“Le Petit Prince”新訳に岩波書店要望を出す
朝日新聞【「星の王子さま」新訳書名で要望書 岩波書店】
愚智提衡而立治之至也: “Le petit prince”新訳の続き.岩波書店が“Le Petit Prince”の新訳を出した論創社に『星の王子さま』は由緒ある書名であるぞよ,おたくの訳本に我が由緒書を載せよ,と迫ったとの由.
似たような事例をいま,咄嗟に思い出せないので何とも言えないのだが(大岡昇平が『武蔵野夫人』というタイトルのポルノ小説にクレームをつけ,ポルノ小説のタイトルがその結果変更になった,という事例はある),何しろ三遊亭圓楽が「星の王子さま」という渾名で売り出したことに激怒したらしい(先日「図書」に掲載された息子さんのエッセイでほのめかされている)翻訳者とその周辺,ということなのかな.
内藤濯訳『星の王子さま』に思い入れのある方から見ると,どうなんでしょうこの話.
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