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「貸出至上主義者」度チェックβ版

ココログ


ほし2

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2005年4月の記事

2005/04/28

日常

 仕事.来館者多し(^^;).連休前に課題を片付ける,のかな.応対しながら目録の修正をボチボチ.
 帰宅してヤマト運輸の営業所までクルマを走らせて荷物をカミさん家に発送し,その足でとあるお店に行ったらばったり部下夫妻に遭遇する(^^;).あまりに吃驚したもんで,笑いながらその場に座り込んでしまった.あーゆうときの反射神経が最近,ホントににぶくなっているわ.

 産経新聞【【暴走快速 尼崎JR脱線事故】(1)焦り】競争に打ち勝つための技術力の向上がバランスを欠き,そのいびつさを精神論でカバーしようとしたあたりが,「友鶴事件」や「第四艦隊事件」を引き起こし,防御を欠いた傑作機・零式艦上戦闘機にこだわった旧日本海軍によく似てはいないか,JR西日本という企業は.

 明日からゴールデンウィーク中は更新お休みします.旅先でJR西日本にも家族で乗車する予定があるんですよねえ(-_-;).「そうだ,京都行こう!」というわけで.
 みなさまも,よいお休みをお過ごしください.

今日のBGM

ベートーヴェン/交響曲第3番変ホ長調作品55“英雄”@フェレンツ・フリッチャイ/ベルリン・フィル(DG)

 神戸新聞【網棚に手足挟まれ… 尼崎市消防局会見】【ゆがむ車両、捜索難航
 不眠不休で破壊された車両からの救出に尽力している,尼崎市消防局南部特別救助隊をはじめとする皆様に敬意を.

2005/04/27

日常

 仕事.のんべんだらりと目録修正など.

 神戸新聞【尼崎JR脱線事故】やりきれない.

今日のBGM

〈ラビリンス〉オリジナル・サウンドトラック(SME)

 小松亮太が弾くバンドネオンでアストル・ピアソラをフィーチュアしたもの.ピアソラ自身の演奏は振幅が激しすぎる上にえも言えぬ焦燥感がただよっていて劇伴には到底向かないが,こちらは平和なアンサンブルではある.

2005/04/26

日常

 仕事.昨日「数字が合わない」と言われてドタバタした件の後片付け.さすがに堪えた(-_-;).あとは目録の修正作業をダラダラと.

 昨日今日,尼崎事故の記事は涙無しには読めません.特に理不尽な理由で生命を奪われたひとたちに関する記事は.
 妙な言い方だけど,自分が生きている間に三河島事故や鶴見事故に匹敵するほどの鉄道事故に日本で遭遇するとは,夢にも思っていなかったのですね.熟練を軽視し技術を過信した人間が,結局は想定外の行動をとる人間を制御することが出来ずに,今回の大惨事を招いたということで,JR西日本は罪万死に値すると言っていいでしょう.
 こんな記事も出ています.京都新聞【繰り返された事故に思い募らせ 甲賀 SKR事故の遺族ら

今日のBGM

オネゲル/交響的運動第1番〈パシフィック231〉@ジャン・マルティノン/フランス国立放送管絃楽団(EMI)

 昨日のの尼崎事故で亡くなられた方々に慎んで哀悼の意を表します.1962年の三河島事故(死者160人),1963年の鶴見事故(死者161人)以来の大惨事になってしまいました.

2005/04/24

日常

 休日.昨日今日と桜行脚.2日間で10箇所以上見て廻って写真を撮って.昨日は須賀川方面,今日は国道349号線沿いと廻った中では,川俣町駒桜が最高に素晴らしかった(^^;).一度は見ておいた方がいいですよ.G.C.W.氏は来年もここには行くつもり.

 どうもココログがトラブってからこちら,更新する気力が萎えてしまったようで(-_-;).常態に戻るまで,もう少し時間を下さいませ.

2005/04/21

日常

 仕事.文献複写依頼業務の指導とか,目録の修正とか.

