に棲んでいるG.C.W.氏にしてみると,場末の繁華街でのべつまくなし聞く大音響に比べても,実に「音楽的」じゃないかと思うのである(^^;).
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