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ココログ


ほし2

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2005年7月の記事

2005/07/31

暑中お見舞い申し上げます

 ご無沙汰をしておりますが,みなさまにはお変わりありませんか.福島県はここ数日,昼間は暑く晴れ渡り,夕刻は一転にわかにかき曇り,雷鳴轟き豪雨荒れ狂う毎日です.洗濯物をうっかり干しっぱなしにしていると,もう大変!
 当方は相も変わらず,日々の仕事を適当にこなしながら休日はクルマを駆って,呑気に古蹟と鉄道を友として歩いております.
 先日は「くりでん」こと「くりはら田園鉄道」に乗ってきましたが,観光地の無い地方私鉄は非常に厳しい環境にあります.無駄を許さぬ時代の流れとはいえ,切ないものです.
 「無駄」ということでは,図書館も他人事ではありませんが,何でも「役に立つ」ことだけが正しい有様では無いと思います.プロ野球という,あってもなくても本来世の中には何の関係も無いはずのものに,昨年あれだけの騒動があり,今年になっても仙台市をはじめとする東北地方がイーグルスの動向に一喜一憂(戦績ばかりじゃなく)しているのを見ても,世の中には「文化」という名の壮大な無駄が必要なときがあります.図書館もまた然り,です.「趣味的」というと無価値なもののように思われがちですが,どうしてどうして,図書館の価値は「貸出」と「ビジネス支援」の間にだけあるわけじゃありますまい.
 では,お互い身体に気をつけて,暑い夏を乗り切りましょう!
 郵便で出せなかった方々に,この場を借りて暑中見舞いです.

夏の甲子園代表決まる

 朝日新聞【山口は宇部商が3年ぶり12回目 甲子園49代表そろう

 山口県代表の夏の甲子園で思い出すのは,1987(昭和62)年の夏.あとひとりで勝つはずだった徳山高校のピッチャーが,ゴロを一塁へ悪送球で同点,さらに次の打者に逆転のタイムリーを浴びて1-2で負けた試合.この試合をG.C.W.氏は水戸の免許センターで,普通免許学科試験の合格発表までの時間に,待合室のテレビで見ていた.調べてみると1987年8月9日のことである.
 実はこの試合,相手のことはまったく記憶に無い(失礼).日付を調べるついでにわかったのだが,徳山に勝ったのは東海大山形.PL学園に29対7で負けてから確か2年後の夏の甲子園で,夏の初勝利を挙げたのが,この試合だった.

2005/07/30

今日のBGM

ドヴォルジャーク/交響曲第8番ト長調作品88@リボル・ペシェク/ロイヤル・リヴァプール・フィル(ヴァージン)

 しばらくヴラディーミル・ヴァーレク/プラハ放送交響楽団(スプラフォン)の録音を聴きつけていた耳で,改めてペシェクの録音を聴くと,オケの精度というかアンサンブルの練り合わせが格段に精妙であることに,今更ながら気づかされる(^^;).
 この曲,リズムに小細工が方々仕掛けられていて,それを楽譜どおりに弾かせて/吹かせていない録音が時々ある.誰でもわかりやすいところは第1楽章第2主題後半のリズムが提示と再現では微妙に違うところだが,ヴァーレクでも再現部のリズムは崩れているし,バルビローリ/ハレ管の録音(パイ原盤でEMIからも出ている)はもっと酷くてメロディさえボロボロ.それでも,えも言えぬ魅力があるのがバルビローリのスゴイところではあるのだけど,これはちょっと困るところ(^^;).

日常

 休日.定期通院のあと,クルマを駆って裏磐梯へ行き,道の駅でトマトを買ってくる(^^;).たまには贅沢するんだ.午後は街へ下りてフィルムを現像に出したりウィンドウショッピングしたりしていたら,雷雨に遭遇.ほうほうの体でアパートに戻る(-_-;).

 読売新聞【暴走族紹介誌「説明困難」と有害図書指定見送り…静岡】世の中には「短絡的な」ヒトが沢山いますね(>_<).

 毎日新聞【生涯学習:実践している人は5割に達せず 内閣府世論調査】ここで問題になっている〈生涯学習〉とは,どんな内容のモノを指すのかしらん? そこがよくわからんぞ,この記事では.

2005/07/29

今日のBGM

ヴィラ・ロボス/バッキアーナス・ブラジレイラス第2番@エマニュエル・クリヴィヌ/リヨン国立管絃楽団(エラート)

 4つの楽章からなる.終楽章〈トッカータ〉が蒸気機関車の疾走をモデルにしているが,同じく蒸気機関車をモデルにしたオネゲルの〈パシフィック231〉に比べて,随分と明るいのが面白い(^^;).

日常

 休日出勤の代休をもらう.天気快晴.
 平日同様に早起きして,7時4分発の鈍行に〈小さな旅ホリデー・パス〉を買って乗り込む.仙台で乗り換え,小牛田で乗り換え,石越駅で下車したのは11時9分(^^;).

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2005/07/28

日常

 仕事.目録データの修正をボチボチ.
 昼食に,勤務先で鰻重の出前をとる.美味しかったけど,ちょっと仕上げが荒っぽかった(^^;).「来年は“土用の丑の日”は外して,もっと美味いモノを食べよう」で意見が一致.
 明日は休日出勤の代休をもらっているので,早起き出来れば「ぶらり一人旅」の予定.探さないで下さい(^^;).

 読売新聞【「iPod」への録音課金、結論出ず】記事中「国民の声を聞き、年内の意見集約を目指す」とあるところを見ると,遠からずパブリックコメントの募集があるのでしょうか? 既にあちこちのblogで取り上げられているように,私的録音・録画補償金制度そのものの矛盾が噴出している現状で,この上HDDプレーヤーへの課金を訴える(朝日の記事)とはいささか強欲に過ぎるんじゃないでしょうか.

今日のBGM

プーランク/“田園のコンセール”@エメ・ヴァン・ド・ヴィール(クラヴザン)&ジョルジュ・プレートル/パリ音楽院管絃楽団(EMI)

 昨日がミヨーだったので,今日は6人組第三の男(?)フランシス・プーランク(1899-1963)を.クラヴザンを持ち出すあたりが,如何にも新古典主義というか擬古典的というか.かっちりした作りの中に,そこかしこで軽妙な走句が踊っているのがプーランクの流儀か.

2005/07/27

日常

 仕事如例.試験期間に突入してお客がワンサカワンサ(^^;).お客が多くて忙しいのは,ウレシイことじゃあーりませんか.文句言うんじゃありません.謎のレファレンスが幾つかあったけど(+_+).
 明日の決勝は学法石川vs聖光学院.裏決勝が見たかったな(^^;).

