日常
仕事.このところシェイクスピアに関するレファレンスが続きますが,質問するヒトの言い回しが面白いですね.「『マクベス』の日本語ヴァージョン」だの「図書館にあるのは劇場版ばかりなんですけど」だの(^^;).やれやれ.
どうやら皆さん,チャールズ・ラムの『シェイクスピア物語』を探しているらしい,というところに辿り着くまでにえらく遠回りしてしまいましたよ.勤務先には坪内雄蔵訳『新修シェークスピヤ全集』(中央公論社)とか野上弥生子訳『沙翁物語』(岩波文庫)とかありますが,イマドキのヒトにはやはり無理だろう,ということで取り敢えず小田島雄志訳『シェイクスピア文庫』(白水社)か『シェイクスピア全集』(筑摩書房)を出しております.ラムの『シェイクスピア物語』は新潮文庫版が欲しかったけど品切れのようなので,岩波少年文庫版を注文してみました.
シェークスピアの戯曲,個人的には新潮文庫の福田恒存訳がなじみなのですが,あれも文体が硬派なのでイマドキのヒトには向いてないような気がします.
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