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2005/07/18

be Report:保護期間延長で、埋もれる作品激増?

朝日新聞【be Report:保護期間延長で、埋もれる作品激増? 著作権は何を守るのか

 既にあちこちのblog(参考:Copy & Copyright Diary - 「著作権は何を守るのか」への反応)で,またしても三田誠広氏の的外れな発言が槍玉に上がっていますが,まあ仕方の無いところでしょう(^^;).「翻訳が多い=野蛮だ」という発想も頓珍漢ですが,文学的な見地から見ると可笑しいのはこのあたり.
「私生活を暴露した作品で遺族が迷惑する例もあり、その防止のためにも作者の孫の生存期間程度は権利を継続すべきです」
確かこのひと「ミステリーは一度読んで真犯人がわかったら終わり」みたいな発言をしていたこともあり,自分の書くモノは「純文学」であることを旗印にしていたかと思いますが,純文学の王道は柳美里が『石に泳ぐ魚』裁判のときにコメントしていたように,「私小説」でしょう(^^;).葛西善蔵以来の伝統を誇る「私小説」ってのは,作者自身のプライヴァシー(と思われる内容)を暴露するのが基本的なコンセプトのはずで,純文学を標榜している作家が↑のようなことをコメントするのは,作家としての自殺行為なんじゃないですか.
 そもそも,作家のプライヴァシーと著作権には何の関係もありませんし(^^;).

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