今日のBGM
マーラー/交響曲第7番ホ短調@ラファエル・クーベリック/バイエルン放送交響楽団(DG)
G.C.W.氏がマーラーを聴き始めたのは1978年頃からだが,その頃第7番のLPはショルティとノイマンがあるくらいで,クレンペラーもバーンスタインもシェルヘンも廃盤.ショルティもノイマンもレギュラー盤だったので2枚組4600円くらいしたため,小遣いの乏しい中学生には手が出ない(-_-;).そこに当時2枚組3000円の再発廉価盤で出たのがクーベリック盤だった(DG:MGX9929/9930).その後,クレンペラーも1981年頃廉価盤で出たが,いま振り返って考えてみると,「あの」クレンペラーから聴き始めるとのクーベリックから始めるのではエライ違いで(^^;).クーベリックのこの録音は,いろいろな意味で後発の録音(テンシュテット,レヴァイン,アバド,マゼールなど)に追い越されてしまったところがあるものの,ある種の手作り感と温もりがあり,存在価値は失われていないと思う.
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