「図書館雑誌」5月号
「図書館雑誌」2005年5月号(99巻5号)はようやく特集として「図書館と災害被害・その教訓」を組んだ.
遅い(-_-;).
いかに月刊誌とは言え,対応が遅すぎる.昨年中に掲載して当然の京都や高松の話を今頃掲載してどうするの.また,新潟県立図書館のサイト以外,編集部がインターネットを忌避しているとしか思えないのもどういうわけなんだか.被害を蒙った現地の図書館関係者が苦労して維持していたweblogなどを意識して外しているとしか思えない.さらには,新潟県中越地震の直後に発信されたにもかかわらず,図書館大会の心配しかしていなかった日本図書館協会のメルマガについては一言半句も無いどころか,免罪しようとするかの如き文言さえありますね(該当するメルマガは227号と228号).
ダメだこりゃ(sigh).
ある種の記録としては無いより余程マシですが,協会は自らの無為無策失策を糊塗せず,この際きちんと記録化しなくちゃダメです.これじゃ,「図書館雑誌」編集部は名も無きネチズンやブロガーの手柄を横取りしたと言われても仕方が無い.
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