 昨日今日といささか調子が悪い.ストレス溜まっているのか,今日は夕刻から酷い頭痛に見舞われる.ちと酷いので,甘味をしこたま買って来てボチボチ食べている.やれやれ(-_-;).

2005/04/19

日常

 仕事.昨年度で退いた教員が置いていった書籍を整理する傍ら,目録の修正や,依頼先から届いた複写物の受付など.そろそろ年間計画書を起草せねば.

 このblogの動作不良は今日も相変わらず.そもそも先日のヴァージョンアップからこちらおかしくなっているのに,それ以前からこのblogで定番になっているタイトルのトップ絵に問題があるようなことを言われる.ココログのデザイン設定の中にある機能を使って掲げているだけなのだが(^^;).言われるままにトップ絵を一度は外したけど,全く動作不良に影響が無かったので(改善されなかったということ),再度掲げる.ヴァージョンアップ以前は何でも無かったんだから,そんなところに原因があるわけ無いだろうに.
 そもそも,こちとらスタイルシートの何たるかも全く知らないわけで,いきなり「外部スタイルシート」云々とおっしゃられても何が何だか.

 本当は図書館関係でいろいろ触れておきたいことがあるけど,学生へのペーパーを作成したり,その流れで岩波文庫の『新編明治人物夜話』(森銑三著/小出昌洋編)など読み耽ってしまうものだから,なかなか話が先へ進まない.せめてblogが完全に元通りになれば,また風向きも変わってくると思うけど,今はとにかく種種雑多において中途半端.

2005/04/18

今日のBGM

チャイコフスキー/交響曲第6番ロ短調作品74〈悲愴〉@ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィル(DG)

 1976年,カラヤン6度目のスタジオ録音.LP(MG1063)時代からの愛聴盤だが,とにもかくにも「完璧」とはこーゆう演奏&録音を言うのであろう.

日常

 仕事.今日から演習始まる.最初のコマは自己紹介と決めている(^^;).本格的な内容は来週から.ときに,その演習について不愉快な話を小耳に挟む.さもしい奴らメ(-_-;).
 その後は文献複写の依頼を送り,部下に相互貸借のILL業務での端末操作をたまたま届いた他館からの依頼で実地に指導する.送付と謝絶と一日で経験出来たので,部下にはよかったんじゃないかな(^^;).

 京都新聞【無給で「最後」の演奏会 ベルリン響、存続訴え】このオケは,クルト・ザンデルリンクが指揮者を務めていた東ベルリンのBerliner Sinfonie-Orchesterではなく,Berliner Symphonikerという西ベルリンのオケらしい.

 うむむ,久し振りにこちらで通常更新しているのに,調子が出ない(-_-;).

2005/04/17

再開します

 暫定ですが再開します.
 一部のカテゴリーを選択するとテンプレートがおかしくなり,スクロールが重くなる現象が未だに解消されていませんが,取り敢えずトップページと固定リンク等の表示に動作不良が発生しないようなので.

 これ,ひょっとすると大方のみなさんのブラウザでは動作不良が発生しなかったかもしれませんが,G.C.W.氏の環境で現に発生していた/いるところが最大かつ重大な問題なわけでして(^^;).おまけに,勤務先にある利用者用の検索端末(Windows XP Professional SP2+環境復元ソフト付きのInternet Explorer 6.01)で動作不良が発生しているのを確認していますから,いくら@niftyの中のヒトから動作不良が「確認できません」とお返事をいただいても,こればっかりは許せませんです,はい(^^;).

 更新を中断していたこの1週間,ヒマは全然持て余せませんで(-_-;),仕事とそれに関する人間関係に追われまくっていましたから,外的な理由でblogの更新を中断していたのは,それはそれで都合がよかったかもしれません.ここの再開に歯噛みしている,某blog経由でここを見に来た某ML関係者もいらっしゃるでしょうが,まあそれはそれです(^^;).