 産経新聞【熱~いオープンキャンパス 夏休み、受験生争奪【大学全入時代】】将来のお客様へには,幾らサービスしてもし過ぎることはないというのは私学の本音だけど,サービスの内容が独り善がりにならないように気をつけないといけない.

出版者

 出版者の名寄せ,というか,出版者もタイトルや責任表示並みに検索できるようにしてもらえませんか>>NACSIS-CAT.例えば「研究社」と入力して「研究社出版」が検索できないのは,あまりと言えばあまりな仕様なんじゃないの(>_<).
 アスタリスク*を入れれば前方一致? www世代の若者にはわからんぞ,多分.

 それから,例えば「全音楽譜出版社」と「Zen-on」の混在は表記としてはともかく,実態は同じ出版者なんだから,何か工夫できないものなんですかねえ.表紙に「全音楽譜出版社」って書いてあるのに奥付が「Zen-on」なら出版者を「Zen-on」で記録するのは,目録担当者以外のひとは誰も幸福になりませんよ.

 いっそのこと,出版者にも典拠ファイルとか出版者名変遷リストとか作る(^^;)?

今日のBGM

ミヨー/交響曲第1番作品210@アラン・フランシス/バーゼル放送交響楽団(CPO)

 何処かのレコード屋で,あまりの安さに飛びついたCPOのミヨー/交響曲全集.ダリウス・ミヨー(1892-1974)の交響曲は,6人組の盟友だったアルテュール・オネゲルのそれとは,あまりにも雰囲気が違うのに吃驚します(^^;).なるほど自伝のタイトルが『幸福だった私の一生』というだけのことはありそうです.

2005/07/26

日常

 仕事如例.特記するほどのことは無し.

 京都新聞【児童らが300冊を選定 八木・神吉小 図書室の本】以前,公共図書館における住民参加の「選書ツアー」を批判した日図研や図問研のみなさん,これについてはどう論評するんでしょう(^^;).

 読売新聞【おくやみ:杉浦日向子さん=文筆家】訃報ではじめて,荒俣宏との結婚歴があることに驚いていたヒトもいましたっけ.二人の出会いは確か「路上観察学会」だったはずだけど,今のヒトには「路上観察学会」だの「超芸術トマソン」だの言っても通じないところが悲しい(ToT).

今日のBGM

ヴァレーズ/“アメリカ”@ケント・ナガノ/フランス国立管絃楽団(エラート)

 オーケストラから多彩な「響き」を引き出すことに終生情熱を注いだ作曲家エドガー・ヴァレーズ(1883-1965)の〈作品1〉とも考えられる作品.ヴァレーズは初期の作品をほとんど廃棄してしまったので,残っているのは“アンテグラル”や“アルカナ”のような実験的な作品ばかり(^^;).それがケント・ナガノによってCD2枚組にまとめられている.
 大方の評者に従い「実験的」と書いてみたけど,現在の日本に棲んでいるG.C.W.氏にしてみると,場末の繁華街でのべつまくなし聞く大音響に比べても,実に「音楽的」じゃないかと思うのである(^^;).

2005/07/25

日常

 仕事.目録の修正をかけながら,ILLのお手伝い.さすがに前払いが2件重なると,かなり面倒くさいのは確かだが,退路が絶たれている感もあるので>>NACSIS-ILL料金相殺制度,ここは踏ん張るしかない(-_-;).維持費(昨年より3割だか4割だか割引しているそうで)を別立てで請求書出してくれれば,明日にでも参加するんだけどねえ.

 読売新聞【過去最多、私大の定員割れ160校に】正直なところ,生き残るのは一般企業と同様に,トップが「常識」をわきまえているところでしょう(^^;).

今日のBGM

ヴォーン・ウィリアムズ/南極交響曲@ブライデン・トムソン/ロンドン交響楽団(シャンドス)

 RVWの交響曲のナンバリングは一種独特のもので,〈海の交響曲〉〈ロンドン交響曲〉〈田園交響曲〉ときて〈交響曲第4番〉〈第5番〉〈第6番〉となって〈南極交響曲〉.で,〈第8番〉〈第9番〉で打ち止め.描写的な作品には番号を付けずに,絶対音楽的な作品には番号が付いている,というわけである.
 〈南極交響曲〉は映画〈南極のスコット〉のBGMを交響曲にまとめたもの.

2005/07/24

日常

 休日.食料調達以外はネットサーフィンしたり読書したり.たまには充電(^^;).

 毎日新聞【情報モラル:インターネット親子セーフティ教室 府中西高「インターネット上には、一見して分からない、危険な仕掛けがある(中略)こういった危険なページを開いてしまわないために、フィルタリングという仕組みがあると説明した」うーん,それはウソではない,けれど100%ホントでもない(^^;).

今日のBGM

シュールホフ/交響曲第3番@ゲオルク・アレクサンダー・アルブレヒト/フィルハーモニア・フンガリカ(CPO)

 エルヴィン・シュールホフ(1894-1942)は両大戦間に活躍したピアニスト・作曲家.マックス・レーガーに師事し,レーガーの豪胆と冗談好きを受け継ぎながら,クラシックからジャズまでこなした.ユダヤ人であり,ナチに逮捕されて収容所で命を落とした.
 交響曲第3番は1935年の作品.3楽章からなり,陰鬱なときのショスタコーヴィチを髣髴させる.あちらに進んでいけば破局することがわかっているのに,それでも破局に向かって進んで行くしかない,そんな雰囲気が横溢している音楽である.

2005/07/23

日常

 休日.洗濯して買い物に出て,休日出勤している部下に差し入れをして,ひたすら昼寝.このところ,天気のせいか何のせいか,寝心地が悪いのね.
 昼寝していたら部屋が揺れて目が覚める.毎日新聞【地震:東京で震度5強=23日午後4時35分】【地震:関東の鉄道各線で運転見合わせ】【地震:最大震度4の余震が起こる可能性 気象庁】NHK総合の夜7時のニュースで,本屋の棚から本がわらわら落ちる映像が映し出されていたが,図書館は大丈夫でしょうか.

 毎日新聞【訃報:相馬和夫さん78歳=元ヤクルト球団社長】おお,「黄金の左手」逝く.

読了本

 『古代出雲への旅』(関和彦著/中公新書1802/中央公論新社/2005年6月初版/本体780円), 『南朝全史』(森茂暁著/講談社選書メチエ334/講談社/2005年6月初版/本体1500円)読了.

 『古代出雲への旅』は内容はともかく,どこからどこまでが著者の話で,どこからどこまでが原本になった紀行文の記事なのか判然としない構成と編集が,何だか郷土史家的でちょっと残念.恐らく『海を渡った幕末の曲芸団』 (宮永孝著/中公新書1463/中央公論新社/1999年2月初版/本体700円)と同じような路線を目指したんだろうけど,上手くいってない.

 『南朝全史』はすこぶる面白かった.昨日blog更新に穴を空けたのは,この本を読んでいて思わず釣り込まれたからです(^^;).その(当時としては)破天荒な個性が南北朝時代という画期を日本史史上に現出せしめた,とにもかくにも後醍醐院というのは型破りな君主であったのだな,と.

横浜・船橋など震度5弱、東京都心も震度4

 読売新聞【横浜・船橋など震度5弱、東京都心も震度4

 みなさま&みなさまの図書館は無事ですか?
 情報がありましたら,更新します.

2005/07/21

日常

 仕事.昨日も今日も目録の修正を主に,勤務先のサイトの修正とかblogに記事upとか.このところ,ビミョーな目録データに出会わないので(^^;),あまり悩まずにガンガンダウンロードをかけてみたり.サーバが壊れるなら,いっそ壊れてしまった方がラクっちゃ楽(sigh).
 昨日は仕事が終わったあとで,ちょっとしたサークルに顔を出して,そのあとはビールを少々(^^;).で,更新に穴を空けたのよね.

 読売新聞【私大生・短大生の学力不足、教員6割が痛感
 うーん,実感としては「大学に来る資質に欠ける子供でも入学できちゃう」大学の側にも問題があるわけでねえ(>_<).詳細は差しさわりがあるから書きませんけど,特定の個人をあげつらっている場合でもなく.やれやれ.

 読売新聞【筑波大が初の学群再編、9学群に「四つの専門学群のうち二つも改編する」ということで,その詳細を知りたく筑波大学サイトを見ると,【学群・学類の再編について(平成19年4月予定)(2005.07.21)】という記事がpdfで上がっているのだけど,読もうとすると「ファイルが壊れている」云々と言われて読むことが出来ない(>_<).明日は読めるようになるかな.

今日のBGM

ベートーヴェン/交響曲第3番変ホ長調作品55〈英雄〉@イゴール・マルケヴィチ/シンフォニー・オヴ・ジ・エア(DG)

 『のだめカンタービレ』3巻読みながら聴く“エロイカ”はこれですかね(^^;).天馬が天翔けるような,鋭敏で壮絶な演奏.何でも,ブルーノ・ワルターがシンフォニー・オヴ・ジ・エア(つまり旧・NBC交響楽団)のトスカニーニ追悼演奏会で“エロイカ”を振る直前の録音で,ワルターの演奏がワルターらしからぬ凄まじいものになったのは,マルケヴィチの下振り(?)のおかげだったとか,無かったとか.

 これから4巻読みます(^^;).

2005/07/19

日常

 仕事.壊れた目録の修正とか,何やらのレファレンスとか.

 出たよ,ベイスターズ・クルーン161キロ!

 朝日新聞【「児童ポルノ」閲覧制限 国会図書館、摘発対象指摘受け】既にそこここの図書館系blogで話題になっているけど,この記事そのものに感じられる,過剰な「道徳」あるいは「正義」というのは非常に性質が悪いものです.イデオロギーの左右を問わず.
 ただこのケースについては,その過剰な道徳の背景になっているであろう「感情」については,図書館業界ももう少し意を尽くさなくちゃいけないような気がします.この件では,周囲の女性に「規制止む無し」「国会図書館は何をしている」という意見が,意外なほど多かったんですよね.

今日のBGM

シェーンベルク/グレの歌@ヘルベルト・ケーゲル/ドレスデン・フィル&ライプツィヒ放送響(エーデル)

 この曲は,マーラーの交響曲第3番の直系の子孫みたいな音楽じゃないかと思う.1・2・3部の規模のアンバランス振りも含めて(^^;).

在庫一掃処分???

 【愚智提衡而立治之至也: 新潟県中越大震災の被災地へ本を贈る会】の続きですが・・・・・・・・・.

 【生活日報 - 新潟に贈られた善意の在庫処分?】経由で見た【白水社:愛書狂】に拠れば「実際に箱を開けた司書の方々によれば「出版社の在庫一掃処分かと思うような本も多くて(苦笑)」。」やれやれ.ここで多少なりともイキのいい書籍を送っておけば,図書館業界に澱のように巣食っている「反・出版流通感情」も少しは改善できたかもしれないのに,却って好餌を提供してどうするんですか(^^;).もう少し,上手なやり方がなかったものかと,司令塔役を務めたところに尋ねてみたいものです.

2005/07/18

日常

 休日.朝の6時から洗濯機を4回も回してお洗濯(^^;).ついでにクルマも洗う.更に部屋の掃除.カオスになっている居間はさておき,寝室とトイレをゴリゴリ掃除したら汗だくに(>_<).シャワーを浴びて風呂掃除少々.いい気分でひと眠りしたあと,昼飯と食料調達に外出.これで一日お終い.

 久し振りに〈古城探訪記〉テキストのみ更新しました.福島県田島町の鴫山城です.何とか1か月に1箇所程度は更新したいのですが.

 何処かで「翻訳の競作は野蛮だ」みたいなことを言っている御仁がおりますが,戦前戦後の日本では小説の映画化を競作するのはごく一般的なことでしたね.例えば獅子文六の『自由学校』は1950年に新聞連載で大人気をとった小説ですが,翌1951年には渋谷実(松竹)と吉村公三郎(大映)がそれぞれ映画化し公開してますね.こーゆうのも「野蛮」な行為として糾弾しなければいけませんか?
 『自由学校』といえば,その中に出て来る「てんや・てんや・てんてんや・てんや」というリズム・パターンを矢代秋雄がその交響曲(1958)の第2楽章スケルツォでモチーフにしてます.この交響曲は現在もナクソス〈日本作曲家選輯〉で聴くことが出来ますが,『自由学校』自体は角川書店版も新潮社版も絶版で入手することが難しいようです.「公共図書館はベストセラーを買うな」と主張する方々は,いにしえのベストセラーを手に入れるのが困難である現状を改善するために,何か取り組んでいらっしゃるんでしょうか.ちなみにナクソスは香港資本のレコード会社ですが,いくつかのマイナーレーベルはともかく,日本のメジャーレーベルは現在,武満徹以外の日本の作曲家の作品をどれだけ録音し,商品化しているんですかね.

今日のBGM

エルガー/交響曲第2番変ホ長調@エドワード・エルガー/ロンドン交響楽団

 読売新聞【英国をEC加盟に導く、ヒース元首相が死去
 エドワード・ヒース氏は法律家の出だがアマチュア音楽家としても知られた政治家で,確かプロムスで指揮台にも上がったことがあったんじゃなかったかしらん.日本では早稲田大学のオケを振ったこともあるようだ.
 古き良きオールド・ジェントルマンを偲んで,エルガーの「エドワード7世の偉大な想い出に」捧げられた交響曲第2番の自作自演盤(1927年録音)を.

be Report:保護期間延長で、埋もれる作品激増?

