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2005/01/24

図書館員のモチベーション(戒めも含めて)

 【笛と私と図書館と: 図書館員は図書館好きじゃない?】

 なかなか難しい話ですね.G.C.W.氏は図書館勤務17年目で,出入はあるけど館員4名という小さな職場で,就職以来担当する仕事もそれほど目立って変わらないまま(ここ10年くらいはホントに変わってない)肩書きだけが微妙に変化する,という感じで来ています.正直なところ「図書館屋」としてのモチベーションを維持するのには,ちと厳しい(^^;)環境ではあります.

 都道府県立や総合大学の大規模図書館なら図書館内部で異動して,違う業務(例えば目録係→相互利用係のように)に就くことも可能ですが,ウチなんかだと「異動」を希望したら図書館の外に出るしか無いし,出されたら最後,図書館に戻れる保障は無いですから.そうなると,異動で周囲や心境に変化をつけることも難しい.

 そもそも「図書館の仕事」って創造性が無いとは言わないまでも,ルーティンワークが意外に多い上に自己完結しやすく閉塞的になりがちで,おまけにノルマを作りにくい仕事が多かったりします.仮に「1日にレファレンス10件片付ける」って目標立てても,レファレンス依頼が10件来なかったらどうするの,みたいな(^^;).ノルマが作りにくいってのは,ある意味達成感が得にくい仕事と言う意味でもあるわけで.
 そうこうしているうちに,少しづつ生活に消耗していき,元々図書館が好きで求道者だったはずのヒトが変貌して「やる気の無い図書館員」が出来上がるわけなのでしょう.

 他人事みたいに書いてますけど,もちろん,G.C.W.氏にその気が全く無い,と言ったらウソになりますね(^^;).うんざりするほど退屈を感じる時もありますし,ここ数日のように煮詰まってしまう時もあります.「お客の喜ぶ顔が見たいから」みたいなキレイゴトでは収まりませんよ,実際のところ.

 では,どうする(^^;)?
 以前読んだマンガ(題名忘れた)で,ハスの花の絵を描きながら「裁判官の仕事はとっても大変なものだ.お前もこのハスの根っ子のように,心の中に常に新鮮な空気を送り込んでおくように努力しなくちゃダメだぞ」と息子を諭す父がいました(いや,こんな直接的な言い方はしていなかったな)が,G.C.W.氏は図書館屋も同じようなものだと思ってます.常に頭や心に新鮮な空気を送り込むことを自らに課さなければ,小さな職場でルーティンワークを繰り返すだけの事務屋になってしまうぞ,と.
 言い方を換えれば,仕事以外の「好奇心のアンテナ」をどれだけ腐らせずに保ち続けることが出来るか,それも自ら努力してアンテナを磨き続けなきゃダメ,ということじゃないかと.20年位前にあるひとから聞いた「いい仕事をするためには,いい趣味を持たなきゃダメだよ」という言葉は,蓋し至言と言うべきでしょう.


 まあ,学生の頃から「部屋の本棚に図書館関係の本しか無いヤツが図書館員やっちゃダメ」と言っているG.C.W.氏は,所詮ワーカホリックには成り得ないヒトなので,↑こんなこと書いていても,みなさんあまり鵜呑みにしないで下さいね.
 あ,そうそう,G.C.W.氏は「図書館」と本は好きですけど,図書館業界や勤務先が好きかどうか,はまた別の話ですね.図書館業界は大嫌いです(^^;).

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コメント

図書館を外側から見ている立場なので詳しい内情はわかりませんが、全ての図書館員が図書館好きであるとは、やはり思えないですよね。委託や派遣で最初から「図書館で働きたい!」という気持ちを持っている人ならばいざしらず、人事異動で仕方なく配属される人もいるでしょうから。
かくいう私も、本好きが高じて図書館勤務を目指していたのですが、今になって思えば、読書環境としての図書館は好きでも、職場としての図書館はさほどでもなかったのかなと感じています(けっして図書館批判ではなく、自分の気持ちとして)。憧れのベクトルが少しずれていたのかもしれません。
図書館員全てが図書館好きというのは、実はちょっと恐いのかもしれない。好きすぎて周りが見えなくなったりしたら、社会復帰は難しいなぁと思いますもの。これは図書館に限らないでしょうけどね。「二番目に好きなことを仕事にしたほうがいいよ」という言葉は、案外本当だなと感じています。

>>へのさん

 誰かが「図書館員は図書館や,本が好きな人がなるかと思っていた」と書いてましたが,個人的には,「仕事」と「好きなこと」は全く違っていても一向に構わないと思ってます.「仕事」ってのはあくまでも生きるため(食べるため)の手段であり,それは仕事の内容や対象について好きだとか嫌いだとかなどとという個人の感慨とは,全く別のところでやるべきことだと思っているので.
 だから,好き嫌いや,やる気の有無で仕事の内容や結果が左右されるのは好ましい事態では無いのです.そこに「仕事」がある以上,それを責任を持って遂行するのがプロフェッショナルの矜持というものだと思いますよ.

 だからこそ,趣味は仕事と別に持たなくちゃいけないんですよね(^^;).仕事と自分を同一化させずに,客観的に眺めるためにも,ね.

>>G.C.W.氏

私も同感です。でも、「プロ」じゃない人は結構いるし、自分も「プロ」かどうか怪しいものだと思ってます。無性に働きたくなくなる時があるので。
たしかに、仕事と趣味は分かれていたほうが良いでしょうね。できれば、職場を一歩出たら仕事のことは一切忘れてしまいたいけれど、なかなかそうもいかず。
話が飛躍しますが、同僚とはあまり酒を呑みたいと思わないのですね。個人的な感情とか、そういうものではなく、結局は仕事の延長戦になってしまうから。例えば、仕事絡みの付き合いでも、職場の野球部とかテニス同好会みたいな集まりならば、まだ救われるかもしれませんが、そういうのではない場合は、だんだんと辛くなってくるのです。だから、仕事絡みでない呑み会は、それだけで心が浮き立つというか。
そうとう重症かもしれません。

>>へのさん

 あ,「プロ」ってのは「その仕事をしてお金をもらっているヒト」くらいの意味でして,経済産業省が選ぶ現代の名工(↓参照)とか,そういう高度なヒトであることを要求してはいません(^^;).
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/11/h1124-1.html

 それに,働きたくないのは人間の本能ですよ(^^;).それゆえ「勤労の義務」がちゃんと憲法27条に書いてあるんでしょう.個人的には,どうせ義務なら楽しくやりたい,というところもありますね.お酒も,美味しく飲めたほうがいいに決まってますし.

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