 何はともあれ,ご愛顧のほどまたよろしくお願いしますm(_ _)m

2005/04/10

しばらくお休みします

 何が起きているのかと言うと・・・.

 我が家の端末(Windows Me+Sleipnir, IE6.0)と勤務先の端末(Windows NT4.0+IE5.5)で各々確認したのですが,どういうわけだかこの〈愚智提衡而立治之至也〉のみスクロールが異常に重く,またカテゴリー表示を選択すると端末が固まってしまう現象が発生しております.固まるだけならまだしも,酷いときは画面が破壊されてしまい,Ctrl+Alt+Deleteで復旧しなければならなくなります.特に「図書館」カテゴリーを選択すると表示が無茶苦茶になります.記事が3重4重に重なった状態で表示された挙句に端末が壊れます.IE6.0でも動かしてみましたが,スクロールの重さは変わりませんし,「図書館」カテゴリーの多重表示も同様です.朝から晩まで時間帯に関わり無く同じような状況です.

続きを読む "しばらくお休みします" »

2005/04/08

動作不良

 どういうわけだか,このblogは動作不良に陥っているので,動作が元に戻るまでお休みします.

2005/04/07

日常

 仕事.新入生に配布する資料作成続き.午前中に上司と打ち合わせ,昨日依頼された新入生オリエンテーション全体会での図書館説明は,図書館サイトのデモンストレーションをやることになる(^^;).これはG.C.W.氏,全く思いつかなかった(-_-;).かなり頭が固くなっている証拠だ.アンテナがさび付いているかも.
 で,ついでに館内オリエンテーションを部下と分担することに成功(^^;).こちらは,徐々に部下任せにするようにしたいもの.

 久し振りに今日の【産経抄】曰く「愛知県で起きた家族五人殺害事件は父性喪失、その背後に性差を否定する「ジェンダーフリー」をよしとする風潮の影が揺らめいているようで不気味だ」マスメディアで禄を食んでいるヒトの書くことじゃありませんね,これは.「と」の香りがプンプンしてます(^^;).
 例えば戊辰戦争の際,会津若松が落城した時に「ジェンダーフリー」なんて概念は無かったのに,みんな家族を殺して死んでいったわけだし,文中で賞賛している楠公にしても湊川の戦で敗れた時は弟と刺し違えて自殺してます.この事件や中津川市の事件にはむしろ,産経が常々賞賛おくあたわざる「古き良き日本」の悪しき残滓(「子供は親の所有物」「滅亡の美学」)を見るのが相応しいんじゃないかと,G.C.W.氏などは考えるのですが.
 そもそも今回の事件を引き起こした連中は40代から50代の輩で,どう考えても「ジェンダーフリー」教育を受けた世代じゃありませんぜ.

今日のBGM

ブルックナー/交響曲第7番ホ長調@ロヴロ・フォン・マタチッチ/チェコ・フィルハーモニー管絃楽団(スプラフォン)

 雄大豪壮なブルックナー.全盛期(1967年)のチェコ・フィルの低絃と金管が,充分に威力を発揮している.

国立国会図書館長の給与削減

 産経新聞【改正国会図書館法きょう成立 館長給与を減額…法制局長並みに】,毎日新聞【衆院:国会図書館長の給与 年間2912万円に引き下げ】,京都新聞【国会図書館長の給与減額 高額批判、改正法成立

 Library & Copyrightさんがここ数日,精力的に取り上げていた国立国会図書館館長の給与問題が決着.
 本来は給与を下げられたことよりも,産経の記事で穀田恵二議員がコメントしているように,国会図書館長の格付けが下げられたことの方が重大なのだが,どうしても世間の目は「国会図書館長の給与引き下げは、衆参両院の事務総長の天下り先でありながら事務総長よりも高額」の方に向いてしまっているようだ.これも,本来は給与の高額であることが問題なのではなく,給与に相応しい人材を国立国会図書館に迎えることなく,長年にわたって官僚の天下りポストとして館長職を扱ってきたことが本当の問題なのだが,産経をはじめとするマスメディアは何故か「天下りを見直せ」とは書かない(^^;).
 で,結局形はどうあれ天下りを受け入れて来た格好の図書館業界が,国会のツケを支払う羽目になってしまった(sigh).

