今日のBGM
シュールホフ/交響曲第3番@ゲオルク・アレクサンダー・アルブレヒト/フィルハーモニア・フンガリカ(CPO)
エルヴィン・シュールホフ(1894-1942)は両大戦間に活躍したピアニスト・作曲家.マックス・レーガーに師事し,レーガーの豪胆と冗談好きを受け継ぎながら,クラシックからジャズまでこなした.ユダヤ人であり,ナチに逮捕されて収容所で命を落とした.
交響曲第3番は1935年の作品.3楽章からなり,陰鬱なときのショスタコーヴィチを髣髴させる.あちらに進んでいけば破局することがわかっているのに,それでも破局に向かって進んで行くしかない,そんな雰囲気が横溢している音楽である.
「今日のBGM」カテゴリの記事
- 「わかりやすさ」とは(2010.07.06)
- 玲瓏な(2010.07.04)
- アマデウスの影(2010.06.30)
- 心を音に載せるテクニック・・・・・・(2010.06.29)
- インテルメッツォ(2010.06.26)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント