今日のBGM
マーラー/交響曲第2番ハ短調@オスカー・フリート/ベルリン国立歌劇場管絃楽団(ポリドール/パール)
1923年の録音.発売当時はSP10枚組(20面)だったらしい.いわゆる「旧吹込」による録音で,現代のデジタル録音に慣らされた耳には,すさまじい針音が妙に印象的(^^;).フリートはマーラーの伝道師を以って任じていたようだが,その演奏をマーラーはメンゲルベルクやワルターと比べても買ってなかったようで,あるときマーラーがフリートの第2番の解釈をガラガラポンしてしまったというクレンペラーの回想が残っている.と言うことは,少なくともこの録音に聴くテンポはマーラー直伝なのかしらん.
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