平成17年度司書講習実施大学一覧

 平成十七年度司書及び司書補の講習実施大学一覧(文部科学省)

 今年も司書講習を実施する大学が文部科学省から上記リンク先の通り発表されましたが,この表から筑波大学(言うまでも無く図書館情報大学の吸収先)が姿を消したのはちょっとショックです(-_-;).

2005/04/06

図書館史の再検討

 「歴史認識」と言っても,昨今流行りの分野ではなく(^^;).

 【愚智提衡而立治之至也: 図書館に勤めている人は何の専門家なの?】へのaoさんのコメントが,ちょっとひっかかるんですね.

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やっぱり

 京都新聞【扶桑社が検定規則違反 中学教科書を合格前配布】,産経新聞【扶桑社が検定規則違反 中学教科書を合格前配布

 【愚智提衡而立治之至也: 泥仕合】の続き.「ああ,やっぱり」の一言(^^;).

続きを読む "やっぱり" »

日常

 仕事.新入生用の資料印刷と貸出カードの作成.
 妙なところから勝手な話が舞い込む.図書館の一角を使いたいのであれば,まずこちらに一言お断りがあってしかるべきだと思うのだが(-_-;).稟議を下ろす方も下ろす方で,館長の承諾も無い稟議をよく承認するものだと,しばし唖然.
 さらに,新入生オリエンテーションに空き時間が出来たので,図書館について全体の前で20分ばかり話してくれ,という依頼が舞い込む.上司にやらせようと思ったけど,むしろG.C.W.氏がこれを引き受け,負担軽減と称してオリエンテーション時の館内案内を部下に回した方が得策と判断する(^^;).プロなんだから,誰にもこなせて当然なんだよな>>館内案内.
 それにしても,今日は外からの話に振り回されたわ(>_<).

 京都新聞【丸善京都河原町店が閉店へ 京の大型書店の草分け】この店が,梶井基次郎の「檸檬」に登場する丸善なんだそうで.

今日のBGM

ブラームス/交響曲第3番ヘ長調作品90@グィド・カンテルリ/フィルハーモニア管絃楽団(EMI/テスタメント)

 カンテルリ(1920-1956)と言っても,今では知らないひとの方が多いのかもしれない.トスカニーニが「彼はわたしと同じように指揮をする」と激賞した指揮者だが,移動中の飛行機事故により不慮の死を遂げた.
 G.C.W.氏がブラームスの魅力を教えられたのは,実にこの録音であった.スタイリッシュで情熱的なブラームスだが,第3楽章の哀愁にも欠けるところは無い.要所で聴こえてくる素晴らしいホルンは,当時フィルハーモニアのホルンのトップだったデニス・ブレインのそれだろうか.

2005/04/05

日常

 仕事.今日から開館だがお客少なし.家内制手工業で新入生用の貸出カード作りに勤しむ.
 帰宅して一息ついていたらケータイが鳴る.「固定電話が通じないよ!」故障かと思ったら,レシートの山の中から督促状が出て来た(-_-;).まったく気がつかなかったですよ(ToT).恥ずかしいったらありゃしない.慌てて料金を振り込みにコンビニに走る.
 おかげで書こうと思っていたネタが雲散霧消してしまったことですよ.もう一度仕切りなおしです.

 スポニチ【大魔神 榎本加奈子と再婚へ】他人の好みはとやかく言うまい(^^;).

今日のBGM

バルトーク/ピアノ協奏曲第2番@ゲザ・アンダ(ピアノ),フェレンツ・フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団(DG)

 現在ならもう少しまろやかな演奏もあるだろうが,これは1960年代初頭を飾る,とんがった名演の記録.実に角張っている(^^;).アンダもフリッチャイも力量のある奏者なので,力でバルトークと格闘しねじ伏せているように聴こえる.