朝日新聞【be Report:保護期間延長で、埋もれる作品激増? 著作権は何を守るのか

 既にあちこちのblog(参考:Copy & Copyright Diary - 「著作権は何を守るのか」への反応)で,またしても三田誠広氏の的外れな発言が槍玉に上がっていますが,まあ仕方の無いところでしょう(^^;).「翻訳が多い=野蛮だ」という発想も頓珍漢ですが,文学的な見地から見ると可笑しいのはこのあたり.
「私生活を暴露した作品で遺族が迷惑する例もあり、その防止のためにも作者の孫の生存期間程度は権利を継続すべきです」
確かこのひと「ミステリーは一度読んで真犯人がわかったら終わり」みたいな発言をしていたこともあり,自分の書くモノは「純文学」であることを旗印にしていたかと思いますが,純文学の王道は柳美里が『石に泳ぐ魚』裁判のときにコメントしていたように,「私小説」でしょう(^^;).葛西善蔵以来の伝統を誇る「私小説」ってのは,作者自身のプライヴァシー(と思われる内容)を暴露するのが基本的なコンセプトのはずで,純文学を標榜している作家が↑のようなことをコメントするのは,作家としての自殺行為なんじゃないですか.
 そもそも,作家のプライヴァシーと著作権には何の関係もありませんし(^^;).

2005/07/17

今日のBGM

マーラー/交響曲第2番ハ短調@オスカー・フリート/ベルリン国立歌劇場管絃楽団(ポリドール/パール)

 1923年の録音.発売当時はSP10枚組(20面)だったらしい.いわゆる「旧吹込」による録音で,現代のデジタル録音に慣らされた耳には,すさまじい針音が妙に印象的(^^;).フリートはマーラーの伝道師を以って任じていたようだが,その演奏をマーラーはメンゲルベルクやワルターと比べても買ってなかったようで,あるときマーラーがフリートの第2番の解釈をガラガラポンしてしまったというクレンペラーの回想が残っている.と言うことは,少なくともこの録音に聴くテンポはマーラー直伝なのかしらん.

日常

 仕事.休日出勤で一般公開日の「山の賑わい」の片棒を担ぐ.NACSIS-CATが日曜は動かないので,お客が来ないと仕事にならない(-_-;).結局,大学への来客の四分の一ほどが図書館にも流れてきた勘定になり,まあよしとする.しかし,来客に振舞うはずの料理が大量に余り,それが職員に押し付けられるというのも,毎度のこととはいえ少々不快ではある.

 大相撲名古屋場所,琴欧州-朝青龍戦で琴欧州が金星を挙げて座布団が場内を舞う.刈屋アナウンサー「座布団のにわか雨です!」ウケた(^^;).「向正面の湊さん,無事ですか?」バカウケ(^^;).

2005/07/16

日常

 休日.午前は定期通院.わずかに数値が良くなっている.それからブラブラと昼食と本屋.山手線内にある某有名ラーメン屋の系列店で昼食を摂るが,味が甘い(-_-;).これは1回食べればいいや.

 今日届いた「図書館雑誌」7月号(99巻7号)のコラムで,大学図書館の関係者が日本図書館協会から続々と退会していることが取り上げられている.実のところ,大学図書館業界の日図協離れは今まで顕在化しなかっただけで,栗原理事長の時代から進行していたものじゃないかと見ている.栗原理事長の晩期,G.C.W.氏が日図協の会員になった頃の公共図書館偏重は甚だしいものがあって,会費をもっとも納めている施設A会員(今や年会費5万円である)でさえ,日図協が公共図書館には非会員であっても無料で配布していたポスターを,大学図書館は「送料を寄越せ」という差別的な待遇を受けていた.このような公共図書館偏重の日図協の路線は,その運営に日図研図問研の人脈が大きな影響を及ぼしていたことと無縁ではないだろう.竹内理事長は前代の状況を鑑みて,日図協内における館種の融和に意を砕いておられたが,今年から理事長である塩見昇氏は大学の教官だったとはいえ,公共図書館が専門であり貸出至上主義の牽引車たる日図研の重鎮である.日図協における大学図書館の処遇改善について,何処まで理解があるのかいささか不安なしとしない.これからもしばらくは,大学図書館関係者の日図協離れが続くのではないか.

 えーと,8月に某市の某大学を会場に行われる某集会の話を我が勤務先にお尋ねになられてもお答えできません.ウチは一切かかわっておりませんので,悪しからずご了承ください.電話やメールが来ても,すげなくお断りです.

今日のBGM

マーラー/交響曲第6番イ短調@ジョン・バルビローリ/ニュー・フィルハーモニア管絃楽団(EMI)

 到底スタンダードとは言えないけど,あまたあるマーラーの6番の録音の中でも名演のひとつ.バルビローリにはベルリン・フィルとのライヴ(テスタメント)も出ているが,ニュー・フィルハーモニアとの録音の方がバルビローリらしいというか,鬼気迫る名演だと思う.

今月の購入書籍

 先週と今週の分です(^^;).

『八月十五日の神話:終戦記念日のメディア学』(佐藤卓己著/ちくま新書544/2005年7月初版/本体820円)
『物語大英博物館』(出口保夫著/中公新書1801/中央公論新社/2005年6月初版/本体780円)
『古代出雲への旅』(関和彦著/中公新書1802/中央公論新社/2005年6月初版/本体780円)
『博物館の誕生:町田久成と東京帝室博物館』(関秀夫著/岩波新書新赤版953/岩波書店/2005年6月初版/本体780円)
『日本語はだれのものか』(川口良,角田史幸著/歴史文化ライブラリー190/吉川弘文館/2005年5月初版/本体1700円)
『分類の発想:思考のルールをつくる』(中尾佐助著/朝日選書409/朝日新聞社/1990年9月初版/本体1262円)
『ケータイ・リテラシー』(下田博次著/NTT出版/2004年12月初版/本体1600円)
『萩城・松江城・鳥取城』(歴史群像シリーズ:よみがえる日本の城6/学習研究社/本体730円)
『盛岡城・五稜郭・弘前城』(歴史群像シリーズ:よみがえる日本の城9/学習研究社/本体730円)
『水戸城・川越城』(歴史群像シリーズ:よみがえる日本の城15/学習研究社/本体730円)
『仙台城・会津若松城』(歴史群像シリーズ:よみがえる日本の城17/学習研究社/本体780円)

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独断的な評価や個人的な好みにとらわれることなく(^^;)

 産経新聞【特定著書の廃棄 再発防止指導へ 中山文科相

 ここにも図に乗るヒトが.
 これが「つくる会」じゃなくて,左翼系の書籍にまつわる裁判で最高裁から同じ判断が下されたときにも,中山さんは同じ事を言うのかなあ? 中山さんの日頃の言動が言動ですから,G.C.W.氏は疑ってかかってますよ(^^;).「独断的な評価や個人的な好みにとらわれることなく,公正に」

2005/07/15

日常

 仕事.今日もまた午前は閑散としてたのに,午後になると怒涛の如くお客が押し寄せる(^^;).もう少し平均して来て欲しいものではあるが,他人の都合をとやかく言っても仕方が無いか.合間を縫って力仕事に狩り出されたり,打ち合わせに出たり,お客のトラブルを解決したり.

