今日のBGM
マーラー/交響曲第9番ニ長調@ロリン・マゼール/ヴィーン・フィル(SONY)
何て言うか,ヴィーン・フィルを起用している割には中途半端な演奏に聴こえる.例の如く,マゼールとしては「健康的な作曲家」マーラーという解釈なんだろうが,当然ながらバーンスタインっぽい世紀末の耽美的・崩落的な雰囲気は欠落しているし,かと言ってクレンペラーやジュリーニのような厳格なスケール感があるわけでもない.カラヤンやレヴァインの機能美にも今だし,という感じである.
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