2005/04/04

日常

 今日はきっと「Conclave=根比べ」ネタが方々を乱舞していることであろうか(-_-;).不謹慎な.
 ところで昨今「枢機卿」をニュースなどで「すうききょう」と読んでいるけど,「すうきけい」の方が正しくないかしら?

 仕事.閉館して新年度のための諸準備など.とにかく,捨てる書類を選別して捨てまくる(>_<).残しておく書類は箱詰めにして倉庫へ下ろす.ファイリングして手元に残す書類は,これまたどんどん穴を開けてファイリングする.この4月1日から個人情報保護法が完全施行になっているので,個人情報のある書類の破棄は慎重かつ厳重に行う.
 ときに個人情報保護法って,ある地方公務員氏にとっては自らの威信を誇示する「ハレ」の業務なのだろうが,G.C.W.氏などには他の図書館業務同様の日常的な「ケ」の業務でしかない.完全施行に従い勤務先のプライバシーポリシーを暫定的に策定し(最終的には運営委員会に諮ってのち稟議を回して決定),日常の業務で細心の注意を払うように意識することを促すくらい.今更「我々は個人情報保護をやってあげているんだぞ」と,ことさらに恩着せがましく騒ぎ立てるほどのことでは無いわ.

 京都新聞【「着うた」4社が勧告拒否 違反ないと公取委に回答】メモ.

 このblogには珍しく(?)コメント欄がここ数日盛況です.ありがとうございます.

今日のBGM

J.S.バッハ@ヨハネ受難曲BWV245@フィリップ・ヘレヴェッヘ/コレギウム・ヴォカーレほか(ハルモニア・ムンディ・フランス)

 不信心者のG.C.W.氏にして,やっぱりこーゆう曲が聴きたくなってしまうんだから,ヨハネ・パウロ2世は偉大な教皇だったのでしょう.異教徒の祈りでも寛大に受け止めていただければ幸いです.

2005/04/03

日常

 休日.食料調達と1,2の買い物.あとは読書とかネットとか.
 読売3連敗で最下位(^^;).開幕3連戦が終わっただけとは言え,投手陣崩壊はちょっと深刻かも.

 ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が亡くなりました.カトリック中央協議会というところのサイトに【特集:ヨハネ・パウロ2世逝去と教皇選挙】が組まれています.

「出版ニュース」4月上旬号

 「出版ニュース」4月上旬号(2035号)に「フランスの書籍公貸権法(概要)」(長塚真琴執筆)が掲載されています.中身は,ちょっとG.C.W.氏には難しい(^^;)ので,内容紹介は他に譲ります.

今日のBGM

ヴェルディ/レクィエム@ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィル(DG)

 1972年録音のモノ.ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世の逝去を悼んで.細かな宗教的なあれこれはともかく,激動の時代に立ち向かった教皇には,劇的なレクィエムが相応しいような気がします.

読了本

 『ベースボールと陸蒸気:日本で最初にカーブを投げた男・平岡凞』(鈴木康充,酒井堅次著/小学館文庫571/小学館/2005年4月初版/本体571円),『城の中』(入江相政著/中公文庫限定復刊/中央公論新社/2004年10月改版/本体1333円)読了.

 平岡凞(1856-1934)は幕臣の子として生まれ,USA留学から帰国後に鉄道技師として草創期の国鉄で働く傍ら,日本で最初の野球チーム「新橋アスレチックス」を立ち上げ野球を日本に普及させ,後には自ら会社を起こしそれは後の汽車製造株式会社に発展する.更には親譲りの歌舞音曲の才能を発揮して三味線の一派を起こしたり,江戸小物の大コレクション(惜しくも関東大震災で焼失)を集めたり.八方破れのようでありながら,不思議に締めくくりがきちんとついている,人生の天才とも言えそうな人物である.吃驚したのは,『福沢諭吉の真実』(平山洋著)にて福沢諭吉が時事新報の記者として信頼していたひとりとして挙げている箒庵高橋義雄(時事新報を5年で退社した後は実業界に転じ,王子製紙専務などを務め,これまた数寄者として後半生を送る)が平岡の娘婿になっていたこと.全く,明治のヒトは何処でどのようにつながっているかわからない.