 読売新聞【音楽ソフト生産7%減、オーディオ落ち込む…上半期】メモ.

今日のBGM

マーラー/交響曲第6番イ短調@ピエール・ブーレーズ/ヴィーン・フィル(DG)

 これっくらい冷徹なマーラー演奏は他に無いよ,と言いたくなるくらいクールに楽譜を分析し批評している,という趣き.ところが,ヴィーン・フィルの暖色系の音色がブーレーズの解釈と向きが逆なものだから,聴こえてくる演奏はちと落ち着かない気分になるもの(^^;).これならクリーヴランドとかシカゴとか,せめてロンドンのオケあたりと録音した方が良かったんじゃないかと.

独断廃棄は著者の利益侵害:続き

 【独断廃棄は著者の利益侵害】の続きです.

 産経新聞【【主張】図書廃棄訴訟 多様な言論支える判決だ
 すぐ図に乗る奴がいる(^^;).「今回の最高裁判決を踏まえ、蔵書の取捨選択は地域住民の立場から、公正に行われるべきである。」まではともかく,「新しい歴史教科書をつくる会は」以下のことについては,身贔屓が過ぎる.「新しい歴史教科書をつくる会」や扶桑社の教科書売り込みに関しては文部科学省からも警告があったわけだし,G.C.W.氏も含めた世の中にはその姿勢に対する異論があるのだから,この記事の後段のようなことは苟くもマスメディアが書くべきことじゃあない.そもそも今回の最高裁の判断は「自由主義史観」と言う名の修正主義に対してお墨付きを与えたものじゃないし(^^;).そのあたりを産経はわざと混乱させたいんだろうが,世の中そんなにバカばかりじゃない.

 東京新聞【『極めて厳しい判決』 船橋市立西図書館訴訟

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2005/07/14

日常

 パリ祭.

 仕事.午前と午後のお客の入りの落差が激しい(-_-;).午後は眩暈がするほど接客で忙しくなる.トータルでは他人に自慢するほどお客がいるわけでもなく,もう少し入りが平準化してくれないかと思ったり(^^;).お客が来るだけでも有り難いと思わなければダメですよ>>G.C.W.氏.

 毎日新聞【戸田恵梨香さん:ビクター・甲子園ポスターのモデルに】うわっ,知らない娘だ(^^;).今年は岩田さゆりこちらも)かなあ,なんて漠然と考えていたんだけど,外れた.

今日のBGM

ブルックナー/交響曲第6番イ長調@フェルディナント・ライトナー/南西ドイツ放送交響楽団(ヘンスラー)

 これまた,日本ではおなじみだった指揮者だがスター性に欠けたためか,あまり人気は出なかった.しかし,このCDでもカップリングがカール・アマデウス・ハルトマンの6番だったりするくらい,現代音楽もバリバリこなした名匠で,このブルックナーも出るところは出る好演である.

独断廃棄は著者の利益侵害

 船橋市立西図書館で2001年に起きた蔵書廃棄騒動について自由主義史観派が船橋市を訴えていた裁判の,最高裁判所における判断が本日出ました.

京都新聞【独断廃棄は著者の利益侵害 最高裁が初判断】【判決要旨 図書館の本廃棄で最高裁
読売新聞【つくる会などの著書、図書館で廃棄は違法…最高裁判決
毎日新聞【つくる会書籍:廃棄訴訟、東京高裁に差し戻す 最高裁
朝日新聞【「つくる会」関係者著作の図書館蔵書処分は違法 最高裁
産経新聞【独断廃棄は著者の利益侵害 最高裁「図書館は意見伝える場」

 記事を見る限り,公共図書館業界における「最悪の事態」は避けられたか,という印象ですね.思った以上にある意味,常識的な判断だったと思います.要するに「図書館員の恣意で公共図書館の蔵書を捨てるな.蔵書は公正に扱い,廃棄するなら基準を守り,説明責任をきちんと果たせ」ということでしょ.そんなの,当たり前じゃないですか(^^;).あとは,それだけの負託と責務に応えることの出来る人材を図書館に充当してください,と注文しておきます.

 なおこの判例は,例えば自由主義史観派が「あの公共図書館にある『××』という蔵書は自虐史観だから捨てろ」と公共図書館に迫っても,それに対して「ノー」を言える根拠になるんじゃないでしょうか.

 今回の最高裁判決の要旨全文の正式なリリースはこちらです.

2005/07/13

日常

 すみません,当blogは青少年読書感想文全国コンクールは取り扱っておりませんので,検索で辿り着いた方はごめんなさいですm(_ _)m 何だか沢山いらっしゃっているようで,申し訳ないです.

 仕事.ひたすら目録と格闘(-_-;).たまに面白いレファレンスが廻って来るので応対.

 読売新聞【ガソリン店頭価格、11年ぶり125円台】今月と来月は,クルマで遠出する予定は無いので,取り敢えず様子見ということで.しかしこの高値,何時まで続くのやら(>_<).

 毎日新聞【障害者支援法案:衆院厚労委で可決 原則1割負担に変更】自立支援とは言い条,これは「優生思想」そのもののような法律ですよ.【厚生労働省:障害者自立支援法案について】←このページ自体を見てもわかるように,厚生労働省には障碍者への配慮なんて全く無いじゃないですか.

今日のBGM

シューマン/交響曲第2番ハ長調作品61@デイヴィッド・ジンマン/チューリヒ・トーンハレ管絃楽団(アルテ・ノヴァ)

 ベートーヴェンではそのカルさと甘ったるさに憤りさえ感じたジンマンとトーンハレだが,このシューマンはそれほど悪くない.良くも悪くも「思春期」とか「青春」という言葉の持つニュアンスが似合うシューマンの音楽に,ほどよい軽めの響きでバランスをコントロールしているようである.

2005/07/12

日常

 仕事.延滞の督促担当が頭を抱えたり,来月の会合で突き合わせる調査項目の提出をうっかり忘れていたり,来月末提出が予定されている目録のための修正をかけたり.
 帰宅して,久し振りにカレーを作る.レトルトにはちょっと飽きたので(^^;).ルーは1か月くらい前に買ってあった無印良品の“インド風カレー・チキン用”.レシピに「トマト300グラム」とか書いてあってアセるが,サラダにしようと思っていたトマトを已む無く放り込む.放り込んで正解(^^;).なかなか美味しい.

