押尾川部屋消滅
読売新聞【元大関大麒麟の押尾川部屋、来春限りに】,【相場数千万、新弟子争奪に敗れ…閉鎖決断の押尾川部屋】
押尾川親方(元大関大麒麟)は,元々二所ノ関部屋の出身で先代二所ノ関親方(元大関佐賀の花)の跡目争いに敗れ独立したのだった.現役時代の大麒麟(最初は麒麟児の四股名でとっていた)の相撲振りを知るひとの評判はいまひとつ.「土俵の上でふにゃふにゃしていて,ちっとも強そうに見えなかった」そうだ.
ちなみに二所ノ関に収まったのは元関脇の金剛(現役時代「ピラニア」とあだ名された旭国をして「あいつはスッポン」と言わしめた怪力の持ち主)だが,元横綱の輪島が親方株を借金の担保にしていたのが発覚して(他にもいろいろあって)角界を追われたとき,やはり親方株を担保に借金していたことを理由に追放はされなかったものの,処分されている.
これで結局,押尾川部屋の力士たちは二所ノ関部屋に転籍せざるを得ないとしたら,決断した押尾川親方の無念さ思い量るべし(sigh).
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