今日のBGM
ショスタコーヴィチ/交響曲第2番変ロ長調作品14“10月”@ムスティラフ・ロストロポーヴィチ/ロンドン交響楽団(テルデック)
これはショスタコーヴィチ流の〈象徴主義〉とでも言うべき作品.象徴派,と言うにはいささか描写が直裁かもしれないが(^^;).何しろ場面転換にサイレンが「ブー」と登場するような交響曲である.もっとも,このロストロポーヴィチの録音では,どういうわけだかサイレンに大きくティンパニをかぶせてサイレンを目立たなくしちゃっている.ここは不満.サイレンの劇的な効果を体験したければアシュケナージ盤(デッカ)がよろしい.
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