 毎日新聞【ホンダ:国産スポーツカーの草分け、NSX生産停止へ】自分ではとても購入できないし,維持できないクルマだけど,憧れだっただけに残念(sigh).ホンダのプレスリリース【Honda 本格的スポーツモデルNSXの生産を終了

 産経新聞【不祥事職員の情報公開 大阪市、最低ランク 文科省指摘「市民に説明責任」】図書館業界も含めて,文教関係は内側に籠り外側への情報開示には消極的ですが,消極性の総本山のような(?)文部科学省に閉鎖性を指摘されるとは.

今日のBGM

ブルックナー/交響曲第4番変ホ長調“ロマンティック”@ホルスト・シュタイン/バンベルク交響楽団(BMG/新星堂)

 録音に恵まれない大指揮者ホルスト・シュタインの好演.手堅い職人気質が身上で,大向こう受けするカリスマときらびやかさに欠けるため,どうしても商業ベースに乗り切れなかったが,この録音でも密度の濃い,噛み締めれば噛み締めるほど滋味を感じることの出来る演奏を聴かせる.クルト・マズーアにブルックナー全集を作らせる暇があったらシュタインに作らせるべきであった(sigh).

2005/07/11

今日のBGM

ブルックナー/交響曲第5番変ホ長調@ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管絃楽団(CBS)

 カラフルというよりはパワフルなブルックナー(^^;).分厚い,マッチョな響きでイケイケどんどんな指揮だが,オケは崩れもせずにピタッとついていく.これはこれで面白い.

日常

 仕事如例.朝一番で勤務先の旧職員が亡くなった連絡,お昼頃には卒業した大学の元教官の訃報,夕方には橋本真也が亡くなった(ZAKZAK【プロレスラー橋本真也さん急死、40歳】【ターザン山本氏「あの体形で心臓に負担」】)と,がっくりするニュースが立て続けに耳に入り,ちょっとメゲる(sigh).死生命あり,常命は逃れ難いとはいえ,悲しい.

 がっかりして帰宅すると「図書館界」57巻2号(通巻323号)が届いていて,何気なく封を切って「編集後記」を読みバカらしくなって放り出す(-_-;).「おのれを正しゅうせんがために,ひとを陥れるようなことを言ってはなりません」ていうか,公共図書館に来るお客の大半が民間人だってことを失念しているんじゃないだろか,この筆者.今に大きな反動が来ることを危惧してますよ.

 そういや先日,某所から電話があって「8月にやる行事について,取材の電話が来てるんだけどわかります?」あ,あれか,とピンと来る.「ごめんなさい,あの件は主催団体が勝手に会場としてウチの名前を挙げて場所借りしただけで,当館は全く関与してないからわかりません」と言っておく.当日,G.C.W.氏はこのあたりにいない予定だし(^^;).

2005/07/10

今日のBGM

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番ニ短調作品30@ウラディミール・アシュケナージ&アンドレ・プレヴィン/ロンドン交響楽団(デッカ)

 第2番より第3番を先に聴いたせいもあってか,ラフマニノフのピアノ協奏曲では第3番が一番好き.であるにもかかわらず,あまりいいCD持ってないような気もする.一時期スリリングなアルゲリッチ&シャイー(フィリップス)をよく聴いていたけど,あまりロシア風じゃないのは確か(^^;).このアシュケナージ&プレヴィンもゴージャスなんだけど躍動感にいささか欠けるのが難点.

日常

 休日.朝食の後,洗濯をしてしばらくは明日のテキスト作成.一段落して買い物に街へ出る.お中元の手配など.帰宅後はテキスト作成の続き.夜の11時過ぎまで都合7時間ほどかかってようやく仕上げる.もう少し計画的にやらないとダメ.年齢的にもう無理が利かないんだから(-_-;).

2005/07/09

今日のBGM

プロコフィエフ/交響曲第2番ニ短調作品40@小澤征爾/ベルリン・フィル(DG)

 やかましいことでは,ある種のチャイコフスキー作品の系統をひいているのかも(^^;).とにかくニギヤカ.プロコフィエフも「鉄と鋼で作った交響曲」と言っていたらしい.演奏には,もう少し研ぎ澄まされた響きが欲しいところ.

日常

 休日出勤.例年の如く「方部会」という奴.お客も来ず閑散とした中で目録の修正等.2時半頃開放されて,床屋へ行く.その後お中元の選定に2箇所ハシゴするが決まらない(-_-;).明日,別なところに行って来よう.

 山陰中央新報【上淀廃寺跡の中央伽藍部を一括公開へ

ダメな図書館目録の例:補遺その3

 (承前)
 もちろん,書誌コントロールへの取組みというのは必要なことです.国立国会図書館がJPMARCとは別途にOPACとして提供している〈総合目録ネットワーク〉なるモノがありますが,これが「総合目録」と呼ぶことをいささか憚りたくなるような代物であるところを見ても,書誌コントロールが大切であることはご理解いただけると思います.

 ここで問題になってくるのは,どのような目的で,最低限守るべき基準を何処においてコントロールするのか,ということですね.

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2005/07/08

今日のBGM

カール・アマデウス・ハルトマン/葬送協奏曲@イザベル・ファウスト(Vn),クリストフ・ポッペン/ミュンヘン室内管絃楽団(ECM)

 ヴァイオリンと絃楽合奏のための協奏曲.昨日今日は溜息ばかり.

日常

 仕事.目録作ったり,いろいろ指示出したり,肩凝ったり(^^;).

 信濃毎日新聞【両輪駆動の自転車 「悪路でも安定」8月から販売】記事に出て来る日本ロボティクス.自転車って好きで密かに欲しいモデルもあるのですが,これもちょっと心惹かれるものがあります(^^;).

 読売新聞【ロンドン五輪、野球・ソフトボール落選…IOC決定】,その解説は毎日新聞【ロンドン五輪:野球は非協力的、ソフトボールは低人気…覆った「楽観論」】,関係者の嘆き節は日刊スポーツ【メダル確実競技除外、JOCショック】【脇村高野連会長「発展が一層厳しくなる」】【楽観ムード一転、深刻な球界反応】残念なことは残念ですが,結局のところ野球がオリンピック種目になって盛り上がっていたのは,日本を含む北東アジアの数か国程度というのが現実だった,ということでしょうか.日本も「北京では長嶋茂雄監督で!」と長船某が言った時点で終わっていたような気がしますしね(-_-;).