2005/04/02

日常

 休日.早起きして掃除洗濯.好天に恵まれたのでガスレンジを解体して大々的に,風呂場をいつもより念入りに磨く.終了後,ふと思い立って北茨城まで片道2時間クルマを走らせ,茨城県天心記念五浦美術館茨城大学五浦美術文化研究所を見に行く.なかなか面白いところ(^^;).帰りに大津港でカミさんのために立ち寄りたい所があって,行ってみたら閉まっていた.閉店しちゃったのかな?
 それにしても,いわきとか北茨城とか古殿とか平田あたりのヒトの運転の荒っぽいことと言ったら(-_-;).今日は何度もコワイ目に遭いました.

 今日は久し振りにぐっすり眠れるといいのですが.

今日のBGM

シューベルト/交響曲ハ長調D.944(第9番)@カルロ・マリア・ジュリーニ/バイエルン放送交響楽団(SONY)

 何もかもが浄化された「天上の音楽」ですよ,この演奏は.早朝の深深と冷え込んだ空気と日の光のような.

2005/04/01

知識・知恵・読解を尊重する伝統と図書館の整備

 もうひとつ,南さんからご教示いただいた記事.

 読売新聞【フィンランド報告(7) 天然資源は「木と頭」 : 教育ルネサンス

 「経済協力開発機構(OECD)の国際学習到達度調査で好成績を収めた最大の理由は」という問いにフィンランド教育省の事務次官氏は

(前略)私は図書館の整備を挙げたい。国民1人が図書館で借りる本は年間21冊で世界一だ。幼いうちに、図書館の使い方を親が教えるという習慣も根づいている。我が国には知識、知恵、読解を尊重する伝統がある。

と答えている.貸出冊数もさることながら,自学自習を援助するための図書館,という役割が定着しているということだと,G.C.W.氏は考えます.

活字文化振興は国の責務

 読売新聞【活字文化振興は国の責務

 南さんから記事の存在をメールで教えていただきました.ありがとうございますm(_ _)m
 記事に拠れば

「文字・活字文化振興法」の骨子案をまとめた。 文字・活字文化の振興・推進は国や地方自治体の責務と明記し、利用しやすい図書館づくりなどの環境整備を求めている。国民の活字離れを深刻に受け止め、「総合的な施策の推進により、知的な国民生活と文化の薫り高い社会の形成に寄与」しようというものだ」

との由.これがひょっとすると,「国による図書館振興」政策の転回点になるやもしれません.「著作物再販売価格維持制度の維持なども求めている」ご愛嬌(^^;)もありますが,図書館業界としても注視していきましょう.「国による図書館振興」が広くみんなの目に触れ,幅広い支持が得られるようになることを期待します.

参考
Yomiuri On-Line / 21世紀活字文化プロジェクト

日常

 今日から新年度.
 仕事.勤務先のサイト再構築午前中でほぼ終了.いろいろ恥ずかしい箇所や問題になりそうな部分はあるが,取り敢えずはこれでやるしかない(^^;).午後は親任式とか辞令交付とか.9年前にもらった肩書き,そのまま.さすがにやさぐれそう(-_-;).図書館屋は「肩書き」で他人を脅かす仕事じゃないから,それはそれでいいんだけど.むしろ勤務先の外聞が悪くなることの方が心配.

 産経新聞【少子化 センバツの効果期待?私大“広告合戦” もう一つの甲子園熱く】なるほどねえ.

今日のBGM

マーラー/交響曲第1番ニ長調@ロリン・マゼール/ヴィーン・フィル(SONY)

 マゼールのマーラーは何処までも健康的.1番ではさすがに老獪な指揮ぶりで青春の甘酸っぱさを引き出している.

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