今日のBGM
ブラームス/交響曲第3番ヘ長調作品90@グィド・カンテルリ/フィルハーモニア管絃楽団(EMI/テスタメント)
カンテルリ(1920-1956)と言っても,今では知らないひとの方が多いのかもしれない.トスカニーニが「彼はわたしと同じように指揮をする」と激賞した指揮者だが,移動中の飛行機事故により不慮の死を遂げた.
G.C.W.氏がブラームスの魅力を教えられたのは,実にこの録音であった.スタイリッシュで情熱的なブラームスだが,第3楽章の哀愁にも欠けるところは無い.要所で聴こえてくる素晴らしいホルンは,当時フィルハーモニアのホルンのトップだったデニス・ブレインのそれだろうか.
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