ダメな図書館目録の例:補遺その2

 (承前)
 そんなわけで,NACSIS-CATのデータが各館作成の寄せ集めであることはliblibさんご指摘の通りですが,必ずしもその下敷きが商用MARCであるとは限りません.JPMARCのこともあれば,ゼロから書誌を起こすこともありますし.
 むしろ問題は,そうやって出来上がったCATの「品質管理」の体制にあります.

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2005/07/07

日常

 読売新聞【ロンドンで同時爆破テロ、190人以上負傷報道も】やりやがったな,という感じ.スコットランドヤードは虚を衝かれたのか.

 仕事.目録の修正や新規作成やその他いろいろ.

 毎日新聞【五箇条の御誓文:草稿、初公開へ オークションに出品】こーゆう貴重な資料は,国会図書館憲政資料室あたりで何とか購入できないものなんでしょうか.

今日のBGM

ベンジャミン・ブリテン/戦争レクィエム作品66@ヘルベルト・ケーゲル/ドレスデン・フィル(ドイツ・シャルプラッテン)

 毎日新聞【ロンドン同時テロ:出勤時の地下鉄、バス狙う 死傷者多数

ダメな図書館目録の例:補遺その1

 【ダメな図書館目録の例】にいろいろコメントをいただくことができました.感謝です.

 折角ですので大学図書館における,総合目録データベース(書誌ユーティリティ)であるところのNACSIS-CATを利用した蔵書目録作成の一連の流れについて,G.C.W.氏が知りうる限りのことを少々説明させてもらいますね.あまり知られてないことでもあるようですし,ひとつふたつ誤解されている箇所もあるようですので.

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2005/07/06

今日のBGM

シューマン/ヴァイオリン協奏曲イ短調@ギドン・クレーメル&小澤征爾/ボストン交響楽団(DG)

 シューマンのチェロ協奏曲イ短調作品129をショスタコーヴィチがオーケストレーションしなおしたもの(ショスタコーヴィチの作品125)に,ヨーゼフ・ヨアヒムの遺品から見つかったシューマンの手によるヴァイオリン・ソロ・パートを載せたモノ.まあ「珍品」と言ってよろしい(^^;).ショスタコーヴィチのオーケストレーションはロストロポーヴィチの依頼だったそうだが,ここに聴く限り,ショスタコーヴィチはシューマンの良き理解者とは言えないような気がする.ミッシャ・マイスキーだったか,ショスタコーヴィチのオーケストレーションで一度弾いたけど「二度とゴメンだ」そうで.

日常

 仕事.このところシェイクスピアに関するレファレンスが続きますが,質問するヒトの言い回しが面白いですね.「『マクベス』の日本語ヴァージョン」だの「図書館にあるのは劇場版ばかりなんですけど」だの(^^;).やれやれ.
 どうやら皆さん,チャールズ・ラムの『シェイクスピア物語』を探しているらしい,というところに辿り着くまでにえらく遠回りしてしまいましたよ.勤務先には坪内雄蔵訳『新修シェークスピヤ全集』(中央公論社)とか野上弥生子訳『沙翁物語』(岩波文庫)とかありますが,イマドキのヒトにはやはり無理だろう,ということで取り敢えず小田島雄志訳『シェイクスピア文庫』(白水社)か『シェイクスピア全集』(筑摩書房)を出しております.ラムの『シェイクスピア物語』は新潮文庫版が欲しかったけど品切れのようなので,岩波少年文庫版を注文してみました.
 シェークスピアの戯曲,個人的には新潮文庫の福田恒存訳がなじみなのですが,あれも文体が硬派なのでイマドキのヒトには向いてないような気がします.

2005/07/05

日常

 仕事.一日中,目録データの修正に明け暮れる.シェイクスピアがねえ(^^;).

 読売新聞【郵政法案可決、大量造反で5票差…自民の亀裂深まる】テレビで見た,成立直後の首相の満面の笑みが実に気色悪かった(>_<).あれでは,首相になった直後の前首相と変わらないじゃないか.これで責任がますます重くなっているはずなのに,法案が通過した喜びだけが顔色に出るとは,一国の指導者としては落第ですね.

今日のBGM

マーラー/交響曲第1番ニ長調@キリル・コンドラシン/モスクワ・フィル(メロディア/BMG)

 この演奏,全体としてはパワフルに押しているのだが,案外細かいところで表情をつけていたりして,なかなか一筋縄ではいかない.これを聴いていると,コンドラシンがマーラーの2番を録音しなかったのはホントに惜しい感じがする.何処かにライヴ音源眠ってないものか.

ダメな図書館目録の例

 昨日,雨降りの中で忘れてしまった話のひとつです.

 昨年,評判になった『萌える法律読本:ディジタル時代の法律篇』のNACSIS-CATのデータがこちらです.正直なところ,この目録データから現物を探し出すのは大変に難しいと思いますが如何でしょう.
 ちなみに国立国会図書館の目録データはこのようになっています.国会図書館のデータの方が,現物から見て素直なデータですよね.

 勤務先でひとしきり,この目録データを話題にしてみましたが,NACSIS-CATのデータを作成した方は「萌える」という字を「本タイトル(≒本書名,日本目録規則の専門用語)」に使いたくなかったんじゃ,という話まで出る始末でした(^^;).
 G.C.W.氏なら,本タイトルを「萌える法律読本」として,VOL表示に「ディジタル時代の法律篇」「日々の生活篇」とするところです.NACSIS-CATが本タイトルに採用している語句は省くか,「注記」に入れますね.現物を見れば明らかなように,CATが本タイトルとしている語句は標題紙でもごく小さなフォントで印刷されていますから.

 これは「提供のための目録」どころか「管理のための目録」としてもどうしたものか,と言わざるを得ないダメな図書館目録の例として,取り上げるに足る事例だと思います.同じような仕様(思考?)で作られているNACSIS-CATのデータは時々見かけますが,現物にアクセスすることをわざわざ難しくしている目録データというのは,いったいどのような発想で作られているのでしょうね.

2005/07/04

日常

 仕事.NACSIS-CATの所蔵付け替え作業で日が暮れる(>_<).他に細々した作業など.

 仕事中に何やら難しいことを考えていたはずなのだけど,土砂降りの雨に役立たずの傘のおかげで忘れてしまいました(-_-;).みなさまも,お風邪などお召しになりませぬように.

今日のBGM

ポール・パレー/ジャンヌ・ダルクの没後500年記念のためのミサ曲@ポール・パレー/デトロイト交響楽団ほか(マーキュリー)

 現在は指揮者として知られるポール・パレー(1886-1979)は,実は1911年のローマ大賞(パリ音楽院に学ぶ作曲家の卵が目指す,権威があるとされた賞)を受賞しているのだそうで,この作品はジャンヌ・ダルクが火刑台にのぼってから500年目に当たる1931年にルーアンの大聖堂で初演された.音楽は「現代音楽」とは無縁の,劇的ですこぶるわかりやすいもの.

2005/07/03

日常

 休日.昨晩は就寝が翌日になったのに,今朝は早々と目が覚める(-_-;).取り敢えず朝食を摂って新聞や本を読んでいたら眠気が戻ってきてしまい,気が付いたら午後3時.寝ぼけ眼で現像に出したフィルムをヨドバに取りに行く.ヨドバの隣りのデパートで同僚夫妻を見かけるが,こちらがボケボケで,挨拶されても頓珍漢な受け応えをしそうだったので慌ててレコード屋に逃げ込む(^^;).下手なことを言ったら恥ずかしいんだもの,さすがに.

 日刊スポーツ【お帰り長嶋さん、ドームファンが大歓声】思ったよりやつれてはいないようで何よりだったけど,あの歩き方を見たら,現場への復帰を期待するのは酷であることが見る側にもはっきりわかったんじゃないか.隣りに渡辺恒雄が座っていたのも気に入らないし,このような文字通りの「人寄せパンダ」的な扱いはこれっきりにしてほしいもの.

今日のBGM

グレインジャー/吹奏楽作品集(グレインジャー・エディション第4巻)@ティモシー・レイニッシュ&クラーク・ランデル/ロイヤル・ノーザン音楽院吹奏楽団(シャンドス)

 グレインジャーはひとつの作品にいくつもの演奏用ヴァージョンを作っていた.例えば〈Molly on the Shore〉では作曲者自身の編曲だけでも7つ,他者の編曲が11もあるそうだ(参考:Grainger List of Works in Japanese | グレインジャー作品目録日本語版).このCDを聴いていても,グレインジャーには交響曲のような長く構成的な音楽を創るのが向いていなかったんじゃないか,という感じはする.ひとつの作品を何度もアレンジして提供する,という行き方は本人の意識的な選択でもあったようだが,向き不向きの問題でもあったのではないかしらん?

毎日新聞の読書感想文コンクール特集

 今朝の毎日新聞(福島版)に〈第51回読書感想文コンクール特集〉というのが見開き両面で掲載されてまして,そこに河村建夫・前文部科学大臣のインタビューがありましたのでご紹介.例の「文字・活字文化振興法」に関して

 (インタビュアー)この法律の狙いは何ですか。

 (河村氏)公立図書館の整備が大きな柱です。アメリカは郵便ポストの数ほど図書館があるといわれます。日本では公立図書館のない市町村すらあります。図書館だけ作るのが大変なら公民館に併設してもいいでしょう。大学図書館をもっと一般に開放することも奨励したいと考えています。



記事の詳細はこちら.

毎日新聞【特集:第51回青少年読書感想文全国コンクール 河村前文科相に聞く(その1)
特集:第51回青少年読書感想文全国コンクール 河村前文科相に聞く(その2止)

上に引いた対話は(その2止)にあります.このインタビューにて,先日当blogで紹介したフィンランドの話も河村氏は取り上げています.

2005/07/02

日常

 休日.定期通院を済ませて〈SL会津あかべぇ号〉を撮影しにクルマを出す.会津若松市内に入って,知ってるヒトは知っている〈白孔雀食堂〉の「名物カツ丼」で昼飯.お世辞にもコギレイとは言えない店内に,所狭しと貼ってあるプロレス関係のサイン色紙に吃驚.こーゆう雰囲気,昔何処かで感じたことがあるような無いような.首都圏からは少しづつ失われているものではあるかな.帰路,新しい炊飯器を購入.見得張ってIHジャーなんか買うからお金が無くなるのよ,とカミさんに指摘される.うーむ(-_-;).ダメですね.

2005/07/01

今日のBGM

ショスタコーヴィチ/オラトリオ〈森の歌〉作品81@エウゲニ・スヴェトラーノフ/ソヴィエト国立交響楽団(メロディア/ビクター)

 元来の歌詞と目的がスターリン賛美だったため毀誉褒貶がかまびすしいが,音楽としては傑作.20世紀のクラシック音楽で,〈森の歌〉ほど誰にでも「わかる」音楽が他にありますか(^^;).録音はアシュケナージとかテミルカーノフとかフェドセーエフとかムラヴィンスキー(!)とかあるけど,このスヴェトラーノフ盤を第一に推しますね.

日常

 炊飯器壊れる(ToT).朝,米を研いでスイッチを入れようとしたら反応しない.それどころか,炊き方選択画面が夢幻無限ループを描いている.こりゃあかん,と近所のコンビニにクルマを走らせ,朝食とする.帰宅後スイッチを入れたら動いたものの,気まぐれなテレビは我慢できるけど気まぐれな炊飯器は我慢できない,というわけで明日は炊飯器を買いに走ろう(-_-;).

 仕事.学校説明会の裏方仕事の内容がクルクル変更になり,あーららら(^^;).連絡が入るだけでもありがたい,というのが何とも.おまけに今日は雨が降ったり止んだり,時折強く降るという生憎の天気で,わざわざ図書館まで足を運ぶ参加者も無し.それどころか学生が姿を見せない(-_-;).昨日のお客が3分の1がほども今日来てくれればいいのに,とは同僚の弁.今週は実に,曜日や時間帯でお客の数が極端に変化した週でありました.

 某図書館から喧嘩を売られた件は,今日を以ってすべて解決・終了.丸く収まったのは相手館の担当者の人徳です.まったく,最初に電話を寄越したsumatopoppihは一体何奴だったんだか(^^;).

バックヤード・ツアー

 大分合同新聞【県立図書館 業務公開ツアー好評

 YuzYuzさん【図書館業務公開ツアー】経由.
 いいなあ,これ.実はG.C.W.氏,バックヤード・ツアーって何によらず結構好きで,バックヤードを半ば公開している〈お菓子の寿城〉みたいなところ大好きなんですよね(^^;).ビール工場の見学ツアーとか.
 図書館のお仕事って,そうでなくとも想像し難いもののようで,市井のヒトには伏魔殿かブラックボックスのように見えることさえあるそうです(実際にそんな意味の話をされたことがあります).また業界関係者にも,ブラックボックス視を助長するかの如き「暗黙知」などという表現を,図書館の仕事を説明するのに用いる方もいます.業界側が市井人を寄せ付けない雰囲気作りに邁進してどうするんですか(^^;).
 このバックヤード・ツアーのような試みが広がるのは,確実に図書館理解の一助になると思いますよ.

 G.C.W.氏の勤務先でも試行してみたいです(もっとも,勤務先ではカウンターのすぐ後ろが作業場なので,館員が何をやっているかは一目瞭然という話も無いわけではありませんが).何せウチは小規模館なので,実施しても最大携行人数2名,というのが関の山になりそうです.月1回2名様ではちょっと効果は期待薄ですかねえ(sigh).

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